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シモーヌ・ペトルマン

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詳細 2015年3月25日 18:45更新

いまでは、同じアラン門下であったシモーヌ・ヴェイユの伝記作者としてしか想起されることのないシモーヌ・ペトルマン(1907-1992年)。この、日本ばかりかフランスでさえも、それほど着目されているとは言い難い哲学者は、第二次世界大戦後のある時期には、同じく神秘主義的な傾向を分かちもっていた作家ジョルジュ・バタイユ(1897-1962年)に多大な影響を与えてもいた。

「S・ペトルマンの小著について、それを卓越したものであるとわたしが判断すれば――もちろんプラトンに関する彼女の並外れた知識、プラトン哲学に対する彼女の情熱はいうまでもない――、われわれはきわめて優れた研究を手に入れるにちがいないように思える」(ピエール・プレヴォ宛1946年6月29日付の手紙)。

「シモーヌ・ペトルマンの道徳に関する立場は、古代グノーシス主義者のそれである。彼女はこの小著のなかで、二元論の歴史という問いを傑出した明晰さでもって提示している。彼女がさまざまに提示したものから出発して、わたしは古代二元論から精神/物質という二元論、そしてそれ以上に超越性/感性的世界という二元論への転換を分析した。これはこの著者によって考察の対象とされていることである」(『宗教の理論』)。

ここでバタイユがともに言及しているのは、ペトルマンの著作『哲学および諸宗教の歴史における二元論』である。奥付によれば1946年5月17日に印刷が完了したこのわずか132頁ばかりの著作は、彼女がパリ大学に提出した博士論文『プラトン、グノーシス主義者およびマニ教徒における二元論に関する試論』の副論文に相当するものである。バタイユは、この『哲学および諸宗教の歴史における二元論』への書評というかたちで、自ら『クリティック』誌上に「神的なものと悪の関係」(第10号、1947年3月)と題する一文を著している。

本コミュニティでは、いまだ知られざる(たとえば、『宗教の理論』の日本語訳では、彼女のことは「彼」と訳出されている)神秘主義的哲学者ペトルマンの業績を中心に、彼女が関わった作家や哲学者との関係をも含めて、光が照射できればと思う。

関連事項:
ジョルジュ・バタイユ/アルベール・カミュ/ドゥニ・オリエ/ジャン=ポール・サルトル/シモーヌ・ヴェイユ/グノーシス派/マニ教/二元論/神秘主義/シュルレアリスム

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2008年4月4日

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カテゴリ
学問、研究
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