アーサーラッカムが好きな方のコミュニティーです。
アーサー・ラッカム
ロンドン生まれ。
1894年にアンソニー・ホープの「The Dolly Dialogues」で挿絵画家としてデビュー。
「グリム童話集」や「リップ・ヴァン・ウィンクル」などの豪華挿絵本を次々と手掛ける。
親しみ易さと独創性を兼ね備えた画風で古典・新作問わず多数の名作を視覚化し、カラー印刷技術の黎明期に輝かしい功績を残した
アーサーラッカムは後の多くのイラストレーターに絶大な影響を及ぼしたとされる。
ラッカムの挿絵の数々ですが、その特徴はなんといっても植物にあると思います。
木々の元には闇があり、幻想的な物語が生まれるための未知の暗がりや薄明かりを織り成しています。
そういった中にある人物のイメージは、みな妖精的と言うに他なりません。
ーーーーーー主な挿絵本ーーーーーーー
マザー・グース(寺山修司訳/新書館/1977)
マザー・グース2(寺山修司訳/新書館/1978)
マザー・グース3(寺山修司訳/新書館/1978)
マザー・グース(寺山修司訳/新書館/1984)
※恐らく上記の三冊を一冊にまとめたものだと思います。
真夏の夜の夢(シェイクスピア文/伊東杏里訳/新書館/1979)
ウンディーネ(M・フーケー文/岸田理生訳/新書館/1980)
※1995年に新版が出ています。
リップ・ヴァン・ウィンクル
(ワシントン・アーヴィング文/高橋康也・高橋迪訳/新書館/1981)
ピーター・パン
(J.M.バリー文/高橋康也・高橋迪訳/新書館/1982)
ワンダー・ブック
(ナサニエル・ホーソーン文/野原とりこ訳/立風書房/1983)
ラインの黄金 ニーベルンゲンの指環1
(リヒャルト・ワーグナー文/寺山修司訳/新書館/1983)
ワルキューレ ニーベルンゲンの指環2
(リヒャルト・ワーグナー文/高橋康也・高橋迪訳/新書館/1984)
ジークフリート ニーベルンゲンの指環3
(リヒャルト・ワーグナー文/高橋康也・高橋迪訳/新書館/1984)
神々の黄昏 ニーベルンゲンの指環4
(リヒャルト・ワーグナー文/高橋康也・高橋迪訳/新書館/1984)
不思議の国のアリス
(ルイス・キャロル文/高橋康也・高橋迪訳/新書館/1985)
白雪姫 グリム童話集1(池内紀訳/新書館/1985)
赤ずきん グリム童話集2(池内紀訳/新書館/1985)
ヘンゼルとグレーテル グリム童話集3(池内紀訳/新書館/1986)
クリスマス・キャロル
(チャールズ・ディケンズ文/小池滋訳/新書館/1985)
イソップ物語(田辺佐保子訳/新書館/1989)
シンデレラ(C.S.エヴァンス文/安達まみ訳/新書館/1995)
アーサー・ラッカムたちのサンタクロース・オリジナル
(クレメント・クラーク・ムーア文/松本富士男監修・解説/片山五郎訳/燦葉出版社/1997)
Mother Goose マザー・グース
The Sleeping Beauty ねむり姫
The Wind in the Willows たのしい川辺
A Christmas Carol クリスマス・キャロル
The Legend of Sleepy Hollow スリーピー・ホロウの伝説