かつて魅力的な役者がいました。
名前は森雅之。
小説家・有島武郎の長男として生まれ、甘い大人のムードを漂わせた演技で映画や舞台を中心に活躍。
そんな彼に魅力を感じる人のコミュです。
森雅之(1911-73)
新劇俳優として出発した彼は、
舞台で築き上げた並々ならぬ演技力で、
日本映画の黄金期に優れた芝居を残しました。
1947 「安城家の舞踏会」 吉村公三郎 監督
1949 「破れ太鼓」 木下恵介 監督
1950 「羅生門」 黒澤明 監督
1953 「雨月物語」 溝口健二 監督
1955 「浮雲」 成瀬巳喜男 監督
1960 「おとうと」 市川昆 監督
知性、デカダンス、愁い、そしてときに豪快。
プライベートではテニスを楽しみ、酔うと饒舌だったそうです。
生まれたときには、すでにこの世を去っていた彼。
高校生の頃みた「浮雲」で強い印象をうけ、
大人の男性の魅力と憧れを感じたのでした。
森雅之を素適だと思う人、邦画を愛する人、写真をみて興味を感じた人、自由にコミュニティーに追加・参加して下さい。