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山猫

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詳細 2015年12月8日 16:53更新

映像の世界遺産とも呼べるイタリアの至宝。



シチリアの大地に最後の輝きを放つ 貴族社会の壮麗なる落日 


抬頭する新勢力と滅びゆく者の美学を豪華絢爛に描く一大叙事詩





第16回(1963年)カンヌ国際映画祭で最高賞〈グランプリ〉に輝いた巨匠ルキーノ・ヴィスコンティの『山猫』。これは、ヴィスコンティが唯一自身を語った意味でも代表作中の代表作であり、フランシス・フォード・コッポラ、ベルナルド・ベルトルッチ、マーティン・スコセッシら後の巨匠に大きな影響を与えた作品である。ヴィスコンティという唯一無二の才能のみが創り得た、もう二度と創ることのできない華麗なる一大叙事詩。イタリアの至宝、映像の世界遺産とでも言うべき作品が国を挙げての文化事業として復元され、撮影監督ジュゼッペ・ロトゥンノの監修で何度も改良を重ね今世紀に入ってようやく終了、「イタリア語・完全復元版」として甦った。そして、更なる輝きと艶やかな色彩を取り戻した映像に溢れるのは、特殊効果やデジタル映像の力に溺れない映画本来の豊かな時間、そして極上の陶酔感だ。それは初めて観る者も、そして既に観ている者をも虜にするに違いない。





原作はシチリア貴族、ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーサ(1896〜1957)が死の直前に完成させた生涯唯一の長篇小説。貴族ランペドゥーサが書き、ミラノを統治した名門貴族ヴィスコンティ家の末裔ルキーノが映像にした、滅び行く貴族社会の最後の輝き。そこには、本物だけが持つ鋭い洞察力と豊かな感性こそが創り得るドラマがある。なかでも特筆すべきは映画史上の伝説ともいえる、全篇の約1/3を占める大舞踏会だ。これこそまさにヴィスコンティ美学の真髄である。
 『山猫』の日本初公開は、大幅に短縮された英語国際版で1964年。そして1981年にイタリア語のオリジナル完全版がようやく公開された。オリジナル完全版は物語の完成度が遥かに高いものの、残念ながらプリントの保存状態が悪く、発色という点では国際版の鮮やかさに及ばなかった。





[監督・脚本] ルキーノ・ヴィスコンティ
 1906年11月2日イタリア、ミラノ生まれ。イタリア有数の名門貴族の家系。ジャン・ルノワールの助監督を務めたあと、『郵便配達は二度ベルを鳴らす』で監督デビュー。ネオリアリズモの先駆的作品と注目される。
 シリチアの漁民たちを起用した映像叙事詩『揺れる大地 海の挿話』(48)でヴェネツィア映画祭の国際賞を受賞。54年には大作『夏の嵐』で堂々たる監督作品を発表。57年にはドストエフスキー原作『白夜』を映画化。60年はアラン・ドロンを迎えた『若者のすべて』で南部の労働移民の悲劇を描いて絶賛され、ヴェネツィア映画祭審査員特別賞を受賞。62年は『ボッカチオ'70』の挿話でロミー・シュナイダーを主演に起用。63年は『山猫』をカンヌ映画祭に出品し、その圧倒的な出来映えによりグランプリを獲得。65年はクラウディア・カルディナーレ主演『熊座の淡き星影』でヴェネツィア映画祭金獅子賞を受賞。67年はマストロヤンニ主演でカミュ原作『異邦人』を完全映画化。 この後、「ドイツ三部作」に取りかかり、69年はナチス政権とユダヤ系鉄鋼財閥の大家族の悲劇を衝撃的に描いた『地獄に堕ちた勇者ども』でアカデミー賞脚本賞にノミネート。71年はトーマス・マンの小説を作曲家マーラーに置き換えた『ベニスに死す』でカンヌ映画祭25回記念大賞を受賞。73年はバイエルン国王の謎の死までを壮大に描いた大作『ルートヴィヒ 神々の黄昏』を完成させる。74年は再びバート・ランカスターを主演に『家族の肖像』に取り組み、続いてダンヌツィオの小説を元に『イノセント』(76)を完成させ、76年3月17日、ローマの自宅で逝去。





アラン・ドロン [タンクレディ]
 1935年11月8日フランス、パリ郊外ソー生まれ。イヴ・アレグレ監督「女が事件にからむ時」(57/TV放映)でデビュー。『太陽がいっぱい』(59)でトップ・スターとなり、ヴィスコンティも早速『若者のすべて』(60)で起用。以来、アントニオーニの『太陽はひとりぼっち』(62)や、『地下室のメロディ』(63)などで活躍し、再びヴィスコンティと組んだ『山猫』で評判となりゴールデン・グローブの有望若手男優賞にノミネートされた。70年代から日本でCM出演以外にも多くのヒット作品を放ち、ファンの心をとらえ続けた。




クラウディア・カルディナーレ
[アンジェリカ]
 1939年4月15日チュニジア、チュニス生まれ。57年チュニスで撮影したジャック・バラティエの「Goha」で映画デビュー。マリオ・モニチェッリの傑作泥棒コメディ「I soliti ignoti」(58)にキャスティングされ、一躍スターダムに躍り出る。『若者のすべて』(60)でヴィスコンティ作品に初登場し、『山猫』ではきついコルセットで度々気絶しながらも大役を果たし、健康的な色気を放つ。続いて『熊座の淡き星影』(66)、そして教授の妻役で『家族の肖像』(74)にカメオ出演。『ブーベの恋人』(63)ではナストリ・ダルジェント主演女優賞を受賞している。






http://www.crest-inter.co.jp/yamaneko/index2.html

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2005年9月11日

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カテゴリ
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