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D51

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詳細 2020年4月29日 01:48更新

D51形蒸気機関車(D51がたじょうききかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が設計したテンダー式蒸気機関車である。


D51形三重連(1971年、伯備線布原信号場にて撮影)主に貨物輸送のために用いられ、1形式として最も量産された日本を代表する蒸気機関車で、総生産両数は1,115両であり、ディーゼル機関車や電気機関車などを含めた機関車の1形式の両数では日本最大の記録である(この記録は現在も他の車両に更新されていない)。

デコイチ(又はデゴイチ)の愛称は有名で、蒸気機関車の代名詞にもなった。
構造

「ナメクジ型」のD51 51(2006年12月、嵯峨嵐山駅前広場にて撮影)

標準型のD51 720(2005年4月、瀬野川公園にて撮影)母体となったのはD50形で、その性能はほぼ同一である。使用圧力の向上など細かな改良により、牽引力の若干の増大を図っている。また、軸重を軽減し、全長の短縮などを施して地方線区でも使用ができる様にされた。電気溶接の全面的な採用と共に動輪輪芯は箱型化され、形態的にはC57形に近いと言える。

初期に製造された95両(正確には1〜85・91〜100号機)は、ボイラー上の砂箱と煙突の間に給水暖め器をレール方向に置き、それらを覆う長いキセ(覆い)持つことが外観上の特徴である。その後の通常形ドームとの区別のため「半流線形型」、略して「半流形」と呼ばれるようになり、その形状から「ナメクジ」の通称もある。また、22・23号機はドームがさらに運転台まで延びているため、「おおナメクジ」、「スーパーナメクジ」と呼ばれている。因みに23号機はキャブ側面にタブレットキャッチャーを、ランボード上にナンバープレートを装着していた。なお、両機は後に通常の「ナメクジ」型に改装されている。

ナメクジ型は、構造上集煙装置が取り付けられないため、配置が区別されており、通常型へ改造された例も見られる。なお、これはファンの間での通称であったが、後に初期型D51を区別する呼称として国鉄内部でも用いられた。

ナメクジ型は重量配分がよくなかったため、浜松工場製の86〜90号機のおいて改良試作が行われ、給水暖め器を煙突前に枕木方向に載せ、担いばねの釣合梁の支点を変更して、動輪重量を均等化する等の変更が行われた。結果が良好だったため、その後101号機以降はこの仕様で新製され、広くD51のイメージを決定付けた。

戦時後半に製造された車両は、D52形と同様にランボードやデフレクターなどに木材などの代用材を多用したり、煙室前部上方と煙室扉上部の省略、ドームのカマボコ型化、台枠を省略した船底形炭水車に変更するなど、資材の節約と工期の短縮が行われた戦時形となっている。しかし、粗悪な材料や溶接不良を原因とするボイラー爆発などの事故が多発し、乗務員には「爆弾を抱えて運転する気分」などと酷評された。戦後、これらの車両は、材質や性能の標準化が行われたが、ドームや炭水車の形状などに特徴が残った。

又、通常の煙突をギースル・エジェクタに改造された車両もあり、追分機関区に集中配置された。
主要諸元(101号機以降の標準型)
全長 19,730mm
全高 3,980mm
車輪配置 1D1(ミカド)
動輪直径 1400mm
シリンダー(直径×行程) 550mm×660mm
ボイラー圧力 15kg/cm²
火格子面積 3.27m²
全伝熱面積 168.8m²
付熱全面積 221.5m²
過熱伝熱面積 41.4m²
ボイラー水容量 6.0m³
機関車運転重量 78.37t
動輪軸重(最大) 14.30t
炭水車重量 47.40t
機関車性能:
動輪周馬力 1,280PS

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