Perfomed by αTYPE-300
Composed by jun
あれは思い起こせば、1年以上前・・・・・時は、2006年8月8日。
雲一つない快晴の中辿り着いたのが、大阪は天王寺にある某ゲームセンター。
そこで確かイベントが行われた・・・そう、「DanceDanceRevolution復活記念祭」だ。
何百人ものDDRファンが見守る中、公約したのが『PARANOiAシリーズの最新作を作ること』。
その瞬間、誘われるまま飲み込まれた闇の底で、「それが使命である」と冥王(HADES)に告げられた ─────
あの日以来、冥王の目を恐れ、ひたすら制作に明け暮れた。
4小節毎に移り変わる不規則なリズム、それは冥王に追われる焦りの心情。
真っ赤に染まる冥界を必死に逃げ惑う。
呼吸は乱れ、叫び、駈けずり回る。
それでも振り切れない、追い迫る恐怖。恐怖。恐怖。
心拍数は300まで加速する。
そして完成した瞬間、振り返った僕の瞳に映ったものは、巨大な鎌が迫る影と、真紅の ・・・・・。
<jun>