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「偽善」について考える会

「偽善」について考える会

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近年、「発展途上国の難民を救いたい、飢餓や貧困を撲滅したい」という方々が増えてこられたように見受けられます。多くの方々がNGO団体等を立ち上げ、またその活動に参加していることは大変殊勝な心がけだと思います。本心から志をもってそれらの活動をする方々は心より尊敬します。

しかしながら一つ疑問に思う点があります。それらの方々の多くは、難民=アフリカ人と決め付けておられないでしょうか。

確かにアフリカは統計的にも今現在、世界で最も恵まれない地域の一つであることは事実です。しかしながら多くの方々は「難民」という言葉を聞いた際、メディアで頻繁に報道される「アフリカの黒人の子供達」を連想してはいないでしょうか。恵まれない子供達はアフリカ以外の国々にも確実に存在すると思われます。

また「困っている人を救いたい」と言っているにもかかわらず、新潟県で地震が発生した際には、テレビでただ傍観し、募金活動の前をただ素通りし、全く興味を見せない方々は本気で人を救う気があるのかと疑問に思うことがあります。

また、「難民を救いたいからアフリカに行ってボランティア活動をする、現地に行って子供達に本を読んだり、一緒に遊んだり、そして一緒に写真を撮る。」こういった方々の多くは、本心から恵まれない人を救いたいのではなく、「難民を救っている自分の姿」に酔いしれている場合が多いように感じます。満足な食事や飲み水もない状況に置かれている人たちにとって、一番必要なのはキャッチボールでも写真でもなく「資金」や「食糧」です。

知り合い等でそういったボランティア活動に参加し、帰国すると、必ずといって良いほど黒人の子供達に囲まれた写真を見せたがります。これは「自分は尊いことをしてきた。かわいそうな人間を救ってきた。自分は偉いだろう。」という気持ちを無意識に誇示したいのだと考えられます。これはまさに本末転倒であり、また、恵まれない人たちを見せ物にしているようにも感じられます。

一方で、大企業やその経営者たちは頻繁に巨額の資金をユニセフ等の団体に寄付しています。これは一部の方々から、評判をあげるための「偽善」だと批判されることがあります。

しかしながら3円のワクチンで一人の子供の命を救えると言われている中、「現地に赴いて子供と遊び、写真を撮影し、自分の姿に酔いしれている方々」と「何億もの資金を寄付する方々」とではどちらが本当の偽善者でしょうか。どちらがより多くの人命を救っているのでしょうか。

何万もの旅費を投じ、何万もする衣類を身にまとい、何万もするカメラで難民達を撮影するより、そのお金を寄付することの方が本当の意味での「善」だと感じます。

今現在、全国の都道府県におけるアルバイトの最低賃金は時給にして平均650円ほどだと言われています。これは一人、一時間に217人ほどの子供の命を救える計算になります。

少数の代表者たちが、皆で稼いだ資金や物資を現地に届けることこそが理想的な救済方法だと感じます。

最後になりますが、私が一番の偽善だと感じる行動とは、実際に困っている方々の姿をメディア等で目にしていながら、ただ手をこまねいて傍観し、「かわいそうだね」や「助けてあげたいね」等と軽々しく口にすることです。

心底誰かを救いたいと思っているのならば、実際に、たとえ小さくとも、とにかく一歩前に踏み出し、何か少しでも行動に移すことこそが一番尊いことだと思います。

世間体や友人への自慢話のためではなく、真の志を持ってこの世界から飢餓や貧困を撲滅しようと日々活動されている方々に心より敬意を表します。


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※こういった考え方に賛同していただける方、または反対の方、偽善についてご意見がある方のご参加を心よりお待ちしています。


※このコミュニティは高い志をもって真剣にボランティア活動に取り組んでいる方々を非難するものでは決してありません。ファッション感覚でボランティア活動を行い「自分は偉いことをしている」と勘違いされている一部の方々に対し警鐘を鳴らすものであります。

開設日
2005年08月20日
(運営期間4058日)
カテゴリ
学問、研究
メンバー数
907人
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