ヴィルヘルム・ディルタイによれば、「あらゆる言葉、あらゆる文章、あらゆる身振りや儀礼的形式、あらゆる芸術作品、そしてあらゆる歴史上の行為はが理解可能なものとなるのは、それらの中で外化されたものとそれらを理解しようとする人間との間を結びつける一定の共同性が存在するからに他ならない」。(『精神科学における歴史的世界の構成』)
つまり、同時代における思想、哲学、宗教、文学、芸術、歴史的事件などは、ある一定の「空気」のなかで、ある関連性をもって起こっているのです。そしてそれらはすべてある一定の「気分」を共有しています。このような観点から、近現代日本における精神的雰囲気について雑談してみませんか。
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明治維新/大逆事件/コム・デ・ギャルソン論争/小林秀雄/ファシズム/天皇制/横山やすし/学生運動/丸山真男/田中角栄/援助交際/江藤淳/日本浪曼派/『太陽の季節』/西田幾太郎/大正教養主義/黒澤明/自虐史観/森有正/吉田茂/モーニング娘。/日韓併合/村上春樹/プロレタリア文学運動/綿矢りさ/三島由紀夫/東京オリンピック
ようするに何でもありです。近現代日本の思想・歴史・文学・音楽・芸術・サブカルチャーなどに興味のある人なら誰でもOKです。それらの精神性について考察できればよいと思います。一緒に勉強しましょう。