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サロン文化人類学

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コミュ内全体

詳細 2015年1月1日 15:33更新

          【コミュニティ設立に到る経緯】

「どうしてあなたは山に登るのか?」と訊かれて、「そこに山があるからだ」と答えた人がいるように、「どうしてあなたは知りたがるのか?」と訊かれたならば、私はこう答えたい。

「そこに謎があるからだ」と。。。

 そしてこのコミュニティの母体となった議論の始まりも、実はあるひとつの神秘的な謎が私たちの好奇心を喚起したからだった。


        〜〜〜〜〜 PITCAIRN 〜〜〜〜〜

 カナダ在住の友人ロベルトから久し振りにメールが届いた。彼は、イタリア国立科学研究所のメンバーで宇宙物理学者。理系頓珍漢だったわたしに、サイエンスのロマンを吹き込んでくれたひとだったけれど、退職してバンクーバーに行ってしまった。その退職祝いだったのだろう、ソマリア人の美人の奥さんと二人でポリネシアの島々を巡る旅に出かけていた。

 ロベルトからのメールには、どうやってこの世界で最も孤立したピットケアン島へたどりついたのか、説明があった。

      問題はいかにしてそこにたどり着くかなのです。
     タヒチから週一便の飛行機でフランス領タヒチの最
     南東のガンビエル諸島に渡りました。そして、そこ
     からピットケアンまでは小型船舶で二日間の船旅で
     した。これがそう穏やかなものではないのです。島
     を出たのは一ヵ月後、その同じ船での帰還でした。

 ピットケアンは英国のバウンティ号の叛乱で知られる島だ。西インド諸島の植民地が、アメリカ独立戦争のために食糧のパイプラインを絶たれ、その代わりに「パンノキ」を植えることになった。ジェームス・クックがタヒチで見たというパンノキを求めて、バウンティ号は出航する。

 大航海時代の船乗りたちの頭の中がどうなっていたか知るよしもないが、バウンティ号の乗組員たちは叛乱を起こし、南太平洋に留まりたいと思ったらしい。そして、タヒチからさらに孤島であるピットケアンへと渡っていった。その後、この絶海の小さな孤島でなにが起こったのか。

「宗教はキリスト教で、島民は熱心なプロテスタントのセブンスデー・アドベンチスト教会であるため、島民はアルコール(酒)は飲まないし、タバコは吸わない。食のタブーもあり、豚肉や海老は食べないと言う。これは、反乱者達が島に住み着いてから、仲間割れによる島での殺し合いが起きた時、反乱者の最後の生存者であるアダムズが聖書に助けを求めて以来、キリスト教の教えを熱心に現在に至るまで守っているためである」

 ところが、

「1999年、この島に研修に訪れていたイギリスの女性警察官が、この島の女性から、この島の14歳以下の女性と大部分の成人男性が性交渉をもっている、という事実を告げられた。彼女はこの事実をニュージーランド在住のピトケアン総督に報告し、捜査の結果、この告白が事実である事が判明した。これは本国のイギリスの法律に照らせば当然違法であるわけだが、島の男性はこれは島の風習であり、イギリスの法律で裁くことは適さないと主張している」

 ここで素朴な疑問が湧き起る。「島の風習」と「キリスト教の教えを熱心に守っている」という部分だ。
 
        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 さて、ここまで読んで、何かを感じた人にはもう少しだけお付き合いいただきたいのだが、この‘Pitcairn’にまつわる「謎」が、我々を議論へと誘うに十分な魅力を秘めていたとするならば、その「謎」から始まった議論がまた、実に魅力的な展開を見せることになるのである。

          【コミュニティの趣旨】

まず、議題に上った話題を大まかにリストアップすると、

◆エロスとモラル、ジェンダーと性の解放
◆同化政策
◆一神教と多神教
◆階層秩序と均衡
◆神仏習合
◆神話と伝説
◆女神、山姥、オニババ論
◆性器切除
◆ビオディナミ、自然農法
◆糞尿論
◆身体意識の向上
◆視覚中心主義の三次元社会と身体の四次元空間認識
◆ロゴスとソフィア

などが挙げられ、敢えてカテゴライズするならば「文化人類学」と呼べそうではあるが、決してそこに収るものではない。

 また、通常はどんな議論であれ、参加者は必然的に、それぞれ自分の物差しを基準として築かれた見解を書き込むことになるわけだが、ここでは他の参加者がその書き込みに対し、ある特定の物差しを適用して評価する(ネット上の議論で多い)ようなことはせず、むしろ新たな視点を数多く提示することで、多様で全方向的な物差しを持ち込み、その意見のブラインドサイドを明らかにし、補強していくという方法を採る。つまり、ここはよくあるようなディベートの場でもなければ、何か一つの「正しさ」を巡って争う場でもないのである。従って、例えば「あなたのその意見は間違っている」などと、その場で一面的かつ一方的な評価を下したり、揚げ足を取って感情的に反発するような言動は一切却下される。もちろん、そうするのは自由だし、誰も止めはしないだろうが、そういう書き込みは見事にスルーされ、やがては淘汰される運命にあると考えて欲しい。

 というわけで、このコミュニティを設立するにあたり、サロンという名称を与えたのも、ここが議論の場であるというよりは、参加者が「知りたい」という共感によって繋がる場であることを強調したいからである。

 最後に、このサロンが目指す指針として、文化人類学者であるグレゴリー・ベイトソンの言葉を引用しておきたい。


 意識に届くものがもっぱら「目的」に従って決定されるとした場合、自己と世界のサイバネティックな姿が意識のスクリーンに映し出される可能性は極めて低い。というのも目的に導かれた議論は、一般にリニアル(線形的・非回帰的)な形式をとるからだ。「望むのはDである。BはCに通じ、CはDに通じる。したがってBからCへと進めば、Dを得ることができる」というふうに。しかし精神全体のしくみも、外界の出来事も、通常、因果の連鎖が循環するリカーシブ(回帰的)な形式を持つものだ。そこにリニアルな把握形式を持つ意識が押し当てられた場合、データのサンプリングにどのような偏向が生じるかは明らかである。すなわち、意識にすくい上げられるものが、自己や外界のシステムの全マトリクスからではなく、出来事の循環回路の一部だけを切り取った「弧」からのデータに限られてしまう。意識の狭く鋭い「注意」が、回路全体から「弧」を切り取って、それがすべてであるかのようにしてしまうのだ。・・・こうした目的意識が陥りやすい偏狭な見解を矯正することに、(智)wisdomと呼ばれるものの本質がある、と言えるようだ。


 ここで彼が(智)と呼んでいるのは、おそらく、一般に言われている「知」のことではない。そして我々は、このサロンでの交流を通して、彼が言うところの(智)を追求していければと願っている。

 それでは、サロンへの参加をお待ちしています。

            【過去の議論】

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=555293437&owner_id=2242225

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=564264385&owner_id=6158966

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=569887780&owner_id=6158966

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=578701776&owner_id=6158966

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開設日
2007年10月2日

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カテゴリ
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