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マルセル・モース

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詳細 2016年5月29日 23:34更新

フランスの社会学者マルセル・モース(Marcel Mauss 1872-1950)のコミュニティ



 人間の社会とは、交換に基礎付けられた社会である。

 与える義務、受けとる義務、受けとったら返報する義務、供物を奉げる義務……モースによれば、贈与、交換にまつわる、現在でも誰もが感じざるを得ない義務の感覚を支えているのは、人間を含む一切の存在の中に住まう物の中の霊である。

 贈り手は、贈り物と一緒に、自分自身の霊を贈与する。そして物の中の霊が、自ら贈与者の手元へと戻ろうとするのである。

 フィールド・ワーク(現地調査)経験のない人類学者であったとはいえ、ただ学者であるだけでなく、ボルシェヴィズムにも自由資本主義にも抵抗したモースは、純粋贈与(返報の期待のない贈与)の中に夢を見ていた。次のような言葉を残しながら。

 「返礼なき贈与はそれを受け取った者を貶める。お返しをするつもりがないのに受け取った場合はなおのことである。…喜捨はそれを受けとる者の感情をよりいっそう害する。したがって、われわれの道徳は、裕福な「施し好き」による無自覚で無礼な慈善を無くそうと最大限の努力を払うのである」(『贈与論』ちくま学芸文庫)

 ネオリベラリズムの時代に再読される『贈与論』から得られるものの一つは、まさにこのモースの悩みの中にこそある。

・『贈与論』
・レヴィ=ストロースの序章を加えた同『社会学と人類学』
・アンリ・ユベールとの共著『供犠』
・死後、モースの論文を加えた論集『人というカテゴリー』



◎ 関連するキーワードや弟子、影響を受けた人物
文化人類学、社会人類学、経済人類学、生態人類学、民族学、民俗学、岡本太郎、栗本慎一郎、エミール・デュルケム、イマヌエル・カント学派、レヴィ=ストロース、浮遊するシニフィアン、ミシェル・レリス、ジョルジュ・バタイユ、ロジェ・カイヨワ、ピエール・クロソウスキー、ジャック・デリダ、モーリス・ゴドリエ、負債、負い目、アンドリュー・ストラサーン、ストラザーン、全体的給付型社会、ポトラッチ、資本主義社会、自由資本主義経済、グローバリズム、グローバリティ、グローバリゼーション、リバータリアン、リバータリアニズム、アナルコキャピタリズム、無政府資本主義、国民国家による企業などへの政治的規制や介入の弱体化の推奨、地方分権と民主化、排他的愛国主義、原理主義、アイソレーションズム、他国不干渉主義、国家権力の否定と個人の主体性への着目という点での文化相対主義との類縁性、慈善事業、NPO、NGO、無償の奉仕

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参加メンバー 55人

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開設日
2007年9月6日

3427日間運営

カテゴリ
学問、研究
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