- 詳細 2012年2月29日 09:18更新
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○日本アニメ・ポスト・ポストモダニズム学会設立主旨
The aim of the Nippon Animation Post-Postmodanism Academy
ニーチェの「神は死んだ」発言を待たずとも、現代社会において、こと現代思想において、もはや「〜イズム」に主張される主体は存在せず、近年の我々を取り巻く現状は「潮流なき潮流」と呼ぶにしかるべきものである。
建築界より発生した「ポストモダニズム」という概念もまた、「潮流なき潮流」に飲み込まれ、現代を生きる我々を取り巻く情勢は混迷の一途を辿っている。
さて、現代日本を代表する表現手法は、もはや建築、絵画、文学といった既知の表象ではなく、”Animation”という映像表現手法の一つがその旗振りをしているといっても過言ではない。
だがしかし、その”Animation”もまた「潮流なき潮流」の只中にあり、「ポストモダンの次」を探し求めているのが現在の情勢である。
我らは、そのような現状を分析し、「ポストモダンの次」、即ち「ポスト・ポストモダニズム」をテーマとした知識の共有と研究を進めることこそが使命と決意した。
新学会の設立目的は、主として”Animation”を研究テーマと掲げてきた在野の研究者、自称評論家、他称オタク達の、知識と教養の共有を図ると共に、先述した「潮流なき潮流」の現状を打開し、新たな流れを見出すところにある。
本学会は
・多分野の人材をつなぐ点において「学際的」である。
・在野を重視する点において「非権威的」である
・製作者/消費者の枠組みを無視する点において「メタ的」である
・知識、教養の増加を求める点において「スノッブ的」である
本学会は、オタク歴、”Animation”鑑賞歴、知識の軽重の区別なく、民主的思考に基づき各世代の人材が対等に交流し、また常に向上心を忘れることなく研鑽し、成果を公表し、”Animation”と現代思想とを取り巻く問題をリンクさせることで、日本国民、ひいては人類全ての知性の上昇を目指し、現代社会において主として「役立たず」の立場から貢献することを目的とする創造的かつばかばかしい痴的集団であることを目指す。
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日本アニメ・ポスト・ポストモダニズム学会 活動予定
○設立：2007年8月26日
○日々の活動
昨今の高度情報化社会の進展において、醸成著しいソーシャルネットワークサービス（以下、SNS）であるが、そのなかでもmixiは日本におけるSNSの代表例であるといえる。そこで、本学会では、mixiにおけるコミュニティ機能を利用し、そこにおいて各種テーマの議論を深めていくことにする。
○年１回の大会の開催
ネット上での議論ではたどり着けない深遠な議論をおこなうためにも、現実世界における会合は欠かせないものと考えられる。そこで、年１回は学会員が集合し、日々の研究成果を発表や、各種テーマの議論をおこなう場を持つこととする。
○広報活動
学会の活動を世に知らしめるために、現在年２回実施されているコミックマーケット（以下、コミケ）において、学会会員による学術論文および評論などの販売をおこなうことを目指す。
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……あの、あくまで「冗談」なんで……石投げないでください…
