ほとんどの日本人は、「論語」と言う言葉を聞いたことがあるとおもいます。しかし、中身に関しては、深く知らないと感じます。私もそうですが、日々の生活の中にその思想は深く根付いていると言われます。
昨今の日本社会もそうですが、世界の多くの地域で、悲しい事件や人の尊厳を無視した行い、出来事等が目立つようになったと思います。どれも人が引き起こす事ですが、反省しない社会があると言う気がします。
2,500年前の中国も国々が争い、人々がいがみあったことから、多くの思想が生まれました。その本流になったのが「孔子」の教えだったと思います。東アジアをもとより、世界に広がった論語の思想をもう一度学ぶことが必要に思います。
今年、「仮名論語」(伊與田覚著)に出会い、学び易くして有り、これを多くの人に知ってもらいたいと思いました。
ミクシィ上にコミュニティを作り、みなさんに知ってもらい、ご意見等を交わし、社会が思いやりのある社会なればと願っています。
「仮名論語」
仮名論語 拡大版 (伊與田 覺 著)頒価 1,500円
仮名論語 ポケット版 (伊與田 覺 著 )頒価 1,200円
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問い合わせ先 論語普及会 06−6310−7733
(携帯論語)心を育てることば
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〜携帯からアクセス、150文字程度で読みやすい〜
『論語』
論語(ろんご、中国語のピン音Lúnyǔ)とは、孔子と彼の高弟の言行を孔子の死後、弟子達が書物にしたもの。『孟子』・『大学』・『中庸』と併せて「四書」の一つに数えられている。
[成立]
『論語』は前漢初期に出現し、後漢末期に現在の形にまとめられた。元々は孔子の言行を弟子や孫弟子たちが記録したものだという。
春秋末期の語法を残しているとの分析もあるが、平勢隆郎はこれを戦国時代に作文されたものとする。 科挙の出題科目にもなり約2000年間学問の主要科目になった。 日本には、応神天皇の代に百済の王仁と言う人物によって伝えられ、律令時代の官吏必読の書となった。 論語は、諺「論語読みの論語知らず」としても知られ、中国や日本はもちろん世界に冠たる書物である。
[書名]
四書のひとつである『孟子』はその言行の主の名が書名であるが、『論語』の書名が、たとえば「孔子」でなく、『論語』であるその由来は明らかでない。
[構成]
全20編で構成される。編の名称は各編の最初の二文字を採ったものであり内容上の意味はない。
学而第一(がくじ)
為政第二(いせい)
八佾第三(はちいつ)
里仁第四(りじん)
公冶長第五(こうやちょう)
雍也第六(ようや)
述而第七(じゅつじ)
泰伯第八(たいはく)
子罕第九(しかん)
郷党第十(きょうとう)
先進第十一(せんしん)
顔淵第十二(がんえん)
子路第十三(しろ)
憲問第十四(けんもん)
衛霊公第十五(えいれいこう)
季氏第十六(きし)
陽貨第十七(ようか)
微子第十八(びし)
子張第十九(しちょう)
堯曰第二十(ぎょうえつ)
[注釈]
漢代には既に、馬融や鄭玄などが『論語』に注しているが、現存最古のものは魏の何晏がまとめた『論語集解』(古注)である。南宋の朱子は、独自の立場から注釈を作り(新注)、江戸時代以降の日本ではもっぱら新注が用いられた。
[孔門十哲]
孔子の弟子の中で特に優秀とされる十人をいう。
顔回(顔淵)、閔損(閔子騫)、冉耕(冉伯牛)、冉雍(仲弓)、宰予(宰我)、端木賜(子貢)、冉求(冉有)、仲由(子路)、言偃(子游)、卜商(子夏)
[影響を受けた人物]
聖徳太子、菅原道真、藤原惺窩、林羅山、徳川光圀、新井白石、二宮尊徳、佐久間象山、吉田松陰、渋沢栄一、安岡正篤、渡邉美樹。