- 詳細 2022年9月26日 05:50更新
-
Oakland Athletics
英語発音: /ˈouklənd æθˈletiks/ オウクランドゥ・アスレティクス。略称：OAK、通称：A's(エーズ）
ワールドシリーズ制覇9回を誇る名門球団。しかし21世紀に入って観客動員が伸び悩み、超低予算の運営を強いられる。そこで考え出したマネーボール。2002年MLB球団別年俸総額に於いて、アスレティクスは28位だったが、全球団で最高の103勝を記録した。バントや盗塁はしない、打率より出塁率重視といったこの戦略は本・映画化され、一般の野球ファンにも知られる事となる。映画「マネーボール」（2011年）は、主演のオーナー、ビリー・ビーン役をブラッド・ピットが務め、アメリカ年間興行収入47位と中ヒットとなる。
2009年1月より日本プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスと業務提携。
★2012年★ 30球団中年俸総額最下位30位 （52,872,500ドル、ヤンキースの約4分の1）
6月末時点で地区首位だったテキサス・レンジャーズに最大13ゲーム差をつけられていたが、10月1日からの直接対決3連戦に全勝し、逆転地区優勝を果たした。13ゲーム差からの逆転はMLB史上5チーム目のことであり、シーズン残り9試合の時点で首位と5ゲーム差からの逆転優勝はMLB史上初のことであった。
★2013年★ 30球団中年俸総額27位 （60,664,500ドル、レンジャースの約半分）
96勝66敗で2年連続地区優勝。打率リーグ9位ながら、四球総数3位、出塁率5位。チーム防御率はリーグ2位。しかしプレーオフでは2年連続タイガースの前に2勝3敗でDS敗退となる。
★2014年★ 30球団中年俸総額25位 （83,401,400ドル、レッドソックスの約半分）
徐々に観客動員数もアップし、久々に年俸総額が80万ドルを超す。しかし18勝のコローンはトレード、14勝のグリフィン、12勝のパーカー、共にトミー・ジョン手術で1年リハビリ、そして38セーブのバルフォーもトレードで失い、13年の主力ピッチャー4人がいない中、どのように戦うか。完成形に近づいたマネーボール第2章の2014年シーズンである。
★監督・ボブ・メルヴィン（4年目）
2003〜04年マリナーズ監督、2005〜09年ダイアモンドバックス監督を務め、監督歴は11年目。07年と12年、最優秀監督賞受賞。現役時代は控え捕手。10年間で692試合に出場、通算本塁打35本、打率.233。
★ジェネラル・マネージャー：ビリー・ビーン
1997年10月にGMに就任。ビーンの知名度を一気に高めたマイケル・ルイス著「マネー・ボール―奇跡のチームをつくった男―」は2003年に米国で出版され、翌年に日本でも出版された。元米軍兵で、ガードマンをしていたビル・ジェームズが自費出版で書いた本でセイバーメトリクスを世に出したのが1977年の事。野球のプロではない一般人が編み出したこの理論がビーンの球団運営哲学の礎となった。
管理人のNikki（シピン三世）も同様、プロ野球関係者ではないが、様々な関与をしている。特に日本人のアメリカ進出のためには野球選手が鍵を握ると思い立ち、MLBに野球のワールドカップを開催するよう働きかけ、そしてWBCが実現する事となった功績がある。
http://www.roc kofasia .com/ba seball/ wc.htm
個人への中傷や批判の書き込みは禁止させていただいます。そのような行為があった場合、書き込みを削除させていただき、その方へは厳重に注意をさせていただきます。当然の事ながら当コミュはオークランド・アスレティクス、並びにMLBについて情報を交換し合う場です。趣旨に沿っていない書き込みはしないよう、お願いします。
