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直接間接並立制民主主義

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詳細 2023年6月3日 15:15更新

ここでは現在の社会システム、民主主義、共産主義などの検討とともにそこからの発展的システムに関することなどについて考えていこうという主旨のものです。

直接間接並立制民主主義はそのひとつです。

ひとことでいうと現在よりもさらに民主的な運営がなされる考え方です。

システムとしてはまず日本に存在する票の格差問題の解決策として始まりました。どんなに選挙区を工夫しても票の格差はなくならない。ならば、間接民主制の平等性は失われるけど、本質的に直接民主制のほうが優先されるのだからということで、その得票数をそのまま議会にもちこし、法律案などの改正ではそれをそのまま投票権として行使します。つまり国会では3000万対2000万で可決されました。というふうになるのです。

その次の段階として、死票の問題に発展します。23万票と22万票の人がいて23万票の人が当選すれば22万票の方は当選しません。それが死票の問題なのですがこの考え方では死票をなくすために全員を当選するシステムになります。皆さんが思うとおり、これでは議員数がとんでもない数になってしまいます。

その問題からその次の段階として、そのとんでもない数の議員がいる中で例えば今でいうと上位480名が実際の審議を行います。それ以外の議員は話し合いには参加しません。彼らは賛成か反対かだけを判定します。この考え方により死票がなくなります。

それでも、世論との差異は大きいです。そこで次のステップとして国民の信任によって議員は存在するのだという認識が強まると、もちろん選挙は行いますがそれ以外でも、今まではA議員に入れていたけど、A議員は汚職をしたから彼への信任を停止します。そしてその権利をB議員に信託します。ということができます。それは選挙以外の時に行えます。そうすることで問題を起こせばそれはすぐに反映されます。

またその次に今度はこれに関してはA議員に信任するがこの法律案にかんしては、自分で権利を行使するという直接的な政治を行うことが認識されます。その段階ゆえに直接間接並立制民主主義ということです。

補足としてこのシステムは議会は一院制ですがひとつの法律を2回採決します。
これは一回採択した後可決されれば、その後に時間を置き(1ヶ月など)もう一度採択することで、世論の波による影響を少なくするためです。
また議員同士で例えばこの法案に関しては誰々のいうことに信任するなどの委託も可能(テクノクラシー化した法律への対応として)
また、そのため議員は全ての審議に参加する必要はありません。自分の専門に集中し、それ以外はほかの専門家に委託することが可能です。

問題点として
このシステムは政治参加者が大変な数になるため、インターネットなどの利用が不可欠となります。そのためサイバーテロの危険性の増加が起こります。
国会議員の給与は基本的にその得票数に応じてなることになります。1000票で100000円など。しかし、議員数が多くなるため、その予算額の増加が予想されます。
人数が増えるため下位議員までの監視が難しくなります。
今までより上層部、国政の中心者たちの力が相対的に低下するため、不安定で意思決定が変化しやすくなります。(これはメリットとデメリットがありますが)
第二のヒトラーを出す恐れがあります。(それはいまでも変わらないが)
現在テクノクラシー化する法律を一般的に理解することは困難である。その中でそれを認識できない場合は信託するほうがよい場合がある。しかしよくわからないで投票することで衆愚政治になる危険性を秘めている(もっとも現代の国会議員でも実際なにがなんだかよくわからないという実態がある。それはあまりに専門的になったり信じられない量であり、組織化して組織として考えを出してようやくある程度わかるといった感じで委任立法が多いのもすでに現代の議員制の限界が示されているが)

利点として
 現在よりもさらに民主的である。その結果、自分たちで行う政治の意味合いが強くなる。(心理学的に自分の意見が浸透している、参加していると認識するだけで、満足度、効率性が高まることが知られている。そのため、建設的な思考になりやすい。)
 現在よりも不確定要素が多くなる。これは飛躍の可能性を秘めている。
 政財官の癒着に関しては、政を網羅することが難しくなるため、政に関しては癒着からの脱却性を秘めている(ここは市場原理と同じですね。寡占企業よりは大多数のほうがなにかとやりずらいことが多い)
 今までよりも政治のスピードがあがる可能性が秘めている。同時に審議が可能になったり、24時間365日議会が機能するかもしれない。
 うまくいくと専門家の見解が強くとおりやすくなる。テクノクラシー化しても議会が対応できる可能性を秘めている。

このようなシステムはもしかしたら、すごくいいかも知れないし、だめかもしれない。
そしてこれとは別のシステムがあるかも知れません。
トピックは好きに立てて構いません。どしどし話し合っていきましょう。

「関連キーワード」
政治 民主主義 社会問題

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カテゴリ
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