【非公認】岩手のデザイナー小史

詳細 2013年1月19日 09:03更新

岩手デザイナー協会は、1964年に結成し、目的には「グラフィック等のデザイナーにより構成し、交流を図り、先進的構想力による品位あるデザインを目指し、岩手県の文化の向上と発展に寄与することを目的とする。」とあります。
会員になるためには、「会員は、作家経歴ならびに作品的実績を勘案し、2人以上からなる推薦があり、常任委員会の承認を得た者。」が条件となります。
※ 規約詳細は、事務局にお問い合わせください。

【岩手出身在京作家】
中村誠、福田繁雄、荒田秀也、川村実、小島良平、小川郁司、佐々木格、佐々木幸三、照井立也、工藤強勝、ゴトウシュウ、伊藤克也

【岩手デザイン小史】
岩手のデザイン史は古く、1934年（昭和9年）の「盛岡広告研究会」の結成という岩手におけるデザイナー集団から始まります。
同研究会は、1936年には「盛岡商業美術作画協会」に、1941年には「盛岡宣伝美術作画協会」へと改名、1943年には、仙台在住の作家も交えた「東北図案協会」と改称していきました。
一方、1934年には、デザイン研究組織「青空スタジオ」が結成され、1934年のスタジオ展の翌年の1939年、「新美術家集団」として「盛岡商業学校美術部」と合流しています。
第4回展では、15歳の中村誠さんが岩手日報賞を受賞しています。
1943年には、「青空スタジオ」は、「報道美術家集団」と改称します。
戦後、1946年には、「報道美術家集団」は、「岩手デザイナークラブ」と改称し、第10回展を開催しています。
1946年からは、第一回岩手芸術祭が始まります。
1951年には、東京で日本で唯一の全国的デザイナーの集団として、日本宣伝美術会が結成されます。
1952年から「東北図案美術協会」と「新美術家集団」との合同展が開催され、1958年には、東京の中村誠、福田繁雄さんらが参加し、在京作家との交流が盛んになります。
1963年には、中村誠さんが、日宣美会員賞を受賞しています。
1964年には、岩手デザイナー協会が結成され、岩手のデザイナーが統一して結集することになります。
1969年には、岩手広告協会主催で「岩手広告賞・岩手広告美術展」が開かれ、毎年開催されています。
1978年には、日本で唯一のグラフィックデザイナーの組織である日本グラフィックデザイナー協会（JAGDA)が結成されています。
岩手のデザイナーは、海外でのデザイン公募でも活躍しており、福田繁雄さんや中村誠さんが金賞を、杉本吉武さんが特別賞を受賞しているなど数々の活躍をしています。

■本コミュニティは、岩手出身のグラフィックデザイナー／小島良平さん、福田繁雄さん、中村誠さん、工藤強勝さんなどの作品や岩手のグラフィックデザインについて語り合いながら、グラフィックデザインについて考えていきたいと思っています。
■本コミュニティの参加資格は、グラフィックデザイナーや広告業界の方やグラフィックデザインや広告に興味があり方など、特に問いません。

■はじめての人は、こちらでご挨拶してね！
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■小島良平さん考
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■福田繁雄さん考
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■中村誠さん考
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■工藤強勝さん考
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■岩手のデザイン情報
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■岩手芸術祭デザイン部
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■岩手広告賞・広告美術展
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