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sincerity@旧山口ダイエー焼そば

sincerity@旧山口ダイエー焼そば

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山口市道場門前にあった旧ダイエー(現コープ)の1Fの焼きそば。ネイティヴな山口市民ならかなりの高確率でご存知のはず。そして口にしたことがあるはず。
市民の心に、当時栄華を極めていたダイエーの思い出とともに刻み込まれている、山口市で一番有名な焼きそばです。
現在は、同じく道場門前にsincerity(シンセリティー)として独立されており、あの味が存続しています。

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 では、ここでこの焼きそばについて、以前、私が書いた日記(一部削除)を持って紹介とさせていただきます。

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 山口市の道場門前にスーパーの「やまぐちコープ」がある。山口市民ならご承知の通り、ここは以前ダイエーだったのだ。
 山口の中心商店街は、山口駅通りをはさんで西側が道場門前、東側が米屋町商店街にわかれている。
 現在は、老舗デパートである「ちまきや」を中心に据えた米屋町界隈が特に整備されている。今年は「ちまきや」内になんと北欧雑貨の「イルムス」もオープンし、さらにオシャレな感じになってきた(?)のだ。

 しかし、今から約25年前の両商店街の中心は「ダイエー」だった。屋上には遊園地もあって、当時は全近代的だった「ちまきや」とは違い、とてもモダーンな都会資本の「デパート」としての風格が漂っていた。そして、その周辺商店街である道場門前は本当に活気があった。

 そのダイエーの一階には軽食喫茶があり、そこがとても人気があった(この店舗の名称は「スナックプラザ」だったような?)。買い物ついでに気軽に入れるようなところで、ネイティブな山口市民ならほとんどの人がここを知っているはずである。
 で、ここの焼きそばが有名で、当時の山口市民はかなり高い確率でそれを食べた事があるのではないかと思う。自分自身も幼稚園か小学校低学年?以来、その焼きそばが大好きだった。

 ステーキ皿のような木枠の、熱い鉄板にのせられ運ばれてくるときの音、そして香り、そしてめんの食感、そして味。それは20数年前から知識・記憶でなく肉体的に染み付いていて、今現在もそれはとれることはない。

 この焼きそばは普通の焼きそばと違い、ちょっと甘いケチャップのようなソースが四角い麺にベタっとたっぷりとまとわりついている感じで、口のまわりがソースでベタベタする、まさにジューシーな焼きそばである。
 大概の焼きそばはいわゆる艶のある中華めんが使用されているが、このめんはあまり艶のないマットなものが使用されてあるような、乾麺から茹でられているかのようなめんだ。

 鉄板にのった焼きそばを食す過程で、めんも余剰ソースもこげてくる。最後にはめんがおこげ状にパリパリになり、それが最高にウマい。この「育てる」感覚もたまらない。
 さらに生卵がめんの上に落としてあり、それは絡めて食べる人が多いと思われるが、私は崩さずそのまま鉄板にすべらせ、ジューッと卵だけをやいて食べていた。それも楽しみの一つだった。

 老舗喫茶店や古いレストランで焼きそばを注文すると、このような「鉄板焼きそば」がたまに出てくる。これはおそらく、70〜80年代ころのスタイルだと思われるが、一度ちゃんと調べてみたいと思っている。(後述するが、鉄板焼きそばもいろいろ食してはみたが、やはりダイエーの焼きそばを超えるものはなかった)
 私は自他ともに認める、焼きそばジャンキーであるが、そのルーツはここに由来しているのだ!

 この店は、おばちゃんが客から注文を受けると、マイクを使って店内放送みたいにメニューを厨房に通していた。そのスタイルが店にとても活気を与えていた。店の前を通ると焼きそばの香りがするとともに、そのちょっとハスキーで印象的なおばちゃんの声が、店外にも響いていた。店はちょうどダイエーの入り口にあったし、まさに山口ダイエーのシンボルだった。

 しかし、昔はあんなにモダーンでかっこよかったダイエーも、建物の老朽化、そして経営母体の弱体化、さらに都市型スーパーとしてのスタンスゆえの大型郊外店の進出による打撃、などで急速に廃れていった。
 そして、山口の中心街全体も大型郊外店である「ゆめタウン」などに殺られ、徐々に帰省のごとに目に見えて廃れていく感じがあった。特に昔はあれだけ活気のあったダイエー周辺が信じられないくらいに急速に寂れてしまった。
 そして、気がついたらダイエーはコープになり、その喫茶店のあった場所はパン屋に変わってしまっていた。

 もうあの焼きそばが食べられなくなってしまった。一時、本気で「探偵ナイトスクープ」に調査依頼しようかと思っていた。

 これ以降、外食の際に焼きそばがメニューにあれば大体注文するようにしてきた。ダイエーの焼きそばが食えなくなった今、あれより美味い焼きそばを見つけるためにである。
 焼きそばはあまり大きくハズレることがないが、本当に美味いものとなると実はなかなかない。焼きそばを食う前にかならず香りを嗅ぐのは基本である。ゆえに、匂いだけで味の見当がつくようになってしまった。
 結論は、「鉄板焼きそば」と「焼きそば」には埋める事の出来ない決定的な差があるということだ。つまり、別料理であるということだ。さらには鉄板の熱さに味も比例するということだ。

 私は、昨年山口にUターンした。ある日、散髪の帰りに道場門前を歩いていると、偶然ショーウィンドウに鉄板焼きそばが見えた。
 その瞬間「もしや?」と思った。後日胸膨らませ行ってみると、やはりというべきか!ダイエーのおばちゃんがいた!あのマイクの声だった!間違いない!夢が現実になった!感無量だった!
 いつこの店はオープンしていたのだろうか。ダイエー閉店直後に移転していたのなら、なんたる思いすごしの心配損というものだ。

 で、さっそく頼んでみた。

 確かに見た目はあの焼きそばだ。なんと器さえ変わっていないではないか!しかし「あれ?」と思った。

 麺がなんかぬるい。味も薄い・・・・・

 味が変わってしまったのか、店も変わって仕入れ先や材料も変わったのか・・・いろいろ考えたが、考えてもしかたない。

 ただ、ここで致命的なのは、「同じ人が同じ物をつくっていながら味が違う」ということだ。これは「もうあの味はこの世に存在しない」ということだ。つまり、死を宣告されたのと同じだ。さすがにがっくりきた。夢のまま終わっていた方が良かったのかもしれない。

          そして一年がたった。

 本日、前述のとおり、焼きそばの映像とともに自分自身へのネタづくりの様な軽い気持ちで、全く期待せずに行ってみた・・・・・・・・・・

 ななななんと、当時と同じ味だァアアアアアアアアア!!!!!

 で、今日分かったこと。一年前に味が違っていたのは、はやる気持ちで心が取り乱れ、つい大盛りを頼んでしまっていたのだ。
 うっかりしていた。この焼きそばは大盛りにすると味が変わってしまうのだった。昔からそうだった。
 要するに、麺が多いとそれだけ鉄板からの熱伝達力が弱くなるというわけである。
 ラーメン屋でも、「めんとスープのバランスはレギュラーサイズに味が合わせてある」という基本を私は遵守し、大盛りは頼まない人間なのに。なんたることをしてしまったのだろう。
 
 もう焼きそばを他店で追求する必要がなくなった。ゴールを感じる体験など少ないものだが、今日それが起こった!!!
 
 前の席に座っていたサラリーマン風な人も焼きそばを食べていた。たぶん、この人も同じなんだろうな。ダイエー時代の味がわすれられないんだろなと勝手に思った。

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開設日
2005年06月22日
(運営期間4118日)
カテゴリ
グルメ、お酒
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