幻のコーヒー『ブルボンポワントゥ』
UCC上島珈琲が仏領レユニオン島で65年前に途絶えた幻のコーヒーを再生。
そして、
この4月、200キロの限定販売開始。
『ブルボンポワントゥ』とは、コーヒーの品種名です。
18世紀初頭にブルボン王朝の命により、
フランス東インド会社がイエメンのモカからレユニオン島(当時のブルボン島)に移植したコーヒーがこの島の風土に適合し、
二度の突然変異を経て二つの品種
((1)ブルボンロンド、(2)ブルボンポワントゥ)が誕生しました。
そのうち「ブルボンロンド」は世界のコーヒー産地に広がり、
現在のアラビカ種の中心的な役割を担っています。
一方、『ブルボンポワントゥ』は、
生産性が低いため世界の生産国にはほとんど広がりませんでした。
そして19世紀初頭にレユニオン島を襲ったサイクロンや干ばつなどの被害により同島のコーヒー産業が衰退するとともにその生産は途絶え、
「幻のコーヒー」と言われてきました。
『ブルボンポワントゥ』の特長は、小粒で尖った外観と、他のコーヒーでは決して味わうことが出来ないフルーティな甘い香りとピュアな風味です。
そのため、18世紀のフランスでは国王ルイ15世や文豪バルザックもこのコーヒーをこよなく愛したと語り継がれています。
また、一般的なアラビカ種のコーヒー豆のカフェインの含有量は1.2%ですが、『ブルボンポワントゥ』は生まれながらにカフェインの含有量がそのほぼ半分(0.6%)であることも、このコーヒーの大きな特長です。
さぁ、もうすぐ、
この幻のコーヒーを飲むことができます^^
UCC ブルポンポワントゥ
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