Didier Auriol
デディエ・オリオール
WRCデビューはルノー5ターボで参戦した1984年のツール・ド・コルス。1989年にはランチア・ワークス入り、翌1990年にランキング2位、1991年は3位でシーズンを終える。エースとなった1992年には、デルタを駆り圧倒的な速さを見せ、シーズン6勝を挙げるも、セリカをドライブするサインツに最終戦でタイトルを奪われてしまう。1993年より、トヨタに加入、翌1994年にはサインツとのチャンピオン争いに勝ち、自身初のWRCドライバーズチャンピオンに輝く。しかし、1995年、トヨタのリストリクター事件に巻き込まれ、1996年のシートを失ってしまう。1997年のトヨタ復帰と共に、WRCにカムバック。98、97年の1勝に留まり2度目のタイトル獲得は叶わなかった。トヨタ撤退を受けて2000年はセアトに、翌2001年はプジョーへと移籍。この年には、カタルニアで1勝を挙げるも、わずか1年でチームを去ることになってしまった。2002年は散発的にWRC参戦をするも、ワークスシートには恵まれず。しかし2003年、シュコダのワークスシートを得、ふたたびWRC全戦参戦を果たす。