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中宮寺

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詳細 2012年8月26日 18:50更新

 中宮寺(ちゅうぐうじ)のコミュニティです。中宮寺は、奈良県生駒郡斑鳩町の法隆寺に隣接する、聖徳太子(厩戸王・厩戸皇子)ゆかりの寺院である。宗派は聖徳宗に属す。山号を法興山と称し、本尊は如意輪観音、開基(創立者)は聖徳太子とされている。

[起源と歴史]
 推古天皇29年(621年)、聖徳太子の生母・穴穂部間人皇后(あなほべのはしひとこうごう・飛鳥時代)の御所を寺としたと伝える。中宮寺は、現在は法隆寺東院に隣接しているが、創建当初は500メートルほど東にあり、現在地に移転したのは16世紀末頃と推定される。創建当時の中宮寺跡は1963年(昭和38年)に発掘調査が行われ、大阪の四天王寺と同様に、金堂と塔を前後(南北方向)に並べる四天王寺式伽藍配置であったことがわかっている。
 中宮寺は平安時代以降衰微したが、江戸時代初期の慶長7年(1602年)、慈覚院宮を初代門跡に迎え、以後門跡尼寺として今日に至っている(門跡寺院とは、代々皇族、貴族などが住持する格式の高い寺のこと)。

[伽藍]
 境内は夢殿のある法隆寺東院のすぐ東に接する子院地を拝借している。本堂は高松宮妃の発願で1968年(昭和43年)に建立した和風の現代建築で、設計は吉田五十八(いそや)である。 旧伽藍は、現伽藍から東へ550mほどの所にあり、史跡に指定されている。住所は、奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺東2。

[文化財]
国宝
 木造菩薩半跏像 - 本尊。飛鳥時代の作。広隆寺の弥勒菩薩半跏像とよく比較される。寺伝では如意輪観音だが、これは平安時代以降の名称で、当初は弥勒菩薩像として造立されたものと思われる。材質はクスノキ材で、寄木技法による作例としては最古。国宝指定の際の官報告示は単に「木造菩薩半跏像」である。
 天寿国繍帳残闕(てんじゅこくしゅうちょう ざんけつ) - 染織品は、陶磁器、金属製品などに比べて保存がむずかしい。本品は断片とはいえ、飛鳥時代の染織の遺品としてきわめて貴重なもの。現在、奈良国立博物館に寄託。1982年に製作されたレプリカが現在本堂に安置されている。

重要文化財
 紙製文殊菩薩立像−鎌倉時代の作。紙張子で造像した珍しい仏像で、日本の重要文化財指定の彫刻のうち「紙製」はこの像のみである。東京国立博物館に寄託。
 紙本墨書瑜伽師地論 二巻−奈良時代の作。

[その他]
 刺繍阿弥陀三尊来迎像−鎌倉時代の作。
 木彫雨宝童子立像−鎌倉時代の作。

[所在地]
 〒636-0111 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1-1-2

[アクセス]
 JR法隆寺駅下車。

[中宮寺ホームページ]
http://www.horyuji.or.jp/chuguji.htm

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2007年3月19日

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