≪書籍情報≫
作画:さとうふみや 原作:天樹征丸
出版社:講談社
版型:新書版
カテゴリー:少年コミックス
連載雑誌:週刊少年マガジン
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≪同一著者書籍≫
・金田一少年の事件簿 [1~27全巻]
・リモート [1~10全巻]
≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
探偵学園Q(たんていがくえんキュウ)は、原作天樹征丸・作画さとうふみやの漫画およびアニメ作品。
漫画は2001年から2005年まで週刊少年マガジンで連載された。2003年〜2004年にはTBSでアニメ化され、2006年7月1日には、日本テレビで2時間のテレビドラマが放映された(主演は神木隆之介)。
尚、週刊少年ジャンプの漫画「少年探偵Q」(原作:円陣、作画:しんがぎん)とは全く関係がない。
【あらすじ】
学校の勉強は苦手だが、推理に関しては稀代の才能を持つキュウは、世界一の探偵を目指すためDDSに入学する。そこで出会った仲間と共に学園のトップクラス「Qクラス」に属し、学園での授業や課題、時には本物の事件解決に取り組み、学園長・団守彦の後継者を目指す。
だが、壊滅まで追い込んだ犯罪組織『冥王星』が再び暗躍し始め、彼らが起こす不可解犯罪へ次第に巻き込まれていく。ちなみに設定上、このストーリーは2001年4月〜9月の話を描いたものとなっている。
【特徴】
この作品では、原作者である天樹征丸氏の方針で、同作者陣による前作『金田一少年の事件簿』にくらべて、各事件は「解き易く」しているとのことであり、実際「ヒントは○つ」の台詞とともにヒントが提示されたり、確かにその面はある(賛否両論分かれる)が、ストーリー性は非常に強く、刻々と描かれているQクラスの5人それぞれの成長は興味深い。特に、最も目覚しい変化を遂げているのがリュウである。しかし、順を追って読み進める際には、彼が変化していることには気づきにくい。後になってみて大きく変化していることに気づく。この変化の過程の自然な描かれ方が、作者陣のセンスの高さを伺わせるところである。またストーリー全体で大きな謎がいくつも散りばめられており、その謎を登場人物とともに追い求めることができる、というのがこの作品の最大の特徴である。
この作品が都合上、連載を一時的に中断することもあったが、その際には「金田一少年の事件簿」が復活し、同作品の最新作が一時的に連載された。そのため、中断期間中にありながらも読者の大きな不満は生まずに済んだ。
【アニメ】
2003年4月5日〜2004年3月20日(一部地域除く)まで、TBSで放送されていた。全45話(一部地域では21話まで放送)。
2003年9月までは、火曜18:55〜19:24の放送だった。(TBS製作のTVアニメとしては、1991年10月から1992年9月まで放送されていた「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」以来、およそ12年ぶりのゴールデンタイムの時間帯での放送)
しかし、裏番組である日本テレビの「伊東家の食卓」などに苦戦し、視聴率不振(平均3〜6%)になったため、「ぴったんこカン・カン」を1時間枠として放送させることになり、2003年10月から土曜17:30〜18:00に移動。TBCなど一部地域では打ち切り(または深夜ローカル枠)となったが、打ち切り地域でも内容自体は「次回へ続く」だったものを無理やり「最終回」にしたため、一部地域では非常に不自然な最終回として放送された。
また、本当の最終回でも、原作はまだ連載中であったため、「冥王星」やリュウの過去などのストーリーの全貌は明かされないまま、オリジナルストーリーで終了した。
原作もアニメも「金田一少年の事件簿」ほどの大ヒットとはいかなかった。
なお2003年12月から2004年3月の最終回までは地上波デジタル放送で16:9のハイビジョンバージョンが放送されていた。
【ドラマ】
2006年に日本テレビ系でドラマ化が決定し、同年7月1日に放送された(福井放送、四国放送では未放送)。内容は「切り裂き島の惨劇」を元にしたオリジナルストーリー。
キャスト
連城 究(キュウ):神木隆之介
美南 恵(メグ):志田未来
天草 流(リュウ):山田涼介(ジャニーズJr.)
鳴沢数馬(カズマ):松川尚瑠輝
遠山金太郎(キンタ):要潤
三郎丸 豊:中尾明慶
片桐 紫乃:鈴木砂羽
真木 慎太郎:東根作寿英
団 守彦:陣内孝則
(「探偵学園Q」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2006年11月16日17時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴。Text is available under GNU Free Documentation License.)