フィンクスは、エジプト生まれのコットン。
エジプトは、黄金の古代文明が栄えた地。
クレオパトラとシーザーが愛を語った地。
雄大な歴史のロマンを見続けてきたナイル川のほとりで、
19世紀頃コットンは、はじめて花を咲かせました。
フィンクス綿は、ナイルのデルタ地帯の中でも、
特に肥沃な下流デルタ地帯で育った最高級コットン。
ことつことつ手摘むされ、枯れ葉や枯れ枝、
未熟な綿の混入がなく、 綿花を痛めずに収穫されます。
手塩にかけられて、大切に育てられれ収穫された、
最高質のコットン・エジプト綿。
その中から、さらにトップクラスのものだけを
選び抜いて輸入したものが、フィンクス綿です。
いろいろな綿をブレンドしていかによいものを作るか、
綿紡績では、コストのことを考えて、そこに力を注ぎます。
しかし。フィンクスは、
この一般常識を否定することからはじめりました。
エジプトで丁寧に作られ、細かに厳選された原綿。
そのすばらしさは、ブレントしない単一綿でこそ生かすからです。
純粋な美しさを秘め、天然の息吹漂うフィンクス糸は、
熟練された職人の手で織られます。
糸をひっぱらず、糸の味を生かす、
まさに職人技で、ふくらみのある織物になるのです。
フィンクスのコンセプトは、ニューベーシック。
繊維の長さ、強さ、繊細さは、
他のコットンに比べてとても優れています。
このベーシックな品質のすばらしさに加えて、
シルクのような光沢、カシミヤのような優しい肌ざわり、
すばらしい風合いという新しい魅力を持ったフィンクス。
まさにベーシックを超えたニューベーシックです。