馬名はScotty The Samuraiに決定したようです。
調教師はAlan Swinbank。
写真はScotty The Samuraiではないかと思われる馬。
血統
父オグリキャップ
母ワカシラユキ
母父アラジ
母母母はテンポイントの全妹イチワカ
ワカシラユキの05の説明
一時代を築いたアイドルホース、 オグリキャップとテンポイント。その血の継承は風前の灯火になっていますが、この2頭の血を伝える若駒が、アイルランドのクールモア牧場で生まれていたことが分かりました。これは2日付け東京スポーツの一面スクープとして報じられたもので、父はオグリキャップ、母ワカシラユキという当歳の牡馬。テンポイントは競走中の事故で産駒を残すことなく世を去りましたが、全妹イチワカを通じて一族の血は細々と生きながらえてきました。イチワカからはキオイドリーム、サンライズテーストなど活躍馬も出ています。ワカシラユキは曾祖母がイチワカに当たります。
中央未勝利だったワカシラユキ(父アラジ)でしたが、テンポイント一族の血を引いているということで、ある馬主が繁殖馬として購入しました。馬主は世界的名種牡馬が数多く繋養されているクールモアにワカシラユキを移送。 IK血統理論でお馴染みの久米裕氏に配合診断を依頼しながら、テンポイントの血を現代に復活させる計画だそうです。初年度の種付けは日本でということになり、 IK理論からオグリキャップが配合相手に選ばれたというわけ。ワカシラユキはオグリの仔を受胎したまま海を渡り、4月に無事に出産に至りました。
久米氏によれば「オグリは種馬として能力を伝えにくい血統ですが、ワカシラユキはその難しさを補う血を持っている」とのこと。クールモアでも『全体的にバランスのとれた体つき。気性もおとなしくて素直』 (東スポ)と高い評価を得ているといことで、もしかしたらオグリ産駒初の重賞勝ち馬になってくれるかもしれません。この仔は2年後に栗東所属のマル外としてデビューする予定。本当に夢のある話で楽しみですね。それにしても、こんなストーリーを多額のお金をかけてできる馬主って誰でしょう。