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イジドール・デュカス

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★Isidore Ducasseとはロートレアモン(Lautreamont)の本名です★

◆ロートレアモンは19世紀フランスの詩人で、『マルドロールの歌』『ポエジー』などの作品を残し、1870年に24歳で亡くなりました。
 当時はほとんど話題にならなかったのですが、20世紀になって、アンドレ・ブルトンがシュルレアリスム活動をする際に、その求めるイメージがあふれているということで、フィリップ・スーポー、ルイ・アラゴンなどと愛読し、それによって広まりました。
 作品は6つの歌に別れ、それぞれが5から16の詩節(ストロフ)に別れた散文詩で、第5の歌まではほとんどバラバラの物語、エピソードが展開し、最後の第6の歌で、少年をヴァンドーム広場の塔からパンテオン宮殿に飛翔させる物語で、全体が完結します。
 内容は誘惑、エロティシズム、暴力、神に対する戦いにあふれたもので、冒頭から読者を挑発し、なかでは性的なものを含めた誘惑・暴力などで、神、人類、動物、少年、少女などと争います。両性具有、同性愛、肛門性交、淫乱な神など、いまでもフランスのクリスチャンは眉を顰める作品です。
 ガストン・バシュラール、モーリス・ブランショ、ジャック・デリダ、ジュリア・クリステヴァなどの思想家による研究・文章も多く、また多くの画家にインスピレーションを与え、ダリ、ハンス・ベルメールなどが作品を作っています。
◆日本には早くから紹介され、すでに7つの翻訳が出ており、本国より知られているといっていい状態です。ちなみに関西にロートレアモンというブランドが20数年前に誕生し、いまもファンがいます。
 舞踏では土方巽、大野一雄、笠井叡などが『マルドロールの歌』を踊り、寺山修司は実験映画を作っています。
 「手術台の上のミシンとコーモリ傘の出会い」というフレーズがシュルレアリスム的イメージとして一人歩きしていますが、その内容はいまも刺激的です。
 最近、石井洋二郎訳『ロートレアモン全集』が筑摩書房から刊行されました。注釈共に充実しています。
http://www.bk1.co.jp/product/2516762
 すでにロートレアモンのコミュニティはありますが、色々な人から、ロートレアモンについて教えて、といわれることがあるので、情報などを可能なかぎり掲載していきたいと思います。
 よろしくお願いします。

◆なお、舞踏・ダンス批評や美術・文学について書いており、そのサイトは以下にあります。
http://www.geocities.jp/butohart/
 メルマガも作っています
http://blog.melma.com/00085394/

開設日
2005年05月24日
(運営期間4144日)
カテゴリ
アート
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