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真葛香山〔宮川香山〕

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詳細 2016年11月15日 15:08更新

■このコミュニティについて

 幻の陶磁器師と呼ばれる真葛香山〔宮川香山〕についてのコミュニティです。

 作品や資料についてや,各地の展覧会情報など,香山に関する情報を掲示していけたらと思っています。

 真葛香山というひとは,これからもっと再評価されるべき方だと考えています。

 皆様からも広く情報をいただければと思っておりますので,どうぞ宜しくお願いいたします。



■真葛香山〔宮川香山〕

 真葛香山(まくずこうざん)は、明治から昭和初期にかけて四代にわたり活躍した横浜の陶工です。名は,宮川香山。真葛は銘になります。なかでも初代香山・虎之助が最も有名です。

 京都に生まれた虎之助は,真葛長造という京焼の名工を父に持ちました。成人後,京都における作陶の限界を感じた彼は,開港後,海外への玄関として発展著しい横浜に移り住み作陶に励みました。慣れぬ地での作陶は,苦難にみちたものであったようですが,研究熱心で忍耐強く,先見性をもった視野の彼は,辛抱強くその焼き物を完成させていきます。そして,のちに当時として最高の栄誉である帝室技芸員に選ばれ,明治の三大名工のひとりに数えられるなど,我が国の近代陶磁史に大きな足跡を残すのです。

 その偉業は,現代にも確実に伝わっています。明治以後の陶磁器で,国の重要文化財に指定されているのは,板谷波山と真葛香山ただ二人だけなのです。

 真葛香山の作品は,日本美術の粋を極めたものとして、当時最先端の芸術が集う万国博覧会に出品され、その多くが受賞の栄誉に輝きました。

 はじめは装飾性に富んだ陶器を作りました。窯場のある横浜は,海外への玄関口として,外国人受けする装飾性に飛んだ輸出用陶器の需要があったからです。

 のちに磁器へと転進、古陶磁の技法をいかした斬新な色彩の作品は国内外から高く評価されました。
 
 その類い稀なる芸術性と時代に即した作品により、「マクズ・ウエア」の名は世界に広がりました。横浜真葛の焼き物は,ヨーロッパの諸窯に強い影響を与え,デンマークのオールドコペンハーゲンなどに,その絵付けの影響が強く感じられます。

 しかし,真葛香山の焼き物は幻になってしまいます。第二次大戦勃発。昭和20年,横浜は大空襲にさらされました。そして,一発の焼夷弾が,真葛香山の窯場を直撃。三代香山をはじめ,窯場の職人らが犠牲になりました。同時に,真葛の偉業を伝える貴重な資料群も灰燼に帰したのでした。

 のちに,生き残った血族が四代香山として窯を再興しましたが,ついには廃窯となり,真葛香山は七十年の命脈を絶たれることとなったのです。このことによって,日本では知る人のいない,しかし,海外からの評価がひどく高いという,歪な状況が訪れたのです。

 近年では,研究も進み,その業績が再評価されはじめています。



【トップ写真】
『褐釉蟹貼付台付鉢』:初代宮川香山作 明治14年(1881)頃国指定重要文化財

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開設日
2007年2月5日

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カテゴリ
アート
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