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アブジェクシオン

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コミュ内全体

詳細 2014年3月15日 21:03更新

バタイユとクリステヴァの用語、「アブジェクシオン」について考えるコミュニティ。

 精神分析学的な自我が成立するにあたって、また人間社会でいう文化、社会、宗教などが成立するにあたって、必ず欠かすことができないことが、アブジェクシオン(快楽に結びつき、欲動の対象となりながら、嫌悪を呼び起こす、身の毛もよだつようなおぞましい、母なるもの)をアブジェクト(棄却、排除)すること。クリステヴァによれば、それが「正常な」自我や社会を成立させる。

 管理人はアブジェクシオンのメカニズムの方に関心があって、人類学的にアプローチしようとしていますが、クリステヴァは、精神分析学の他、それを言語に先立つものとして考察したり、中心的にはセリーヌを代表する現代文学に見出しています。

 ここでは、キータームではあり、「アブジェクシオン」と造語されているものの、その意味内容については若干不透明で、浮遊しているようにも思われるアブジェクシオンの概念について明確に捉え、あるいは批判しようとするのもいいと思いますし、クリステヴァ自身それを精神分析学から人類学や文学へと応用してますから、他のものに応用してみるのもいいと思われます。



◎ 参考文献、論文(アブジェクシオンが登場するもの)
・クリステヴァ
 『恐怖の権力――〈アブジェクシオン試論〉』1986
 『斬首の光景』2005
・バタイユ
 『エロティシズム』
 『呪われた部分』
・今村仁司
 『暴力のオントロギー』
 『排除の構造』236ページ以降
・リュック・ド・ウーシュ
 『アフリカの供犠』
・丸山圭三郎
 『言葉・狂気・エロス――無意識の深みにうごめくもの』


◎ アブジェクシオンと類似の概念
・第三項排除(今村仁司)
 排除論の中では現在のところ最も広い射程を持つ。あらゆる文化が生成する折には第三項排除が必ず起こる。思想家のそれに限らず、人間の理性が生成するところに第三項排除は必ず起こる。その実体論的因子は不明だが、それは未開人であれ現代人であれ、人間同士が共有するありとあらゆる価値、つまり理性、集団、国家、近代貨幣、近代資本、文学、未開社会の儀礼や神話の価値が、その二項関係(分かり易く言えば二人称の関係)から惨めにも排除された第三項(分かり易く言えば三人称、他者)をもって始めて相対的に価値たらしめられているからである。
・スケープゴート・メカニズム(ジラール)
 模倣に基礎を置きながら、それを隠蔽する人間欲望。この欲望を持つ人間集団はそれ故、模倣による差異の消失によって度々個々の同一性(アイデンティティ)を脅かされることになる。この同一性を確立するべく、カタストロフの唯一の原因として想定された者に対して必ず起こる全員一致の「民主主義的排除」がスケープゴート・メカニズムである。イエス、魔女狩り、あらゆる集団、文学、宗教、未開社会の儀礼や神話
・アブジェクシオン(クリステヴァ)
 あらゆる文化が生成する折にはアブジェクシオン(おぞましくも魅力的な母なるものの棄却行為)が必ず起こる。この基礎にあるのは、一時的ナルシシズム(赤ん坊が、自分と母親、世界との区別がついていない状態。成人の無意識がまだ形成されていない状態)から、自分と母との区別を知る時に起こる運動である。つまりこの「原抑圧」の対象が究極的にはアブジェクシオン(おぞましくも魅力的な母)であり、これ以前に所謂無意識は存在しない。従って誰も、どんな集団もアブジェクシオンの措定/排除を避けて通ることはできない。自我、あらゆる集団、あらゆる宗教、未開社会の儀礼や神話、文学


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開設日
2007年1月31日

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カテゴリ
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