芥川賞作家・小川洋子と、阪神タイガースの関係性を探るコミュニティ。
■今でもあれは幻だったのではないかと、私は疑っている。
(1985年の優勝について語る小川洋子さん)
■小説のことなどすっかり忘れている。
(阪神が好調な時の小川洋子さん)
■関西の大学に進学し、虎風荘でアルバイトして掛布と恋愛結婚。
(中学生の頃の小川洋子さんの夢)
■岡山の田舎にひきこもって、ただテレビとラジオの前で阪神の勝利を願っているだけの、つつましいファンに過ぎない。
(謙遜する小川洋子さん)
■試合の途中でお風呂に入ると勝つ、というパターンが続いているので、今日も八回が終わったところで入浴する。お湯につかっていると、「おーい、勝ったぞ」という主人の声。
(JFK以前の必勝パターンを構築した小川洋子さん)
■新倉敷駅でスポーツニッポンを買い、新幹線に乗ったら、座席の前のポケットに同じスポニチが突っ込んであった。百円損した気分だった。元を取るために、阪神の記事だけを十回くらい読んだ。
(やけになった小川洋子さん)
■六月、阪神は負け越しそうな気配だ。ここでどうしても歯止めをかけねばと、わたしは髪をすっぱりと切ってしまった。
(神ではなく髪に願いを託した小川洋子さん)
■いかに自分の欲望を制御しつつ、気持ちを張り詰めて阪神にエネルギーを送り込むかが大切だ。
(観る側の精神的作用と勝敗の関わりについて語る小川洋子さん)
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