■アシュリー・コール
Ashley Cole
国籍 イングランド
生年月日 1980年12月20日
出身地 ステップニー(ロンドン)
ポジション 左DF
身長・体重 173cm・67kg
所属クラブ
1998-99 アーセナル
1999-00 クリスタル・パレス
2000-06 アーセナル
2006- チェルシー
小柄ながら抜群のスピードを誇り、その突破から放たれるクロスも正確、また自ら中央へ切れ込み放つシュートにも非凡さを見せるイングランド代表レフトサイドバック。
アーセナル時代にはアンリやピレスと絡んでのオーバーラップは敵チームに脅威をあたえていた。ハイボール処理に多少難があるものの10代から将来を嘱望され、粘り強い守備に定評である。
なかでもスライディングタックルの技術はヨーロッパの中でも随一。
元々は前線を担っていただけに攻撃も得意。無駄走りも厭わない。加えて90分間に渡り絶え間なくアップダウンを繰り返す驚異的なのスタミナも備えるを持ち、攻撃においては高い連携意識から度々ゴールを脅かす。
現在では、世界一のサイドバックとの呼び声も高い。
この期待に応える成長を見せて今や世界を代表するサイドバックの一人となっている。
アシュリー・コールは10才の頃にア−セナルの下部組織に加入し、1999年11月30日のイングランドリーグカップミドルスブラ戦でトップデビューを果たす。その後1部リーグ、クリスタルパレスにて経験を積みアーセナルへ復帰、2000年5月14日ニューカッスル戦にてプレミアデビューを果たした。
その後着実に力をつけ00/01シーズン途中からレギュラ−に定着、17試合に出場し3得点と活躍した。01/02シーズンも超攻撃的サイドバックとして君臨し29試合に出場このシーズンのリーグ優勝、FAカップ優勝の2冠に不可欠な存在であった。
02/03シーズンにはリーグ優勝を逃すもFAカップ連覇、翌シーズンにはリーグ優勝奪還に貢献し2004年UEFAベスト11にも選出されている。05/06シーズンには大きな怪我により思うような活躍は出来なかったがシーズン終了間際には復帰しこのシーズンのチャンピオンズ・リーグファイナルには出場している。
翌06/07シーズン開幕後、かねてから噂のあったチェルシーへと引き抜かれたが、多国籍スター軍団と言われるチームの中でもレギュラー当確。
アシュリー・コールのクラブでの活躍は当時代表を指揮したエリクソンの目にもとまる。
2001年3月28日アルバニア戦においてスタメンフル出場デビューを果たすと左サイドの選手不足に悩む同国の不安を一掃する。
2002年ワールド杯にも全5試合に出場、ベスト8進出に大きな役割を果たし、その後も不動のレフトサイドバックとして君臨、2004年欧州選手権、2006年ワールド杯と両大会においても全試合にフル出場を果たしている。今やイングランド不動のDFになっている。