好き好き大好き超愛してる。

舞城王太郎著『好き好き大好き超愛してる。』を好き好き大好き超愛してる人が行き着く処。

「無駄と知りながらも言うべき言葉は一つの祈りだ」
「祈りは言葉でできている。言葉というものは全てをつくる。言葉はまさしく神で、奇跡を起こす。過去に起こり、全て終わったことについて、僕達が祈り、願い、希望を持つことも、言葉を用いるゆえに可能になる。過去について祈るとき、言葉は物語になる」
「美というものは倫理とは別のところにある」
「人間は素質だけで何かやれるわけじゃない」
「恋愛とはそういうものなのだ。結果としてどうなったかではなく、ほんの一瞬でも気持ちが通じ合ったかどうかなのだ」
「逆のことはあっても、愛情によって言葉は演出されない」
「記憶もまた、時間を経れば曖昧になり、空想と変わらなくなる。物語になる」
「バカでいい。間違いばかりでいい。愛し過ぎるというのはそういうことなのだ。そしてそれぐらいで、人を愛するにはちょうどなのだ」

これらの言葉に心を奪われてしまった人はどうぞ。


好き好きメンバー100人達成（2008年1月15日）
好き好きメンバー200人達成（2009年8月10日）