FUNKDDOBIESTの魅力は、やはりストレートなファンク感覚につけ加えられたねじったようなユーモアで、1993年なりのオールドスクール,スタイルをやっていることだろう。また,NYのローカルな音楽だった頃と比べて、黒人のメンバーが主流なのではなくて、ネイティブアメリカン、プエルトリカンが前面に出ていることは、LAもHIPHOPも定着して来たことを示しているだろう。HIPHOPが世界中の若い世代の共通語である生きた証拠がFUNKDOOBIESTである。
だから、FUNKDOOBIESTを聞くのに理屈はいない。彼等のねじ曲がったユーモアと、ベーシックな太いビートをただ楽しめばいいのである。彼等のサウンドは、日本のストリートにもきっとぴったりくるはずだから。。。。