ロシア国立交響楽団が好きな方は、是非ご参加ください!
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ロシア国立交響楽団(ロシア連邦国立アカデミー交響楽団)
The State Symphony Orchestra of Russia
(ソヴィエト国立交響楽団)
■ 創立 ■
1936年
■ 歴史 ■
ロシア国立交響楽団は正式名称をロシア連邦国立アカデミー交響楽団と言い、ロシア連邦を代表するオーケストラの一つである。言うまでもなくロシア国立交響楽団はソヴィエト連邦崩壊以前にはソヴィエト国立交響楽団として世界的な名声を博していた。ソヴィエト連邦の強力なナショナリズムの元にソヴィエト国立交響楽団が創設されたのは1936年のことであった。ソヴィエト国立交響楽団はソヴィエトの作曲家と協力し多くの作品を生み出すことに寄与してきた。また、同時に国民の音楽文化の水準の向上の使命も担っていた。そのため創立後僅か3ヶ月後にソヴィエト国立交響楽団は国内演奏旅行に出掛けている。勿論第二次大戦中に愛国主義的な演奏活動が非常に精力的に行なわれたことは言うまでもない。1941年12月から翌年8月までは中央アジアに疎開していたがこの間中央アジアの共和国での音楽祭に出演し、中央アジアの音楽文化に大きな影響を与えたという。この後、ウラルからシベリアへと渡り労働者達のために連日コンサートを開いた。そして、1943年3月にようやくモスクワに戻った。ソヴィエト国立交響楽団は1956年に初めての国外演奏旅行としてポーランドとルーマニアを訪れた。1958年には東ドイツと中国の他ベルギーを訪れ西側へのデビューを果たした。その後、1960年にはアメリカへ、そして1964年には日本を訪れている。ソヴィエト国立交響楽団の初代首席指揮者はアレクサンドル・ガウクであった。ガウクは1930年から34年までレニングラードフィルの音楽監督であり、1930年のモスクワ放送交響楽団の設立に際しても力を尽くした指揮者であった。そして、ガウクはここでも厳しいトレーニングでオーケストラを鍛えた。1941年からはナターン・ラフリンが務めた。戦時下ということもありロシア音楽や現ソヴィエト音楽が積極的に取り上げられた。その後、1946年から65年まではコンスタンチン・イワーノフが首席指揮者であった。1965年からはエフゲニー・スヴェトラーノフが音楽監督、首席指揮者を務めている。長年にわたってスヴェトラーノフとオーケストラは良好な関係を作り上げてきた。今日ロシア国立交響楽団が「スヴェトラーノフのオーケストラ」として知られているのも当然であろう。スヴェトラーノフとこのオーケストラは25年間にわたってロシアの殆どの作曲家の管弦楽作品をCD100枚以上に録音した。これによって今まであまり知られていなかったロシア音楽の優れた作品が紹介されることになった。
■ 現在の首席指揮者 ■
マーク・ゴレンシュタイン(2002〜)