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宗教的対話ー「三つのL」ー

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コミュ内全体

詳細 2016年9月27日 16:58更新

 「宗教を考える」というコミュニティ名でしたが、宗教関係のコミュニティはたくさんありますので、このコミュニティは下のエッセイを踏まえて、「宗教的対話」を促進し、世界平和、命の星地球の環境保全、人類及び生きとし生けるものの幸せのために、宗教について語り合うことにしたいと思います。特に「三つのL」に焦点を合わせて、対話の可能性を探れればと思います。これまでどおり、幅広く宗教についての発言も歓迎します。


ーーーーーーーーーーーーーー「三つのL」による宗教的対話の可能性ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーー三つのL、光・命・愛で交わりて祈りの人よ和して歩めやーーーーーーーーーーーー

 私は、オーム真理教事件で大きな衝撃を受けました。一つの小さな宗教カルトが全人類に対して、皆殺し戦争を挑んだのですから、驚かない方が不思議です。

 以来、さまざまな宗教や宗派を見てきまして、もうかれこれ十数年になりますね。宗教相互の溝は深くて対話できないようにいわれますが、Light 光・Life命・ Love愛の「三つのL」に対する信仰に、ほとんどの宗教は共通性を見出せるのではないかと思うようになりました。

 この「三つのL」について対話を深めていけば、深刻な宗教対立の溝はかなり埋められるのではないかと思います。そこで「三つのL」を共に語り合うコミュニティを作って、宗教や宗派を超えた対話を呼びかけたいと考えています。今のところ一人でこれはなかなかいい思いつきだと思っているだけで、反応はもうひとつなので踏み切れませんが、皆さんからご批評をいただければ幸いです。

 Light光は、物質の根源であり、光によってすべては知らされ、力を与えられます。光からすべては生まれ、光に戻ります。その意味では光こそアルケー(原理)です。もちろん闇があっての光であり、その意味では闇も原理ですが、闇は光の濃淡として捉えられるので、宗教的には光に含めることが出来ます。

 もともと光と闇の対立を原理にしたゾロアスター教が有力でユダヤ教やキリスト教の成立にも大きな影響を与えています。イエスは「世の光」と呼ばれ、冬至が太陽の誕生日だったのをイエスの誕生日にしたわけです。

 仏教でも仏陀はコスモス(宇宙、世界)を遍く照らす光とされ、「阿弥陀如来=無量光」や「大日如来=巨大な太陽」という光信仰になっています。弥勒菩薩も太陽信仰の仏教化といわれています。

 多神教においても光信仰は重要で、太陽神が主神である場合が多いようです。特に農耕社会では水と共に太陽の恵みが決定的なので、農耕社会では太陽が主神になっているといわれます。

 農耕と光の関係を考えますと、光には強弱の変化がありまして、これが時間変化をもたらします。「光陰」は時を意味するのです、そして朝・昼・夜の変化、春夏秋冬の暦を形成します、もちろん歳を経て成長・老化し、死んでいくという生死の問題にも連なってきます。

 次に「Life命」の信仰も全ての信仰で主要な役割を果たしています。元々、物質の根源である光も明るさという感覚と切り離せません。感覚は命の営みですね。光自体が生命の姿でもあるのです。

 生物学的な生命概念ではなく、感覚し、知覚し、区別し、反応し、摂取し、排出し、消費し、生産するさまざまな活動や実践は生命的なものですから、コスモス全体が大いなる生命の循環と共生として捉えられます。あらゆる宗教はなんらかの形で、この大いなる生命とのつながりを実感しようとして生まれたのではないでしょうか。

 生命は大いなる生命の循環と共生として、コスモス全体に広がり、その意味でエターナル(永遠性)な存在ですが、それは個的生命として現れざるを得ませんから、生死の鎖、食物連鎖によってつながる命の環です。

 個的生命としては永遠性は彼岸のものであり、個的身体の時間的空間的有限性の彼方に、先祖から受け継ぎ、子孫へとつなぐ形や他者とのつながりを通して、また大いなる生命との一体感を通して実感するしかありません。それが宗教では様々な浄土や他界信仰、輪廻思想として語られているわけです。

 生命に対する信仰は、大いなる生命に対する信仰としては一神教として現れますが、生命は生命の諸相としてさまざまな姿をとりますので、八百万の神々の信仰が咲き乱れることになります。

 命の信仰は、命を受け取り、与えるという営みを通して培われます。この個的生命相互のつながりを意識しますと愛がテーマになります。

 愛こそが魂を救うのですから、愛が神として意識され、仏は慈悲の権化として捉えられます。しかも愛として捉えられた神や、慈悲として捉えられた仏は、もはや超越的存在ではなく、人間の心の純粋なあり方として主体的に捉え返されるわけです。

 飢えた虎に我が身を与えた修行者を見て、ゴータマ・シッダルダは覚りのきっかけを掴んだとされています。我が身を与える捨身こそ永遠の生命の循環に連なるので、永遠の生命への還帰と讃えられます。永遠の生命を象徴する大地母神カーリーに、生贄として捧げられる身体は永遠の命への還帰なのです。神への生贄は、それ自身神との一体化であり、神となることとみなされます。

 逆に神も人に食べられて、永遠の命を与えるわけで、キリスト教会では主イエスの聖餐を礼拝の中心的儀式にしています。イエスが弟子たちによって最終的に神と認められたのは、自らの血と肉を食べさせて聖霊を受け継がせようとしたからではないかとこの秘儀から連想されるわけです。

 永遠の生命は、個々の一つ一つの食物として我々に与えられているわけですから、個々の一つ一つの食物こそが、我々の命を支える命の神であり、愛の神であるわけで、稲荷や年神などの穀物神として穀物は信仰されていますし、食糧になる魚や獣たちも神として信仰されています。人は食物連鎖の頂点にたって食べられることを忘れてしまっています。本当は土や空気に戻ることも永遠の命の循環なのですが。

 たとえ、我が身を食べさせなくても、食物を与える営みを通して、命の循環に参与しています。ですから食物を調理して、食べさせることも命を与える宗教的行為であると思います。

 キリスト教ではイエスに対する聖餐が中心儀礼ですが、聖職者が調理し、共食の儀式を行なうということは、宗教儀礼にもっと取り入れられてもいいと思います。そうすることで、日常の家庭での食事も命をいただく宗教的な儀礼であることが省みられ、本来の宗教性が取り戻せるのではないでしょうか。

 食事を作るだけではなく、衣食住やその他の文化的な楽しみのために様々なものを作り出す営みも、生活を支え、彩り、活力を与えるのですから、命を与える活動の一環であり、愛の営みです。愛があって初めて生産やサービスの様々な活動が創造的な喜びにあふれることが出来るのであり、愛への信仰なしに生きる喜びもありません。

 その意味で、仕事や家事といった日常の営みこそ宗教的活動だということに気付くことが一番大切で、それこそが幸せに生きる道です。

 ですから宗教団体の儀礼や活動の中に光、命、愛を讃美し、しかも感覚的にも光、命、愛で満たされ、それが活動として光、命、愛を生むような形が常に創意工夫されていなければなりません。

そういう視点から各宗教団体の組織のあり方、儀礼の内容、組織的な活動の内容、信仰の中身が吟味され、洗練されるように改革していくべきではないでしょうか。

 そういう観点から互いに批評し合い、評価しあうことによって、相互に宗教間の理解が深まるでしょう。そして平和や環境そして文化など協同し合い、協力し合える課題を見出して、力を合わせていけば、宗教の違いによる文明間のトラブルもなくなることでしょう。

参考文献:『(PDF版)やすいゆたか著作集第24巻 エッセイ集 宗教のときめきー三つのLによる対話を求めて』
http://www42.tok2.com/home/yasuiyutaka/shoin/shuukyounotokimeki.pdf
『(PDF版)やすいゆたか著作集第7巻 「聖餐による復活」仮説上ーイエス・キリスト復活の謎』(三一書房刊『キリスト教とカニバリズム』改題)
http://www42.tok2.com/home/yasuiyutaka/shoin/seisanniyoruhukkatsukasetsu1.pdf

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