香道 御家流 霽月会 (せいげつかい)
文学を香に託して、雅に遊ぶー香遊びー
香炉の微妙な火加減により、妙なる変化する香りを感じながら
玉響ーたまゆらー日頃とは違う空間に自分を置き
香道の精神を共に学びませんか?
香道とは豊かな心を導き、精神を育ませる情操教育の一つでございます。
(御家流香道の由緒)
御家流は、流祖を室町期に活躍した三條西実隆公としています。実隆公は当時、和歌、書道、有職等の教養にも造詣
が深く、有名なところでは二條家学派の古今伝授を伝承していたということが知られています。
(香道の系譜)
系譜においてはその子孫の実隆公から烏丸家に伝わり、九代目の油小路家までは殿上を許された堂上家でしたが、
十代目の猿島胤直によって地下に流れ、以後は直接の公家文化から離れていきました。その後三條家は流派という
形式はとっていなかったようですが、三條実美が(六種薫物)等の秘伝の調合法を持って宮中に仕え、幕末より、戦乱
の世を経て、第二次世界大戦後には地下に伝わっていた御家流有志が復興しまして、現代まで続いております。
(流儀の特徴)
流儀の特徴としては、公家の文化を主体としておりますので、使用する道具も蒔絵等の華やかなものが多く、香の楽し
み方は、気品を尊びながらも、同じ香道の流派である武家の流れを汲んだ志野流と違い、あまり手前を重とする、堅苦しく構えない、
サロン的雰囲気の中で、香りを楽しむことを重としております。
(香道御家流 霽月会)
霽月会会員は、諸先生方のご指導をいただきながら、この御家流の作法を中心に、
伝統文化継承の為に日夜稽古に精進しております。
(ホームページもご覧ください)
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