夢に我を失う魔法の響き
原田 英代 (ピアニスト)
Hideyo Harada (Pianistin)
“魂の音”を伝える稀有なる芸術家、ピアニスト原田英代女史の公式コミュニティへようこそ!
原田女史の音楽と人を心から愛するファンの方、女史の演奏会やCDを聴いて魂を揺さぶられたという方、どうぞご参加ください!
【プロフィール】
"夢に我を失う魔法の響き 〜 多くの賞に輝く原田の音楽は、簡単に真似のできるものではない。疾風怒涛の天才ともてはやされるピアノ弾きの頻出する中、極めて集中力の高いこの芸術家は彼らとは全く比べ物にならない魂の音を伝えてくれることを、我々は静かに認識するのみであった。"
1996年ポリーニ、ブレンデルらが毎年のように招待される「リーダーハレ・ベートーベンホール・ピアノチクルス」(ドイツ、シュトゥットガルト)における満席のリサイタルは大成功を収め、新聞(Stuttgarter Nachrichten)でこのように絶賛された。
東京藝術大学音楽学部および同大学院にて松浦豊明氏に師事。その後、シュトゥットガルト、ウィーンに学んだ後、チャイコフスキー記念モスクワ国立音楽院教授、ヴィクトル・メルジャーノフ氏の愛弟子として研鑚を積む。7年に亙るメルジャーノフ教授との研鑚の日々により、ロシア音楽が彼女のライフワークの一つとなった。
1984年ジュネーヴ国際音楽コンクールでの最高位入賞をはじめ、1991年シューベルト国際ピアノコンクール第1位、ウィーン20世紀のピアノ音楽コンクール第2位など、数々のコンクールに入賞。更に、1993年にモスクワで開催された第1回ラフマニノフ国際ピアノコンクールで入賞、更に二つの特別賞を獲得し、彼女のピアニストとしての地位を不動のものにした。
これまでに、グランド・ピアノ・フェスティヴァル(アムステルダム)、アンティーブ国際音楽祭(フランス)、ルートヴィクスブルグ城音楽祭(ドイツ)、ベリー国際音楽祭(フランス)、横浜市招待国際ピアノ演奏会、ラフマニノフ音楽祭(ロシア/タムボフ)、ヤナーチェク音楽祭(チェコ/オストラヴァ)、プラハ・プロムス音楽祭、ベートーヴェン音楽祭(ボン)、V.K.メルジャーノフ生誕90年祝賀ピアノ音楽祭(モスクワ)などに出演。また、モスクワ音楽院大ホール、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)、ウィーン楽友協会大ホール、ドゥ・ドーレン(ロッテルダム)、スメタナ・ホール(プラハ)、ベルリン・コンツェルトハウス、ゲヴァントハウス(ライプツィヒ)等で演奏。
オーケストラとの共演も多く、スイス・ロマンド管弦楽団、ジョルジュ・エネスコ管弦楽団(ブカレスト)、トリノ放送管弦楽団、ロシア国立交響楽団、チェコ・ナショナル交響楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団、広島交響楽団など、国内外の主要なオーケストラが名を連ねる。
ソロでの演奏活動に加え、室内楽、声楽のピアノ奏者としても数多くの音楽家との共演を重ねており、とりわけ、ベルリン国立歌劇場専属歌手のローマン・トレーケル(バリトン)、ボロディン弦楽四重奏団との共演は特筆すべき成功をおさめた。
また、2007年にはドイツを代表する大女優カーチャ・リーマンとの朗読付きコンサートを開催。ルートヴィヒスブルク音楽祭、ラインガウ音楽祭、オーバーストドルフ夏の音楽祭、ウーゼドム音楽祭などドイツの主要音楽祭に出演のほか、ポツダム/サンスーシー宮殿劇場やベルリン・コンツェルトハウスで公演し、大成功を収める。
近年、ドイツのCDレーベル「アウディーテ(Audite)」との専属契約を交わし、第1作の『グリーグ:叙情的小品集』、続く『チャイコフスキー:四季/ラフマニノフ:コレッリ変奏曲』はいずれも世界各地にて絶賛とともに迎えられ、それぞれスーパーソニック賞(ルクセンブルク"ピッツィカート"誌)、英グラモフォン誌推薦盤などの評価を得る。なお、2010年3月に第3作『シューマン・ピアノ作品集』のリリースが予定されている。
“上辺だけの効果を狙うことのない深い音楽性”に支えられた説得力のある演奏は、女流演奏家とは思えないスケールの大きさと柔らかな繊細さを兼ね備え、真の実力派ピアニストとして賞賛されている。
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