美　びこう

詳細 2014年10月21日 10:00更新: 山﨑美幸画集＜びこう＞　

＜帯おもて＞

「描き続けた風景」

戦後地元高知にて教員を定年まで務め挙げ、
右手左足のハンディを乗り越え
ひたすらに描き続けた画家の素朴で純粋な情熱あふれる作品集。
山﨑美幸画集＜びこう＞＜プチ・ムッシュー＞二巻同時刊行。

＜帯うら＞　
偉大な仕事はそれが偉大であればある程
時間がかかるのである。
決して焦らずじっくりと肚をすえて取り組むことだ。
人生は自己との戦いである。　　　　　
－昭和五十年七月二十八日　山﨑美幸

芸術家には芸術家としての宿命がある。
右手が利かねば左手で、と云う熾烈な美への探究心が
夜となく昼となく彼を精進に追いやる。
絵は上手に描くだけが能事ではない。　　　　　　　
－山﨑美幸滞仏展に寄せて　萩森久朗氏

山﨑美幸君と私は
旧制高知城北中学のクラスメートである。
彼は入院するなり、
「何時から絵が描けるかのう」と聞くのが口癖である。
全く絵の虫といった感じである。　　　　　　　　　　
－昭和六十年秋　　久　正男氏

カラー132白黒24（計156頁）
掲載作品100
（株）求龍堂
3250円
全国主要書店の美術書コーナーにてひっそりと発売中。