使い易い!素晴らしい作品を創り続ける作家さんです。
かたくなに今井スタイルを貫いています。
東京藝術大学時代から、ずーっと変化しながら、通奏低音のように流れている作品のあり方は変わらない気がします。
実用の食器・酒器として、気軽に楽しく使って頂きたいという願いをひとつひとつの込めて作陶していると感じます。
布目という生地の焼き物ですから、叩いて創るのにすごく、力と時間がかかり、大量には創れないようです。
布目ですから真っ白のキャンパスみたいな風合いに、パステルカラーで、明るく・優しく・大胆なイラスト風の
野菜や果物や、自然のものが描かれていて素敵です。
手に馴染むというか、気取りも力みも感じられないナチュラルな食器です。
厚みも薄すぎずに自然体。
寡作なので、昨年・始めて名古屋でも個展を開いてくれました。
常設で見ることの出来るギャラリーは、
「瑞玉」すいぎょく・東京都板橋区・03−3861−8984、
「寛土里」かんどり・東京ホテルニューオータニロビー館・でしょうか・
写真は、明るくて気に入って使っているスイカの夏茶碗。
手前が「冬のソナタ」にでも出てきそうな北極星のドンブリです。
楽しいでしょう!!!