カトリックで検索してもコミュがみあたらないようですので、私がその任にふさわしいとはとても思えないのですが、とりあえず作成させていただきました。
福者シャルル・ド・フコー(2005年11月13日列福)
1858年、フランスのストラスブールに生まれる。6歳の時、孤児となり、妹と共に祖父母のもとで育てられる。
その後軍人となり、青年時代、信仰から離れ放蕩な生活をおくったが、1883年から1884年モロッコ探検に参加、その地のイスラム教徒たちの深い信仰心に打たれ、「神は存在するのだろうか。神よ、もしあなたが本当に存在するなら、あなたをわたしに知らしめて下さい」と祈り続けた。
フランスに帰国したシャルルは、一人の司祭に指導を願い、1886年、28歳で神を見出す。「神が存在するとわかった以上、わたしはもう神以外のために生きることはできないと悟った」と語っている。
その後、聖地巡礼し、キリストが生まれ生きた地で自分の召命を発見する。それは「ナザレトのイエスに倣い、従うこと」であった。この理想をもって7年間トラピスト修道院で生活するが、より厳しい生活を求めて、孤独の中に祈りと礼拝のうちに過ごすため隠遁生活に入る。
1901年、司祭に叙階され、サハラ砂漠に向かう。その地で貧しい人々の中の最も貧しい者として祈りと聖書の黙想の中に砂漠の遊牧民と共に生活を送る。イエスの愛の生きた印として「すべての人々の兄弟」となるという絶え間ない願望を生き、「しもべがこれほどなら、先生はいかほど素晴らしい方だろう」と言われるほどに、イエスに似た生活を送るよう努めた。
1916年、当時サハラ砂漠を荒しまわっていた盗賊団によって殺害された。
(以上バチカン放送局より引用)
引用元
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