東京にサンショウウオ!?あの天然記念物の!?って、思った方もいるかもしれません。残念ながら、天然記念物のサンショウウオはオオサンショウウオですが、トウキョウサンショウウオとは違います。
同じ両生類なのに、カエルとの知名度の差が大きいサンショウウオ。オオサンショウウオは有名ですが、全国に分布しているにもかかわらず、小型サンショウウオは無名に等しいかもしれません。その理由としては、カエルのように大きく高く跳べるわけでもなく、大きく鳴くわけでもなく、元々人知れずひっそりと生きてきたというのが考えられます。
尚、トウキョウサンショウウオは主に南関東に生息する小型サンショウウオの1種です。その姿はカエルに似ても似つかず、形だけならトカゲに近いです。しかし、オタマジャクシのように生まれたばかりの頃は水中で生活するなど、両生類の特徴も勿論持っています。
しかし、そんな生物も、開発などの影響を受けて確実に数を減らしてしまっています。
このコミュニティでは、あまり人に知られていないこの生物を知名度を上げると共に、飼育方法や保全などトウキョウサンショウウオに関することなら何でも語り合うことを目的としています。
人にその存在を知られることもなく、消えていっている生物がいるということを、知ってほしいと思います。
トピックは自由に立ててください。
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※トウキョウサンショウウオとは※
:学名:
Hynobius tokyoensis
:和名:
東京山椒魚
:分類:
両生綱 Amphibia
平滑両生亜綱 Lissamphibia
具尾下綱 Caudata
有尾目 Urodela
サンショウウオ亜目 Cryptobranchoidea
サンショウウオ科 Hynobiidae
サンショウウオ属 Hynobius
:分布:
群馬以外の関東地方、福島県の一部
:食性:
基本は肉食。
飼育下では人口飼料も食べることがある。
:繁殖:
2〜4月。地域によって多少変わる。
卵のうはバナナ型で二対。
随時追加予定☆
◆現在の管理人の飼育東京山椒魚◆
幼体3匹