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前橋汀子

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詳細 2023年5月6日 10:25更新

 前橋 汀子(まえはし ていこ、1943年12月11日 - )は日本を代表するヴァイオリニストのひとり。

 白系ロシア人音楽教師の小野アンナと、桐朋学園子供のための音楽教室の斎藤秀雄に師事。少女時代に来日したヨゼフ・シゲティとダヴィッド・オイストラフの演奏会を訪れ、ヴァイオリニストの道を志す。中学生からロシア語を独学し、17歳でレニングラード音楽院に留学。1963年に一時帰国した後、新ウィーン楽派や同時代の音楽への興味から、ジュリアード弦楽四重奏団のロバート・マンに入門すべく渡米し、ニューヨーク州のジュリアード音楽院に留学、名伯楽で知られるドロシー・ディレイ教授にも師事。さらにニューヨークから渡欧して、スイスはモントルーにてヨゼフ・シゲティとナタン・ミルシテインの薫陶を受ける。シゲティ他界後もモントルーに暮らし、最晩年のチャップリンやココシュカとも親交を結んだ。

 日本人の真の国際的なヴァイオリニストのひとりとして、東西で幅広く活躍。ストコフスキーの指揮によりカーネギー・ホールでアメリカ・デビューを果たしたほか、ズービン・メータ、クルト・マズア、小澤征爾、クリストフ・エッシェンバッハら著名指揮者のもと、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やロサンジェルス・フィルハーモニック、クリーヴランド管弦楽団などの一流オーケストラとも共演している。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団やチューリヒ・トーンハレ管弦楽団とは録音も行なってきた。

 演奏は、卓越した演奏技巧と、艶やかで張りとふくらみのある音色が特徴的だが、決して美音におぼれることなく、激しい表現意欲に支えられた、真摯な表情付けが認められる。このような特色は、恩師シゲティが捨てたロマンティックなレパートリー(チャイコフスキー、ブルッフ、シベリウスの協奏曲、小品集)の演奏・解釈においてもいちじるしい。特に1980年代後半からは、円熟味が増してきたことでいっそう評価が高まった。師シゲティやミルシテインと同じく、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータを得意とする。レコードやCD制作も数多い。演奏それ自体に加えて、凛としたステージマナーや美しい容姿に惹かれて、ファンを公言する著名人(作家の深田祐介や演劇界の蜷川幸雄・萩原健一ら)は少なくない。

 現在は演奏活動のかたわら、東京藝術大学などで教鞭を執っている。2004年日本芸術院賞受賞。

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2006年8月22日

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カテゴリ
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