mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

ホーム > コミュニティ > 映画 > ロベルト・ベニーニ 

ロベルト・ベニーニ 

ロベルト・ベニーニ 

ログインして参加する

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2006月12月より封切りした新作『人生は、奇跡の詩』は人気作『ライフ・イズ・ビューティフル』と勝るとも劣らない感動作でした。

この映画を作ったベニーニのコメントです↓

 本作は、私が長い間、映画化したいと思っていた愛を描いた作品です。主人公は愛に突き動かされる男です。この世で最も破滅的で、革命的な力を持っているのが愛です。私はこの作品を、真っ白な雪のように清らかに、虎のように激しく描き出したい(原題:The Tiger and The Snow)、と長年思い続けていました。

 愛のためなら命を捧げる男が、愛する人のために本当に命を捧げる。ところがその女性は、この風変わりな男とかかわりあいたいと思っていない。詩を書いて生計を立て、ひとつの言葉を探し出すのに何日もかける、この感性豊かな変わり者は、彼の言葉が彼自身の心を打つならば、その言葉を耳にする人すべての心も打つはずだと信じている。ところが彼は、死ぬほど愛する女性の心だけは動かすことができない。どれだけ彼女の後を追い、話しかけ、時間を費やし、昼も夜も共に過ごし、必死で彼女への永遠の愛を伝えようとしても、その想いは伝わらないのです。

 アッティリオは毎夜夢に見る女性を追い求めて、2003年3月に開戦したイラク戦争という、最も不条理で恐ろしい場所までたどり着きます。これは詩人の愛と、愛にすべてをかける男の物語なのです。悲劇と喜劇、地雷原、言うことを聞かないラクダ、略奪者、爆撃、瓦礫の山といった困難が待ち構える中に、愛する女性の命を少しでも長らえさせるため、アッティリオは飛び込んで行くのです。それは、彼にとって、このひとりの女性の死が、世界中の死に等しいものだからです。

 しかしアッティリオの愛は、決して甘く感傷的なものではありません。むしろ、飢えや恐怖をも超えて、餌を求めて獰猛に飛びかかる虎のように激しい愛なのです。アッティリオにとって、愛することを恐れるのは、生きることを恐れているも同然であり、生きることを恐れるというのは、まさに死んだも同然なのです。すべての人間の中に愛があることを絶対的に信じているこの詩人は、そうした自らの信念を伝えようとします。人の中にある愛の姿を表現することこそ、「詩」の目的であり、あらゆるアートの目的なのです。このストーリーは主人公と彼の感情に焦点を当てています。それ以外の無意味な出来事やすべての不条理は描き出すことが不可能なため、単にそれとなく描き出し、矮小化しているに過ぎません。

 我々は、できるだけストレートにストーリーを描き出すことで、予想を超える感動が用意された思いがけない結末を迎えるまでの間に、観客のみなさんには、驚き、混乱、不安、そして何よりも面白さと感動を味わってほしいと思っています。さらに「真実はもっともらしい嘘と共に語らなくてはならない」という、詩人アッティリオの言葉にあるように、この作品にはリアリティと共に、ある種の自由を加えているのです。

 本作で、心からの驚き、混乱、不安、面白さと感動を伝えられることを祈っています。欲張りすぎかもしれませんが、そんなことは気にしません。その中のひとつでも感じてもらえれば、これが特別な映画という意味になるでしょうから。


人生は、奇跡の詩 (原題 La Tigre E La Neve)H.P
http://www.movie-eye.com/jinsei/

生年 ■ 1952/10/27〜
出身地 ■ イタリア/トスカーナ

■若くしてスタンダップ・コメディアンや脚本家として活躍。70年代から役者として映画に進出。
86年の「ダウン・バイ・ロー」(ジム・ジャームッシュ監督作品)で注目される。その後はフェリーニの遺作「ボイス・オブ・ムーン」で好演を見せ、「ジョニーの事情」で監督デビューを果たした。
そして98年、父の強制労働収容所での体験を基にして製作された「ライフ・イズ・ビューティフル」でアカデミー主演賞を受賞。
妻は「ダウン・バイ・ロー」)で共演、結婚したニコレッタ・ブラスキ。また音楽界の酔いどれ詩人トムウエイツとも共演している。「ナイト・オン・ザ・プラネット」でトムは楽曲を提供してます。

【祝】1000人突破!ますます盛り上げていきましょう!




【代表作】
■  コーヒー&シガレッツ(2003)
■  ピノッキオ(2002) 
■  フェリーニ 大いなる嘘つき(2002)
■  ライフ・イズ・ビューティフル(1998)
■  ロベルト・ベニーニの Mr.モンスター(1994)
■  ピンク・パンサーの息子(1993)
■  ジョニーの事情/JOHNNY 2(1991)
■  ナイト・オン・ザ・プラネット(1991)
■  ボイス・オブ・ムーン(1990)
■  ダウン・バイ・ロー(1986)
■  マイ・ワンダフル・ライフ(1980)
■  ピンクのルージュ(1979)
■  ルナ(1979)

【受賞履歴】 (■=受賞、□=ノミネート)

アカデミー賞
1998年 ■ 主演男優賞 ライフ・イズ・ビューティフル
□ 監督賞 ライフ・イズ・ビューティフル
□ 脚本賞 ライフ・イズ・ビューティフル
 
カンヌ国際映画祭
1998年 □ パルム・ドール ライフ・イズ・ビューティフル
■ 審査員特別グランプリ ライフ・イズ・ビューティフル
 
英国アカデミー賞
1998年 ■ 主演男優賞 ライフ・イズ・ビューティフル
 
ヨーロッパ映画賞
2000年 ■ 世界的功績賞
1998年 ■ 男優賞 ライフ・イズ・ビューティフル
 
インディペンデント・スピリット賞
1986年 □ 主演男優賞 ダウン・バイ・ロー
 
ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)
2002年 ■ ワースト主演男優賞 ピノッキオ
□ ワースト監督賞 ピノッキオ
□ ワースト脚本賞 ピノッキオ
□ ワースト・スクリーン・カップル賞 ピノッキオ
1993年 □ ワースト新人賞 ピンク・パンサーの息子
 
セザール賞
1998年 ■ 外国映画賞 ライフ・イズ・ビューティフル

検/Roberto Benigni Nicoletta Braschi Tom Waits Jim Jarmusch

開設日
2005年03月03日
(運営期間4226日)
カテゴリ
映画
メンバー数
1157人
関連ワード

おすすめワード