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地球市民平和革命宣言

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詳細 2015年11月21日 20:05更新

地球市民平和革命宣言


どうすれば人は癒され人を赦すことができるのだろうか。


世界がぜんたい幸福にならないうちは
個人の幸福はあり得ない

正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識して
これに応じて行くことである

誰人もみな芸術家たる感受をなせ
個性の優れる方面に於て各々止むなき表現をなせ

ここには多くの解放された天才がある
個性の異なる幾億の天才も併び立つべく
斯くて地面も天となる

詩人は苦痛をも享楽する
永久の未完成これ完成である

「農民芸術概論綱要」宮澤賢治より抜粋


教養・インテリジェンスとは
多種多様な人々の立場に立って対話し想像し
共感・共苦する能力であり
response状況に対応するability能力
すなわちresponsibility責任を生きることである。


ひとりひとりが源

ひとりひとりの愛が
周りを愛しくしていく

その愛が世界中のあちこちに点在し
ひとりひとりの愛の波紋が
響き合いつながっていく

線となり面となり
河となり海となり
空となり大地をおおう

地球が愛に満ちて光を放つ
宇宙が愛に満ちて光を放つ

人を変えることはできない
変えることができるとすればそれは自分自身

ひとりひとりが源
今ここから
あなたから
わたしから


いつかすべてを愛しく感じられるまで君と歩いてゆく
いつかすべてを等しく感じられるまで君と歩いてゆく


世界を本気で変えられると信じてきた者が
世界を本当に変えてきた。


すべての地球市民に捧ぐ。


幕末の大転換期の日本で坂本龍馬は藩の利益ではなく日本国の国益を考え行動した。彼は土佐藩を脱藩し藩益に拘泥することなく自由な立場で日本国民として考え行動した。現代はコペルニクス的大転換の時代である。このまま帝国的グローバリゼーションを突き進めば、人類は滅びる。持続可能な地球平和社会実現のためのパラダイム転換が急務である。今こそ人類は地球市民として国益を超越し地球益を真剣に考え行動すべき時である。国益に執着した戦略を議論している時ではない。

日本は憲法前文・9条の価値を再認識し世界へ発信すべきである。憲法前文・9条は日本の誇るべき価値であり世界に誇るべき価値である。日本は憲法前文・9条の価値を基軸に外交を展開し、憲法前文・9条の世界観が人類の世界観として世界に共有されるように平和の盟主としてリーダーシップを発揮すべきである。

日本は自ら率先して軍事力としての自衛隊を解体すべきである。そしてその世界第4位の軍事費・424億ドルを国内の財政赤字・年金問題・少子高齢化対策・貧困・所得格差是正・福祉・教育等に、さらに第三世界の貧困・累積債務の帳消し・HIV・教育・人口増加抑制対策等に有効活用すべきである。人間の持つ善性に基づき他者の幸福の実現に貢献するというコミットメントは多くの共感者を生み、多くの支援者を巻き込んでいく。日本は憲法前文に謳われている様な、第三世界の国々を始めとして世界から尊敬される国になるだろう。米国依存から脱却し、世界の平和的リーダーとなる。日本のみにこのような平和主義を採られては他の軍事大国は世界における道徳的地位を保ち得ない。やがて日本に追随することになるだろう。世界の軍事費・1兆400億ドルを平和利用すれば、貧困を始めとする様々な諸問題を解消することができる。非武装国は世界的尊敬を享受するであろう。一体誰が何の目的で世界から敬愛される丸腰の国々に戦争をしかけてくるだろうか。貧困を理由とするテロは自然消滅するであろう。これこそが理想的かつ実践的な世界の平和安全保障の創造である。

最大の課題は、軍需産業が供給してきた雇用をどこにシフトするかであるが、環境分野、福祉分野、教育分野にシフトすればよい。このシフトに関しては、環境・福祉・教育の先進国である欧州にリーダーシップを発揮して頂き、世界は欧州から学べばよい。

国連開発計画と国連児童基金の見積もりによると、10年の間、毎年800億ドルあれば、地球上のすべての人々に、基本的な教育と医療、十分な食べ物、飲み水、さらに公衆衛生を保障することができ、女性に産科医療を保障することができる。800億ドルは、1年間に世界中で支出される軍事支出の9%に相当する額である。上記の提案が実現すれば十分に解決可能である。

上記の提案に加えて、トービン税を早期に全世界で導入し、全世界の貧困解消に活用すべきである。第三世界の累積債務は帳消しにすべきである。タックス・ヘイブンは廃止すべきである。

歴史認識の検証・対話・相互理解は友好関係構築のために重要である。日中韓の共同歴史研究に米も加えて歴史認識を検証し合い、その研究結果に基づき共通教科書を作成・使用すべきだ。最終的には世界各国が共同歴史研究により歴史認識を検証し合い、その研究結果に基づき万国共通教科書を作成・使用すべきだ。日本はA級戦犯を合祀しない・市民の犠牲者を合祀する・無宗教の国立追悼施設を創り、首相はそこに参拝すべきである。そこに日本政府公式の歴史観を展示すべきだ。法律上靖国神社を廃止することはできない。靖国神社の遊就館の歴史観が日本の歴史観と誤解されることは絶対に避けなければならない。このことは世界の平和安全保障に資する。

現在の国連を中心とする多国間協調主義には賛同できない。国連は第二次世界大戦戦勝国連合であり帝国主義・植民地主義諸国による少国間協調主義であり米国単独行動主義と連帯した世界支配である。国民の声・選挙権・コントロールは国民国家内にとどまる。国民の声が届かない国際機関で政治・経済・司法体制が決定されていく。政治・経済・司法をグローバル化するのであれば、個の権利もグローバル化すべきである。権力の一極化・帝国体制はまもなく崩壊するであろう。マルチチュードこそが困難に立ち向かい、世界を民主主義的に構成する新しい枠組みを生み出さなければならない。

1970年頃から中国黄河流域で大規模な開発が行われ、大量の農業、工業、生活用水が使用されてきた。その結果、黄河の水が一時的に干上がってしまう断流という現象が出現している。断流により塩害が生じ農産物の生産はままならない。米国の調査によれば、2025年には中国の穀物輸入額は1億7500万トンに達するという。これは現在の世界の穀物貿易量合計に匹敵する。インドでも農地の20%が塩害により作物を生産できなくなっている。インドは「緑の革命」により高収量の品種改良を行い当初は大幅な収穫増を達成した。しかし、高収量のためには大量の化学肥料と農薬を投入し続ける必要があった。その結果、持続可能な土壌を失うことになったのである。中国・インドが穀物の大量輸入国になった時、最も深刻な打撃を受けるのは日本である。穀物自給率29%の日本は全世界の穀物輸出量の7分の1を輸入している世界最大の穀物輸入国である。以下は今世紀90億人に達する人類を持続的に養うための提案である。

?先進国の人々による大量消費との決別。世界で生産されている食糧は120億人分ある。しかし、1日平均10万人が栄養不足が原因で死亡している。一方、60億人が米国人と同じレベルの消費生活をすれば、地球5個分の資源が必要になる。日本人と同じレベルの消費の場合は地球が2個必要である。先進国の人々の異常な大量消費は明らかに持続不可能である。ドイツのヴッパータール研究所のエルンスト・ウルリッヒ・フォン・ワイツゼッカーによる『ファクター4 豊かさを2倍に、資源消費を半分に』という著書には、生活水準を維持、あるいは改善する一方で、地球にあまり負担をかけない多数の方法の具体例が述べられている。競争を通したグローバリゼーションと資本市場の結びつき、万人の万人に対する闘争は、集団的な惨事を導くだけである。人と人の間で、そして人間と自然の間で協同していくことが、私たちの主要な選択となる。

?化学肥料・農薬による大量生産との決別。自然農・有機農による持続可能な土作りの実践。様々な異なる環境で活動している農業の革新者たちは、もはや省みられなくなったそれらの土地固有の技術を復活させたり、輪作をしたり、水の取り込みや土の保存方法を改良したりして、めざましい収穫の向上を成し遂げている。エセックス大学のジュールズ・プリティー教授の調査は注目に値する。教授の調査は、単純でコストのかからない技術によって、平均73%以上も収穫を上げることができることを証明している。この調査は合計するとイタリアと同じ面積になる、52ヶ国にわたる200以上の農地で行われた。アフリカでは、トウモロコシとトウモロコシの間にアワノメイチュウ(トウモロコシに穴をあける害虫)がより好む草を植え、その草を食べさせることで被害を抑えた。 オーストラリアのビル・モリソンとデビット・ホルムグレンが構築したパーマカルチャーも参考に資する。パーマカルチャーは、伝統的な農業の知恵を学び、現代の科学的・技術的な知識をも組み合わせて、通常の自然よりも高い生産性を持った「耕された生態系」を作り出すとともに、人間の精神や、社会構造をも包括した「永続する文化」を形づくる手法である。日本でも各地で自然農や有機農で収量を向上させる研究が行われている。

?菜食の普及。1kgの牛肉の生産には7kgの穀物が必要。飽食・肉食からの脱却は自分の健康と地球の健康に貢献する良質な食生活を導く。

?人口増加抑制策。避妊具と教育の普及。1億3700万の女性が家族の人数を制限したいと望みつつ、それに必要な避妊具を入手できないでいる。

?自給力の向上。ロシアやキューバのように家庭菜園を活かして自給力を向上する。流行しているガーデニングを菜園化する。以上は現実を直視した世界の食糧安全保障の創造案である。

大量生産・大量消費・大量廃棄の一方通行型社会に替わる資源循環型社会への転換が求められている。50年前の経済学者の多くは使い捨て経済を唱道した。需要・生産・雇用が上昇し、先進国では記録的な経済成長を記録した。しかし、使い捨て経済は資源を浪費し、環境を破壊し、経済成長至上主義は限界に達している。新しい原材料を使わない・廃棄物を出さない経済の在り方が個人から産業界まで求められている。金の指輪を1個生産するために数トンの土砂が掘り起こされシアンや水銀などの有害物質が垂れ流しにされている。それでも人は金の指輪を欲するのだろうか。太平洋セメントは2010年までに産業廃棄物だけで100%できるセメントをつくる挑戦を続けている。山を破壊しないという決意である。

地球環境を持続できるように、世界経済の再構築を目指すならば、経済が進んでいく方向を正さなければならない。今は間違っている。環境を破壊している活動が奨励され、環境に良い活動はやる気をそがれている。資源の利用や化石燃料の利用を促進するための補助金をやめて、資源のリサイクル事業に補助金をつけるべきである。産業界は資源の大量消費をやめ、資源を繰り返しリサイクルする方向へ転換していく。廃棄物の埋め立てや焼却に課税すれば、もっとリサイクル・リユースを促進することができる。環境税の課税対象はいろいろある。原生林の伐採など天然資源の使用、農薬など有害物質の使用、大気汚染や地球温暖化の原因となる化石燃料の使用など、どんな環境破壊を規制したいかによって様々なリストを作れるだろう。私たちは変わらねばならない。その転換の鍵を握るのが税制の大改革なのである。

北欧・伊・独・英など欧州各国で炭素税やエネルギー税が導入されている。炭素税とは、石炭・石油・天然ガスなどの化石燃料に、炭素の含有量に応じて税金をかけて、化石燃料やそれを利用した製品の製造・使用の価格を引き上げることで需要を抑制し、結果としてCO2排出量を抑えるという経済的な政策手段である。CO2排出削減に努力した企業や個人が得をし、努力を怠った企業や個人はそれなりの負担をすることになるという、環境保全への努力が報われる公平な仕組みだといえる。世界中で導入すべきである。

米国のエネルギー省は国内の風の量を調査し、ノースダコタ・カンザス・テキサスの3州の風力発電だけで全米の電力需要をまかなえることがわかった。中国は風力だけで現在の発電量を2倍に増やせる。欧州は洋上の風力だけで欧州全域の電力を供給できることがわかっている。風力発電が盛んになれば、夜間の余剰電力を使用し水を電気分解して水素を作り出すことができる。これは水素を燃料に使う燃料電池自動車の開発・普及に資する。

日本には、風力・地熱・水力・太陽光などの再生可能エネルギーが豊富にある。島国で山があり、内陸部にも海岸地帯にも風が豊富にある。世界最大級の地熱エネルギーがある。恵まれた傾斜地と河川を活用すればダムを使用することなく現在の日本の電力使用量を供給できるという調査もある。ソーラーパネルの世界最大生産国であり屋根材そのものを太陽電池にする世界最先端の技術を持っている。これらの技術は第三世界の発展にも大きく貢献できる技術である。原子力発電は不要である。

日本がリーダーとなり化石燃料・原子力を排し太陽光・風力・地熱・水力などの再生可能エネルギーへのシフトを世界的に断行すべきだ。地球温暖化を防止できる、資源争奪戦の必要がない、持続可能である、再生可能エネルギーを普及すること。これこそが理想的かつ実践的な世界のエネルギー安全保障の創造である。

抜本的な新たな世界システムとしては自然農・有機農・地域通貨・クリーンエネルギー・地産地消・コミュニティスクール・ステークホルダー民主主義をベースとした地域循環型共同体・エコヴィレッジが緩やかに連帯し世界を構成するイメージを提起したい。今世界では15000ヵ所でエコヴィレッジが生成している。世界遺産的価値があるが、過疎化・高齢化が進んでいる日本の13.5万の里地・里山の集落コミュニティをエコヴィレッジとして再生したい。

自分は他の幾多の生命の犠牲の上に存在していることを意識することは重要である。他の生命への感謝の気持ちが生まれる。食べ残し・過剰な消費が減少する。生命・自然への畏敬の念から食糧・自然環境・平和への関心が高まる。自分の生命維持のための必要最小限の殺生しかしない狩猟採集民の哲学から学ぶべきことは多い。私たちはアメリカ先住民の古い言葉に学ぶことができる。「7代あとのことを考えて行動しなさい」という教えである。常に未来の世代のことを考えるというこの知恵をもう一度取り戻さなければならない。農耕牧畜革命以来の富の蓄積による人類の欲望の肥大化をどうするかが持続可能な地球平和社会実現の鍵となるだろう。

地球経済の大変革こそ環境革命である。これは1万年前の農耕牧畜革命、200年前の産業革命に匹敵するほど大規模な革命である。今回の革命は20〜30年で成功させねば間に合わない。私たちは技術も知識もあり何をすべきかも知っている。必要なのは決断と実行である。人類が滅びる前に革命を成し遂げることができるか。それが私たちに突きつけられた課題なのだ。

教育は革命の根幹である。競争ではなく共生を、他者を思いやる想像力を、他者を癒し・赦し・愛する力を、対話による相互理解力を、他者の自分らしさ・本質・使命・輝きを映し出すコミュニケーション力を、持続可能性・多様性・調和を、過去・現在を直視し未来を構想する力を育むことが肝要である。

家庭内暴力からパレスチナ・イスラエル問題にいたるまで、それらの根源にあるものを洞察すると、かつて被害を受けた人が、その被害者意識、復讐心を克服することができず、逆に膨張、暴発させ、より残虐な加害者になってしまうという構図が浮かび上がる。

貪欲、搾取、虐待、格差、憎悪、対立、暴力、テロ、紛争、戦争、殺戮、虐殺…。農耕牧畜革命以来、人類が繰り返してきた愚行。「貪欲・不安・痛み・悲しみ・怒り・恨み・憎しみ・被害者意識(以下ルサンチマンと表記する)」の拡大連鎖。何処までも果てしなく利己的欲望を拡大再生産していく「貪欲」の拡大連鎖。その欲望拡大の為に加害者が被害者を生み、その被害者が新たな加害者となり、また新たな被害者を生む「ルサンチマン」の拡大連鎖。あるいは被害者であり続けることを強いられ「ルサンチマン」が蓄積され続けていく拡大連鎖。

あらゆる人間は、否応なしに、家族から共同体、国家、民族、宗教にいたるまで、この複雑に絡み合い重層化した多種多様な不条理・悪循環の連鎖の中に生まれ、組み込まれ、それぞれ固有の連鎖・トラウマを背負って生きていくことになる。あるいは、死んでいくことになる。

今、人類ひとりひとりが、自らが背負っている、それぞれ固有の連鎖・トラウマを直視し、向き合い、自分の人生の代で、それを如何にして断ち切ることができるか。それこそが、今後の人類、世界、地球の在り方を決定していくことになる。

本来、人間は真・善・美を希求し、その創造に向かう欲求を有している。ところが、多くの場合、人間は弱さに克つことができず、他者や社会に対するルサンチマンを生きてしまう。このルサンチマンは、自分が不遇なかたちでしか生きられないことからくる攻撃的欲求を生み、それが屈折して偽・悪・醜・無への欲望をつくり出す。最悪の場合、ルサンチマンは世界にこう言うだろう。「もしも私の生がこうでしかあり得ないなら、世界よ滅びてしまえ」と。

ルサンチマンを魂に刻み込んだ者が、その復讐心から権力を欲し、権力闘争に命を賭している限り、持続可能な地球平和社会は構築できない。ナチスドイツのヒトラーもそうであったが、米国のブッシュもルサンチマンに切り刻まれている。ドラッグや酒に依存しなければならなかった境遇には同情するが、権力・戦争に依存するに至っては、全地球市民がブッシュを権力の座から追放せねばならない。

ブッシュに根源的に必要なのは、本質的な他者理解・癒し・赦し・愛であり、ルサンチマンの連鎖を自分の人生の代で断ち切ることである。

持続可能な地球平和社会実現に根源的に必要なのは、全人類の本質的な他者理解・癒し・赦し・愛であり、ルサンチマンの連鎖を自分の人生の代で断ち切ることである。

では、どうすれば、それぞれに固有の連鎖・トラウマを断ち切ることができるだろうか。

「貪欲」がもたらしてきた歴史・事実・現実を客観的に正確に直視・認識すること。「貪欲」がもたらすであろう結末・未来を可能な限り予測・想像・直視すること。「貪欲」追求によるあらゆる地球生命体への暴力・破壊を止め、共生・共存していくこと。

他者と対話を重ねること。他者の自分らしさ・本来性・使命・輝きを映し出すコミュニケーションをすること。全身全霊を注いで他者の立場に立って想像すること。想像するための知性、魂を鍛えること。他者のルサンチマンを自分のこととして、実感・共感すること。ここに癒しが生まれる。他者に対して、謝罪すべきことは、心から謝罪すること。愛すること。 謝罪を受け容れることができれば、他者を心から赦すこと。愛すること。この営みは、ヤスパースの「交わり」「愛の闘争」に繋がっていると思う。

私は、家庭内暴力を犯した父親と、決定的な瞬間に裏切りを遂行した母親を、赦し、愛するに至る道程で、この「交わり」「愛の闘争」を、何度も、繰り返し、試みてきた。彼らは加害者である以前に被害者であり、そのルサンチマンの連鎖を断ち切ることができなかったのだ、ということを了解した。そして、自分がその連鎖を断ち切ろうと決意した。

ゲーテは最晩年の詩「始原の言葉 オルペウス風に」の中で、ダイモーン、偶然、エロース、必然、希望という五つの言葉をあげている。我々は生きようという霊的な力の「ダイモーン」に突き動かされて、自分の思い通りに生きようとするが、「偶然」により、意に反する運命に翻弄される。しかし「エロース」により、その運命を愛し、引き受け、雄々しくこれに立ち向かうことにより、運命を「必然」としうる。運命は必然として愛すべきである。誰でも生きている限り「希望」を捨てることができないから、この「運命愛」が可能だという。ゲーテはこのように人間の生の本質について説き、ニーチェの「永遠回帰」「運命愛」「超人」に繋がる思想を語っている。

何を望むにせよ、その「永遠回帰」を望むように、それを望まなくてはいけない。この瞬間。この瞬間。私は自分の全ての過去を永遠に辿り直したいと言えるまでに、自分のルサンチマン・ニヒリズムを克服し、新しい価値・解釈を創造したい。今、この瞬間を永遠に辿り直したいと言えるような「覚悟」をもって生き、新しい価値・解釈を創造したい。

私は自分のルサンチマン・ニヒリズムを繰り返し、繰り返し、何度も、何度も、克服し、新しい価値・解釈を創造しようとする過程で「永遠回帰」「運命愛」「超人」の思想に強く共感し実践を試みてきた。それと同時に、前述した「交わり」「愛の闘争」の実践を試みてきた。

私がルサンチマン・ニヒリズムを克服し、「実存」を生き抜くためには、「新しい価値・解釈の創造」と「覚悟」としての「運命愛」、そして「交わり」としての「愛の闘争」が不可欠である。すなわち、ルサンチマンの連鎖を断ち切り、愛の連鎖を創造することが必要である。

複雑に絡み合い重層化した多種多様な固有の不条理・悪循環の連鎖を、人類ひとりひとりが、一本一本、解きほぐし、断ち切り、克服する作業をすることにより、人類ひとりひとりは、真・善・美の各々固有の方面で止むなき独創的な表現・創造をまっすぐに発露できるであろう。人類ひとりひとりが、先哲・他者との対話・交わりを通して自己のルサンチマンの連鎖を断ち切り、自らの使命である独創的な真・善・美の創造・追求に生きること、愛の連鎖の創造・探求に生きること、すなわち、実存を生きることこそ、持続可能な地球平和社会実現の核となる。

※【字数制限のためトピックに続く】

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2006年8月13日

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カテゴリ
学問、研究
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