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詳細 2017年6月9日 22:24更新

抗精神病薬の種類
精神分裂病の精神症状を改善する薬で、
構造式(かたち)の違いによって大きく3つに分けられます。
面白いことに、これらはまったく異なったお薬から開発されました。

一番最初の抗精神病薬は炎症やアレルギーを抑える抗ヒスタミン薬の研究から誕生しました。
これがクロルプロマジンです。1952年に登場しました。
それまで効く薬が全くなく、治療困難だった精神分裂病に治療の可能性がでてきたのです。
このクロルプロマジンと同じような構造を持つ系統の薬をフェノチアジン誘導体系の抗精神病薬です。

二番目はブチロフェノン誘導体系のハロペリドールです。
この薬剤はモルヒネ系鎮痛薬から合成されました。

三番目はベンザミド誘導体系の薬物です。
もともとは胃潰瘍の治療に使われていたスルピリドでした。

このように抗ヒスタミン薬、モルヒネ系鎮痛薬、胃潰瘍薬と
一見何の関係もない薬物が抗精神病薬として使われているのです。

抗精神病薬の薬理作用
抗精神病薬の種類のところでも述べましたが、
抗精神病薬はまったく異なる3種類の薬から、それぞれ開発されてきたのです。
これらに共通する作用は「抗精神病作用」です。
その作用は幻覚、妄想を抑えたり、異常な運動興奮を抑えたりするのが目的です。

精神分裂病がドーパミン系、とくにD2の異常興奮が原因の一つとされています。
つまり、症状を抑えるにはそのドーパミン系の神経をストップしてしまえばいいのです。
抗精神病薬の作用機序の第一段階は前頭葉、辺縁系、線条体、視床下部などに分布する
ドーパミンD2受容体を遮断してしまいます。

このドーパミン神経を遮断してしまうことが、
抗精神病薬の薬理作用であり、
副作用でもあるのです。

このコミュニティーはPZCをフル活用して、それがなくては生きていけない人のためのコミュです。
ODなどの書き込みはなしでお願いしたします。

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2006年8月11日

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カテゴリ
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