企業の社会的責任(CSR)は企業にとって非常に広範な経営要素に関わっている問題なので、 国籍、学部、又は所属ゼミの枠を越えて取り組むべき問題であると考えられる。
そこで、「立命館アジア太平洋大学CSR研究室(APUCSR)」では、APMの近藤まり助教授の自主ゼミという形で、APU生全体のCSRへの関心・知識の向上を目指して活動に取り組んでいきたい。
また、この自主ゼミではCSRがカバーする広範な分野の中でも特に、企業が営利活動と社会貢献活動がどのように両立されているのかについて焦点を合わせ研究していきたい。
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研究手法
□各メンバーのCSRに関する知識を深めるために、各人が興味を持つ分野を調べ、毎回のミーティングで、プレゼンテーションをし合い理解を深めていく。
□ある程度、各人の知識が深まり学術的に十分な分析をできる段階になれば、企業のケース・スタディーを行い、実際その企業を訪問、又は、担当者をAPUに招き実際にCSR部門で働く方々との交流を通じ、論理的観点からのアプローチのみならず、実践的なアプローチも試みたい。
企業は今後、ますますCSRについて考えなければならないであろう。そして、その事は経営学や社会学を専攻するAPUの学生にも同じことが言える。従って、この団体がAPUにおけるCSR研究の中心的な役割になっていけるよう、努力していきたい。