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藤木英雄

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詳細 2015年12月2日 19:28更新

(Wikipediaより)
藤木 英雄(ふじき ひでお 1932年 - 1977年7月9日)は、日本の刑法学者。

1932年、長野県松本市出身。旧制第一高等学校を経て、1953年、東京大学法学部を首席で卒業。東大在学中に司法試験と国家公務員試験とを首席で合格、俗に言う「トリプルクラウン」(東大法学部、司法試験、国家公務員試験の全てにおいて首席)を達成。その後、団藤重光門下で学究生活に入り、早くからその才を認められる(団藤に声をかけられ法学部助手となる)。1966年には、福田平、大塚仁、内藤謙、香川達夫といった兄弟子を追い越して、東大法学部教授となる。

一般にはリベラルな考えの持ち主だと考えられており、刑法学を真に市民のものとすべく尽力する。その志向性は、藤木をして実質的犯罪論へと導いていくこととなる。戦後の数ある刑法学上の論争の中で、実務上最も重要な意義をもったのは過失責任を巡るものである。藤木は、高度成長期において非伝統的な犯罪(例えば公害犯罪等)が増長するという状況に際して、新たに企業側の過失責任を拡張することで、被害に苦しむ無辜の市民を救わんと画策する(藤木、板倉宏、西原春夫らが登場する以前の新過失論は、逆に伝統的犯罪や交通事犯に対する過失責任の限定を意図していただけに画期的な転換である)。 藤木(あるいは板倉)は、新過失論を一歩進めて、「新・新過失論」、「危惧感説」を提唱する(時代背景として、「森永ヒ素ミルク中毒事件」公判の時期でもある)。この危惧感説は結局のところ、通説・判例を形成するには至らなかったが、現在でも一部の検察関係者等からは支持を得ている。この他にも「名誉毀損と表現の自由」に関する「35条による違法性阻却説」を提唱する等、師事していた団藤も一目置くほど、その功績と研究に対する熱意は高く評価される。

また、市民のための刑法を模索する藤木の姿勢は、著書『刑法各論』においてユニークな形として表れる。従来の(そして現在においても)刑法各論の教科書は、刑法典に記された犯罪の諸類型を順次解説していくというスタイルを採るものばかりであったが、藤木は、これを市民の生活実感に即したものとすべく、社会生活のいかなる場面でいかなる刑法が適用されるのかといった視点から再構成したのである(例えば、「交通事故」「医療事故」「薬害事故」「不動産取引」といった章立てをして、各場面毎にどのような罪と罰があるのかを解説したのである)。後年、西原春夫や平川宗信がこの試みに続き、ユニークな教科書を世に送り出したが、残念ながら、近年はこのスタイルを踏襲する教科書が出ていない。

晩年は眼病を患いながらも、懸命に学究活動を続けていたが、学会の多忙な事務による過労がたたり、残念ながら、ロッキード事件の最中、急性腎不全の為に45歳で夭折。藤木の後継教授として東大法学部に赴任したのが、結果無価値的な考え方を持つ内藤謙であったため、その後、今日に至るまで、東京大学の刑法講座から行為無価値(結果無価値・行為無価値二元論)の考え方を採る有力教授がいなくなるという異常事態が続いており、実務との乖離が進む一方となっている。学界のみならず、実務の世界においても、今尚、藤木の早過ぎる死を惜しむ声が大きい
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