星の数ほどあるコミュニティの中に、アビダルマ(abhidharma, 阿毘達磨)が存在しないことに、ある種の驚きを感じつつ、徒然なるままに、アビダルマ・コミュニティを作ってしまいました。
とは言うものの、仮にコミュニティがガンジス河の砂の数ほどあったとしても、自性としては、七十有余しか存在していないことになってしまうのですから、そういう意味では、アビダルマ・コミュニティがないのも無理はないことですが…。
さて、傍論はこのくらいにして、本論に戻れば…
大袈裟に言ってしまえば、仏教の発展段階において顕現してくる、ありとあらゆる問題は、既にアビダルマの中に内包されていると言って過言ではないといえるでしょう。
マハーバーラタの名文句ではありませんが、
《此処に存するものは、何処にも存す。
されど、此処に存せざるものは、何処にも存せず》
といったところです。
ということで、アビダルマの考究している学徒(あるいは、仏教を志す学徒)は、是非とも、ご参加を…!