スケルツォが好きな方、色々語り合いましょう!
〜スケルツォ〜
スケルツォは速い三拍子の曲で、日本語訳すると「諧謔曲」(かいぎゃくきょく)。
諧謔と書くとすごく難しそうですが、イタリア語Scherzoの意味は冗談、滑稽、ユーモアというような意味です。
音楽においては、ベートーヴェンが交響曲やピアノソナタに取り入れたのが一般的に広まった最初です。
とても速いな3拍子(1・2・3、1・2・3、という感じに1小節を1拍としてカウントされるのが通例)のスケルツォは
軽快で技巧的な器楽曲として広まったのですが、ショパンはピアノソナタに用いるだけでなく、
独立した曲として仕立て上げていきます。
ショパンは4曲のスケルツォを作りましたが、1番〜3番は深刻な曲調で始まるため、本来の「冗談」からはかけ離れていると評されることも多いのです。
しかし楽譜を注意深く見ていくと、そうでもなさそうな感じです。
確かに曲調は深刻なのですが、ピアノ技巧や作曲法上でさまざまな試みをしています。
バラードではピアノ1台による劇的な曲想表現を模索したショパンですが、スケルツォではテクニカルな面での模索をしているのです。
一見深刻そうに見せつつ実験作だったりする…という態度は諧謔性そのものではないでしょうか。
このあたりにショパンのフランス人的な感性を見ることもできます。
□□□相互リンクさせて頂いてます!□□□
「ショパンのバラード」
http://
作成したいトピックがあったらどんどん作成しちゃってください(^▽^)