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片岡義男主義コミュの湾岸道路

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片岡義男とわたせせいぞうの描く女性に憧れて、早20年。
このコミュを最近知り興味深く拝見しております。

さて、過去のトビックをみても、小説を限定した感想や意見、
あるいは、片岡氏原作のアニメやドラマ、映画についてのトビックがないように思われ、勝手に映画「湾岸道路」をたちあげてみました。

この映画は私の中で邦画No.1です。
(ちなみに、No.2は「汚れた英雄」No.3は「白い野望」と草刈正雄つながりですが・・・)

オープニングから若き樋口可南子とまぶしい光、
ヌーっと現れるビッグオールドアメリカンモービル。
そしてエンディングの「納豆定食ください」まで。

好きなシーン、台詞もりだくさん。

結婚した理由を「かっこいいからだ」
ブリーフ一枚の旦那を見ながら「形がわ・か・る」
さんざんほめた後「だから今言ってもいいと思うんだ・・・わかれよう」
別れた後のことを聞かれて「さまようだけだ」
湾岸道路で別れるときの「素敵な女だ、君は・・・元気でいろよ」
そして、その台詞の後、一度も振り返らずバイクを出すしぐさ

ハードボイルドでもないのに、乾いた台詞、笑わない草刈正雄。
かっこいい。

早くDVDがでることを祈ります。

他にもありますが、長くなりそうなので、
このへんで、では。

コメント(57)

芙美子さんに尋ねたら、そう言うでしょうね。

監督?脚本家?の意図がうかがえます。

なぜか
「スローなブギ〜」の最後のセリフを思い出しました。
昔 片岡さんがラジオでDJやっていて
彼の声は結構甘い声をしていた覚えがあります。
みなみ(女性)さんと言葉のやりとりをしていました。
彼のラジオでの語らいも、ぐっとくるセリフがありました。

最近片岡さん、ご無沙汰でしたので
時間下さい。

映画「スローなブギ〜」の最後に
車がクレーンで海から上がってくると時に
不良中年が言う最後のセリフがでて来ません。
どなたかご存知の方、いませんか?

????猫に関するセリフ?
監督東陽一は、この映画の主題は「嫉妬」としていたらしい。
しかし、あえてそれを描かない空白にして、その周囲を描く。
「空白の嫉妬」だけを描くことをめざしたらしい。
片岡氏の思惑とどのくらい違うかはわからないが、
まんざらはずれていないような気がする。
その意味で、健介が出て行ったのは、
「格好いいからだ」の資質以外に、
怒りや悲しみや恨みのない「嫉妬」からかもしれないな、とも思う。


最後の「納豆定食ください」は、下世話な見方をすれば
片岡氏のソフィスティケイトされたドライで気取った台詞回しのアンチテーゼとして、
美人にふさわしくない野郎ばかりの定食屋で「格好よくない」台詞を言わせて、
落語でいうところの「下げ」にしたのではないでしょうか。

すみません、また長くなってしまいました。
tsuuさん同感です。

酔水さん、私も映画の方は嫉妬だと思います。
前にあえて反抗と書いたのですが本当は嫉妬と書きたかった。
でもうまく説明できず
誤解を与えそうだったので書き換えました。
今回見事に説明されていますね。
湾岸道路、格好いいですね〜☆
それについて語り合う皆さまも、とっても格好いい!です(*^-^*)
映画版見たことがないので、CSで見れるといいなあ★放映を教えていただきありがとうございます☆★
小説は、真ん中あたりで健介さんいなくなっちゃいますよね〜(笑)
素敵すぎです(*^-^*)
tsuuさん:コメントありがとうございます。
コミュ主の貴女の許可なく勝手にいくつかのトビをたててしまったので、
申し訳なく思っていました。
また、いつも長い(うざい?)コメントばかりしているのも重ねてお詫びいたします。


で、お詫びついでにまた、長くてうざい感想を。

健介は多分、本来の放浪癖と自然体でもなぜか「格好いい」芙美子に「嫉妬」して
いなくなったんだと思いますが、
(自分はいつも「格好」を気にしながらでないと「格好良くない」)

芙美子は実は自分を取り戻した、取り戻せた、気づいた。
(健介いなくてもいいじゃん。みたいな)
以外に実はかなり怒りもあったんじゃないでしょうか?
自分が金で買われる相談をし、また実際おこなっているし、報告もする。
普通はやめさせられ、嫉妬され、怒られ、DVになってもおかしくない状況なのに、
「自分で決めたことだから」と理解らしきことを言われる。
本当は止めて欲しかったんじゃないでしょうか?
それが何も言われないものだから「だめだこりゃ、好かれてないわ」になって、
それが「あきらめたような、けだるい表情」になってしまった。

もちろん健介側からしてみれば、浪費癖があり、
「普通しねぇだろ」というコールガールをあっけらかんと相談され、
怒ってないとも思えませんが・・・

結果「お互い様」でどちらも、いなくなった。

っていうのは、あまりに片岡氏に対しても作品に対しても失礼でしょうか?
失礼ですね。ごめんなさい。
感情を表面に出すことが「格好悪い」
良くわかります。

クール、ドライ、ストイック、干渉しない、爽やか・・・

片岡ファンは皆、それらに憧れています。(もちろん私も)

そのうえで、うがった見方をしてしまいました。

それにしても、「愛のコリーダ」の「さだ」との違いはいったい・・・
とても同じ男と女とは思えない。
みなさんの感想、どれもうなずけるし、拝見していて楽しいです〜。

私も、何年か後にふたりがもし再会したなら、杉本さんは芙美子さんに完全ノックアウトされるんじゃないかと思いました。

でも、ふたりは、また会うかもしれないし、もう二度と会わないかもしれない。
そんな余白、余韻のあるところがいいなと思います。
片岡さんの女性描写、独特ですよね。

美人物語の中の「よりかかってドライジン」の美紀子さん、

「ほんとはかなりの厚化粧なのだが、それが薄化粧にしか見えないほどに念を入れた、巧みな化粧」

実物(お手本)が見たい、と長らく思っております(笑)
(トピずれ失礼しました〜)
環七から湾岸道路、ひとつの結節点としてとっても心に残ります。たぶんこの場所は忘れないだろうな〜、いつもは山手通りから湾岸にはいるんだけど、たまには環七から入ってみようかな?
個人的には、近くにくると、つい寄ってしまうことがあります。
バイクでだと、このまま消えて、さすらいの旅に…などという衝動にかられる場所ですね。
今度の休みに、ローライダーで出掛けてみようかな。
この場所に向けて出発してから到着するまでの、彼等の心の有り様はどんなものだったか。
皆さんは、どう考えられますか。
スカパー日本映画専門チャンネルでの放送が、近づいて来ましたね!(10月26日22時〜)
初めて拝見するので、楽しみにしています(*^-^*)
ヒグチカナコさんも大好きだし♪
先週ですが環七大井埠頭行きました。
なんとなく行っちゃいますね。
そこから城南島海浜公園へ足を伸ばして離陸する旅客機を見ながらボーっとしてました。
こんなに湾岸道路ファンがいるとは思わなかったので感激してます。
バイクが納車だったので環七大井まで行こうと思ったんですがくじけました。
寒いので大黒埠頭で折り返させていただきました。

情けないのでカラダ鍛えようと思います・・
ぼくはあんましテレビも映画も見ない人なので。
樋口可南子さんもこの映画で止まったままです。

芙美子がひとり旅に出て、その後はどうなったのかな?ってしばらく想像してた時期もありました。
草刈正男のところに戻ったらハッピーエンドだなって。

それとも芙美子は旅先で別の男と知り合っていろいろあって家庭も持って・・。

と、考えると、最近犬と家庭を持ったTVCMもさもありなん。なんて思っちゃったけど。
ごめん汚しちゃった。

でもCMで実際そんな連想してしまった。(重ね重ね、ゴメン)
今改めて、この作品について
マイクミク限定の日記に
下書きしています。
まだ未完です。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=929916105&owner_id=5145160
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=934953785&owner_id=5145160&org_id=931031064
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=935948102&owner_id=5145160&org_id=935104515
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=937979963&owner_id=5145160&org_id=937115784
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=941197671&owner_id=5145160

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