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CLUB JAZZ -クラブジャズ-コミュの■■管理人の・・・勝手にコラム■■

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CLUBJAZZの繁栄と、一層の盛り上がりを期待して・・・
勝手にコラム、始めます。不定期更新です。

コメント(48)

■Blue Noteのすすめ■?

□名盤編□

Kenny Drew / Undercurrent
1960年録音

正統派ピアニスト:ケニー・ドリューがBlue Noteに残した2作目のリーダー作。メロディアスで美しい旋律を奏でるドリューが放った、新主流派ハードバップ。

表題曲は高速ピアノリフから、2菅が素晴らしいテーマをたたみ掛ける。フレディ・ハーバード:Tp、ハンク・モブレー:Saxという最強のフロントである。高速かつドライブ感あふれるこの曲は、「高速ハードバップ」として語り継がれるべき名曲。

↑曲も含め、ケニー・ドリューの作曲センスが随所に表れた作品としても、重要。
■Blue Noteのすすめ■?

□名盤編□

Horace Silver / Blowin' The Blues Away
1959年録音

クラブでも信者の多いホレス・シルバー。
「The Jazz Messengers」から独立した後リリースした人気盤。JAZZ喫茶でも現代のクラブでもお薦め。

高速ファンキーJAZZの「Blowin' The Blues Away」。哀愁のメロディー「The St. Vitus Dance」。ドライブ感溢れる高速バップ「Break City」。後に世代を超え、多くのカヴァーが生まれた「Peace」。ファンキーJAZZの代名詞「Sister Sadie」。2菅テーマとリズムセクションが絡む「The Baghdad Blues」。
リリカルなJAZZピアノの真髄「Melancholy Mood」。最後に高速バップで締め「How Did It Happen」。
と、名曲揃い。
↑↑↑Blue Noteシリーズも?まで行きましたので、この辺でシフトチェンジをしたいと思います。

Blue Noteの紹介は主に1500番台と言われる、比較的メジャーで、当時JAZZ喫茶で流行ったモノばかりです。しかしそんな表舞台(?)とはうらはらに、ヨーロッパ等々でもJAZZは、独自の新しい文化として多くの名盤が生み出されています。

特に近年、JAZZ黄金時代の再来かと言われるぐらいに、JAZZそのものが復活しています。クラブでのJAZZ、生演奏に拘ったライブ指向のJAZZ、カフェ等でブームとなったお洒落JAZZ・・・様々な要素がここ日本で、新しいカルチャーへと発展を遂げてきています。

Blue Noteを初め、Fontanaや多くのレーベルが「クラブ」というフィールドへ、名盤→再発という形で発信しています。
(特に近年「初CD化」というリリースを多く見ます)

次号からは、その様な「クラブ」でのJAZZ:黄金時代のJAZZを紹介していきたいと思います。
■クラブ世代⇔黄金時代のJAZZ■

John Coltrane。

彼がJAZZ界/音楽史に残した偉大なる楽曲達。

今のCLUBというフィールドにも多大なる影響を与えている。
そして各名曲に、数多くのカヴァーが存在するのも偉大たる由縁。

My Favorite Things / 同アルバムタイトル
多くのDJ、アーティストがベストとして挙げる「My Favorite Things」。モーダルの名曲である。ミュージカル:サウンド・オブ・サイレンスのこの曲をJAZZに取り入れた斬新さ、各プレーヤーが謳い上げるテーマ、長編と感じさせないアレンジ、全てが高次元で演奏され、JAZZ界の貴重な財産となる。

Giant Steps / 同アルバムタイトル
コルトレーンが「シーツ・オブ・サウンド」として提唱した代表作。「音を敷き詰める」の異をもつブロウは、高速ハードバプの中で縦横無尽に音を並べる。多くのカヴァーが存在し、多くの感動を与えてきた楽曲である。

John Coltraneの一部ではあるが、これらは今でも語り継がれるJAZZであり、CLUBにも計り知れない影響を与えている。


※他曲ではあるが、コルトレーン生誕80周年に、クラブフィールドから「A Love Supreme 〜至上の愛〜」をカヴァー。記憶に新しいが、先日のイベント:the Shape of Jazz to come@ageHaでのGillesも、一曲目にこの曲を投入。

V.A. / Acknowledgement for J.C.
http://shop.dmr.co.jp/webshop/default.asp
■クラブ世代⇔黄金時代のJAZZ■?

Big Bandによる圧倒的な迫力を持ったJAZZの到来です。

1950年代〜のSwingJAZZとは異なり、力強くまたテンポも速い。
今回はそんな中でも代表的なアーティスト「Buddy Rich」。

言わずと知れたドラマーで、Big Bandで数多くの名作を残した後、1980年代以降はソロとして、Funkに近いサウンドを残している。当時では想像もつかない様な、速くてタイトでテクニカルでありながらも、しっかりとボトムを支える名ドラマーである。また楽曲に新たな息吹を与えた点でも重要である。

代表的な作品。
「Buddy & Soul」1969年
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00004TA3F/sr=1-77/qid=1162655023/ref=sr_1_77/503-2251888-2051124?ie=UTF8&s=music
Mexicali Nose辺りを聴いてみてください。
当時にしては物凄い迫力。そして完璧で圧倒的なアンサンブル。名曲をJAZZとして、Big Bandサウンドとして提唱。今聴いても新鮮かつ驚きのあるアルバム。Live録音。

「The Roar Of 74」1974年
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0001N1O92/sr=1-3/qid=1162655386/ref=sr_1_3/503-2251888-2051124?ie=UTF8&s=music
一曲目のNuttvilleを聴くだけで価値ある名盤。Horace Silverの名曲を迫力のあるサウンドで再現。今でもクラブでの重要作。必聴!!

「Giant Steps」1976年
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00000G2P3/ref=pd_ecc_rvi_2/503-2251888-2051124
タイトル通り、コルトレーンに纏わる楽曲集。
一曲目からBig BandによるMoment's Notice。リズムも完璧。二曲目には難曲Giant Steps。ここまでタイトな演奏もなかなか無い。Big Bandによるアンサンブルも聴き所。


トリビュートアルバムや続く再発等、話題の絶えないBuddy Richだが、Big BandによるJAZZ入門としてお勧め。
■Fusion(そしてクロスオーヴァー)の世界■

生音を主体に置いたJAZZは、いつしか電子音楽化が進み・・・。Fusionというジャンルが生まれました。70〜80年代がピークです。

最近そんなFusionを聴き漁っていますが、ルーツというか大御所としてChick Coreaは通るべきアーティストです。

1stは生音JAZZでTrio作を残してはいますが、その後マイルスバンドで電子音楽に開眼し、かの有名な「Return To Forever」を結成したのでした。

・いわゆる「かもめのアルバム」(←ジャケ写)は、一大ブームを巻き起こし、今でもFusion界の金字塔的作品として愛され続けています。昨今CMでも起用された「What Game Shall We Play Today」や「La Fiesta」という名曲も生まれ、Vo:Flora Purimの声もここでは重要な役割を果たし、その後もFusion界に君臨し続けることとなる。
この金字塔的作品は、当時ジャズの聴衆に圧倒的な好評をもって迎えたれた。これは30年前に製作された未来の音楽であり、永遠の音楽である。

・その後Return To Forever名義として名盤「Light as a Feather」が生まれた。CLUBチューンとしても高次元な名曲「You're Everything」。クラシックス「Captain Marvel」「500 Miles High」。そして代表曲として今尚カヴァーされ続けている名曲「Spain」。JazzもFusionも超越した音世界である。


チックコリア談「リターン・トゥ・フォーエヴァーは私がハピネスとビューティーを追求する原点に立ちかえったという宣言なのだ」。

・RTFを共にしたVo:Flora Purimもその後Fusion界で名作を残し続け、またFlute,Sax:Joe Farrellも多くの名盤を残すこととなる(かの有名なAnother Starを収録したアルバムも有)。


生音JAZZ回帰と言われている近年、このRTFに今一度触れてみてください。きっと新しい発見と、音楽を表現する喜びや追求される美を体現出来るはずです。

写真左:Return To Forever
http://www.amazon.co.jp/Return-Forever-Chick-Corea/dp/B0000262QW
写真中:Return To Forever/Light as a Feather
http://www.amazon.co.jp/Light-as-Feather-Return-Forever/dp/B0000046YK/ref=pd_bxgy_m_img_b/250-3139414-9869019
写真右:Flora Purim/Everyday Everynight
http://www.florapurim.com/
■伝説のパーカッショニスト「NIKOLA JARITZ」■

CD:NIKOLA JARITZ / LA SANGRE DEL RITMO

求めていた音楽がここにはあります。

一部のマニア/DJの間では有名でもあり、
レコードでは入手困難なアーティストではありますが。
近年:数枚の音源(アルバム)を一枚のCDにまとめた(いわゆるベスト盤?)で素晴らしい演奏/楽曲が堪能できます。

※オーストラリア産JAZZは手の届かない次元にまで達していたのです※

全楽曲がJAZZを超越したサウンドであり、なんといっても日本人好みの旋律。

私管理人もCDで発売されていたことを最近知りました・・・。
入手可能でしたら是非聴いてみてください。

特に1stアルバム「MACUBA」からの楽曲が素晴らしく、
03.SAMBA NUEVA
06.SAMBA PARA GATO
19.MACUBA
辺りがお勧め。

当時この様な音楽が奏でられていたことに改めて感動。

近々コミュニティを発足しようと思っています・・・。
■CLUBJAZZの奇跡■

ここで新譜紹介をさせていただくのは反則ですが、あまりにも感動したので・・・RE:JAZZの衝撃が再びです。

往年のCLUBHITSを「生演奏」という形で再演したRE:JAZZ。

近い手法ではありますが、今回はレーベル「sonar kollektiv」を代表する楽曲をオールスターで再演(生演奏)した素晴らしくクオリティの高い新譜。

'sonar kollektiv orchester / guaranteed niceness'

この書き込みをしている次点でまだ4曲目。
それほどまでの感動と衝撃です。2曲目で涙が出ました。。
JAZZANOVAの名曲かつ代表曲の「ain't no dream」「no use / another new day」。メローで美しいVoアレンジ。当時JAZZANOVAを擦り切れる程聞いた方々にとっては涙モノです。まだリスニング中なのでここまで・・・。
これは高次元のJAZZです。
■Fusion再来!!??■

モダンジャズ、バップの次はFusionっぽいのが来そうな今日この頃。
Fusionといえば70〜80年代のJAZZ。JAZZというより融合サウンド。
いわゆる「Fusionバンドが奏でるJAZZ」と「JAZZバンドが奏でるFusion」がまた面白い。時代によって音楽は変化/進化していったのである。
今回は特に電子音楽に偏らない’JAZZっぽいFusion’を紹介します。
(Fusionサウンドが再発され出したのも気になります)

・oliver peters quintet / wings of spring
レコード原盤は3万以上もしてしまう極上サウンド。華麗なSAXとタイトなサウンドでファンも多いのでは。お勧めは2曲目「full moon」。
透き通るvoとグングン前に出るラテンベース。

・bruce cameron ensamble / With All My Love
ラテンテイストっぽいですが、上記同様タイトな演奏。スパニッシュ調のギターも多く何とも気持ちがいい楽曲ばかり。
参加アーティストはFusion界が多く、楽曲を構成するテクニックと構成力は流石。全曲お勧め。

次回はまた違ったFusionサウンドを紹介しまするんるん
■Fusion再来!!???■

人生で出会った中で・・・一番好きな曲を挙げなさい!!
なんて言われたらどうしますか??


迷わず挙げる楽曲はコレでするんるん

・barbara ann - webster lewis

これは1978年、webster lewisの「touch my love」というアルバム:2曲目に収録された至宝の楽曲なのです。

フュージョンともJAZZとも言いません。
ブラジリアンフュージョンでもありません。
ジャンル分けするのが如何に難しく不必要か・・・という曲。

ブラジル/ラテン調のベースラインから徐々に躍動していく展開。
女性によるコーラスワーク。
そして完璧なまでの起承転結は何度聴いても感動。

※おそらくCDによる音源は無いでしょうか・・・あせあせ(飛び散る汗)
■CLUBJAZZの奇跡・・・その?■

・The Jazz Thing - Christian Prommer's Drumlesson Plays the Dining Rooms

schema records の看板アーティストでもあるDining Roomsの楽曲を「生演奏」で再現した新譜。前作でのアグレッシブなJAZZとは裏腹に、近作はDRの持つメロディーと空気感の様なものを独自にRE:アレンジ。Vo楽曲も含め安定感のあるサウンドクオリティーです。

未だチェックされてない方はこちらもどうぞ〜↓↓ムード
・Drum Lesson Vol. 1(写真右)
strings of life や rej といった名曲が数多く収録。


しかしこの生演奏カヴァー、どこまで行くのでしょうか・・・手(パー)
iMix・・・公開始めましたexclamation←最近知ったのですが…冷や汗
ここで紹介する音源や、お勧め等を共有できたら幸いですexclamation ×2
気に入った音源はi-tunes storeとして購入も出来ますムード

http://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewIMix?id=314393695
■CLUB JAZZの軌跡?■

とあるCLUBJAZZ:Mixを制作中の為・・・日々聴き漁っております。
数年前の楽曲でも聴き返せば、今でも斬新だったり・・・楽曲の素晴らしさに改めて感動したり・・・。そんな楽曲達を「CLUB JAZZの軌跡」としてご紹介していきます。これからCLUBJAZZを聴き始める人も、CLUBJAZZの足跡をたどってみたい人も、チェックしてみてください。(あくまでも主観ですのであしからず・・・ムード)
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14HERO 「Morning Child」 Play With The Changes(07')

クロスオーバーサウンドの先駆的存在:4HERO。
Marc Mac と Degoによる精密かつ美しいサウンド。
前作"Creating Patterns"ではCLUBJAZZ界?異例の大ヒットを記録。

そんな4HEROの中でも特に美旋律がちりばめられた楽曲。
独自のリズムプロダクション+サウンドの洪水かのごとく押し寄せてくるオーケストレーション。
JAZZというよりクロスオーバー。クロスオーバーというよりジャンルレス。
サビのリフレイン・・・何度聴いても「美」という言葉が似合う楽曲です。

後世に伝えるべき「音」がここにはあります。

只今視聴可能↓
http://www.myspace.com/4hero
■CLUB JAZZの軌跡?■

Louie Vega 「Elements Of Life - featuring Blaze 」 Elements Of Life(04')

HOUSE界の大御所:Masters At Workとして活躍し、
1997年・・・nuyorican soul名義の[生音HOUSE]で革命を起こす。

そんなMAWのDJ'Louie Vega'が04年に発表した作品。
自身のルーツと共に『愛』をテーマに壮大な音楽を描く。
[生音HOUSE]は新たな時代に突入した。
生身のDrumsから生まれる4つ打ち+パーカッション。そして華麗な楽器郡。

その中でも・・・特に輝く楽曲は、タイトルトラックの「Elements Of Life」。
静かな導入部:パーカッションビートに乗せたピアノから、一気に加速する至高の楽曲。特記すべきは「こんなにも素晴らしいピアノソロは聴いたことがない!!」と言う程の間奏部。そして流石!!BLAZEのVo。
※間奏部ではGeorge Duke - Brazilian Love Affairのテーマをオマージュ。この辺り、DJとしてのセンスとアイデアムード

CLUBJAZZというカテゴリーでの紹介は躊躇しましたが・・・これはHOUSEもJAZZも関係ない。ただ「本当に素晴らしい楽曲」ということだけです。

只今視聴可能↓
http://www.amazon.co.jp/Elements-Life-Louie-Vega/dp/B00018D48G
■CLUB JAZZの軌跡?■

M-SWIFT 「Swifty」 Swing Out Irma Japanese Soundworks From Skyline (04')

IRMAレコードがジャパニーズアーティスト達とコラボした空高くスウィングする作品。

中でも特記すべきは近年新たなJAZZBandを結成したM-SWIFTの、知られざる名曲"IRMAのジャズ・ブラジリアン・バンドArcoirisをフィーチャーした至福のダンス・チューン"。
04年にしてCLUBJAZZ/CROSSOVER界の神髄。
あまりにも完成されすぎて・・・DJユースではないかもしれないが、随所に見せるラテンピアノ、先読みさせない抜群のアレンジ:構成力、起承転結、掛け合いのコーラスワーク・・・すべてが高次元でリスニング/フロアに於いて至福に包まれる音楽。
「音楽の素晴らしさを再認識させてくれた楽曲」として、今でも愛聴しております。

参照↓
http://www.amazon.co.jp/SWING-Japanese-sound-works-skyline/dp/B0002RNBA2
■CLUB JAZZの軌跡?■

Jazzanova 「Hanazono」 In Between(02')

説明不要の金字塔。Jazzanovaの1stアルバム。ドイツを拠点にあらゆるジャンルを吸収し、超越した音を作り出す天才集団。かつてない生々しいプログラミングと斬新なアイデア、豊富なリズムプロダクションと美旋律。全てが衝撃で、音楽の未来を切り開いた作品として、多くのリスナーに、また多くの音楽ファンに支持され続けている。

同アルバムでは「No Use」「Mwela, Mwela」「Another New Day」と名曲が多いが、中でも一際異彩を放つ楽曲が「Hanazono」。
独自のリズム感に、どこか中東寄りな美旋律が舞う名曲。
抜群のブレイク、溢れる楽器群、それを高次元で纏め上げるアレンジに脱帽します。後半部:テーマが流れながら吉澤はじめのアドリブピアノが舞うところで絶頂を迎えます。Jazzを通過した未来の音楽。

参照↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000068G9Y/clubberiadanc-22?dev-t=1K9TNWQYACNEC72QR102%26camp=2025%26link_code=xm2
■CLUB JAZZの軌跡?■

Kyoto Jazz Massive「Endless Flight」FOR KJM(04')

日本が世界に誇るクロスオーバー界の雄:沖野兄弟。
02'世界に発信した名作"Spirit Of The Sun"の後、満を持してリリースされたKJM10周年企画アルバム。KJMの人脈:アーティスト達がこのアルバムの為に新曲、オリジナル楽曲を提供。

その中でも特記すべきはKJMの新曲として収録された「Endless Flight」。

以下HP抜粋↓↓↓
"僕達のフェイバリットでもあるRODNEY FRANKLINの「ENDLESS FLIGHT」をカバーする事は、随分前から暖めていたアイデアだし、逆にカバーだからこの機会に発表しておくべきだという事にも落ち着いた。それに、2004年はKJM的に原点回帰の年でもあった。何故か70年代のフュージョン/ジャズ・ファンクをリメイクしたり、リミックスする機会に恵まれた。BLUE NOTEの60周年アルバム『BLUE NOTE REVISITED』では、EDDY HENDERSONの「KUDU」を。日本企画の『SOUL SOURSE REMIXED BOOGIE』では、PLEASUREの「STRAIGHT AHEAD」をKJM流にアレンジしていたから、この「ENDLESS FLIGHT」はルーツを見つめ直したKJM70代REWORK3部作の最終編でもある。この曲を僕達の10年の節目として、新たな楽曲制作を始める上でのステップにしたいと思っている。"

まさにクロスオーバーサウンドの神髄ともいうべきカバーであり、美旋律満載の楽曲。マイナー調にアレンジされているところに「らしさ」を感じ、アレンジも起承転結に富む。素晴らしいピアノソロも収録。

終盤:何度でも聴いていたくなるコーラスワークも流石。

只今視聴可能↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002ZEXB0/extrafreedom-22/ref=nosim/
■CLUB JAZZの軌跡?■

4HERO「Loveless - featuring Ursula Rucker」Two Pages(98')

これを超えるCLUBミュージックはないのでは!?
・・・おそらく生涯聴き続けるであろう・・・
それぐらい衝撃と感動を受けたアルバム。
"古代と進化"をテーマに2年という歳月で創り上げた至高の世界、そしてアルバム全体で一貫されている生音ドラムンベース。
豊かなリズムと聴いたこともないようなリズムパターン・・・
深く幻想的なオーケストレーション。ソウル。
世に発表されて以降、音楽シーン:概念に与えた影響は計り知れず。

中でも冒頭「Loveless」は生音ドラムビーツにウッドベース、Ursula Ruckerのポエトリーリーディング/Voで幕開け、オーケストレーションが空間を埋めるというアレンジ。エモーショナルさも加わって・・・とてつもない楽曲。
21世紀のCLUBミュージック:最初にして完成された音楽。

同アルバムには他にも「Golden Age Of Life」「Third Stream」「Escape That」「Star Chasers」と、当時では聴いたこともない、あまりにも先駆的かつ美しい楽曲が収録。10年経った今でも決して古くない奇跡のCLUBミュージック。

只今視聴可能↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=416010
■CLUB JAZZの軌跡?■

Dzihan & Kamien「Stiff Jazz」Gran Riserva(02')

オーストラリア産CLUBミュージック。
生音xエレクトロニクスサウンド:所謂Future Jazzで、
当時では斬新な音楽像を創りあげていた。
日本で話題となったのも、2nd(Gran Riserva)が発表されたこの頃。

中でも「Stiff Jazz」はJAZZとエレクトロニクスとダンスミュージック、時にはラウンジミュージックともなり得そうな・・・独自の楽曲で、CLUBJAZZ界に衝撃を与えた。様々な要素が交差するアレンジと、分厚い低音は今でも決して色褪せないサウンド。
その後、生JAZZカヴァーアルバム"Fakes"でも素晴らしい楽曲として、再認識できる。

只今視聴可能↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=79833
■CLUB JAZZの軌跡?■

DA LATA「Pra Manha」Songs From The Tin(00')

西ロンドン:DJパトリック・フォージとスモーク・シティの中心人物クリスチャン・フランクによるユニットのデビュー作。
JAZZとブラジル音楽をルーツに時代のCLUB性と美旋律を融合させた、幅広い楽曲が収録されている。

デビュー作であるこの作品の中でも、特記すべきは「Pra Manha」。
オーガニックとブラジリアン、クラブサイドが高次元で合わさり、包み込まれる様な哀愁の中で・・・美旋律が舞う楽曲。
リスニングミュージックと同時にフロア仕様でもあり、HOUSE界でも重要とされてきた。

音楽、そしてブラジリアンミュージックを愛する人達から生まれた名曲。

只今視聴可能↓
http://www.amazon.co.jp/SONGS-TIN-%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BF/dp/B00005HJQ2/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1245165514&sr=8-1
United Future Organization「Loud Minority」Jazzin'(92')

・以下HPより転載↓↓↓
「1990年、矢部直、ラファエル・セバーグ、松浦俊夫により結成。 東京に於けるクラブカルチャーの創成期の礎を築く。DJとしての活動に止まらず、積極的、多層的な展開を試みる。 1991年に1stシングルを発表以降、その勢いは世界的に波及し5枚のオリジナルアルバムは32カ国で発売され、国内外の高い信頼と評価を勝ち得る。 2002年、松浦俊夫が脱退するも活動はさらに多様化し、その動向は注目され続けている。」


過去のJAZZサウンドを蘇らせるという技法が無い時代・・・United Future Organization(以下UFO)は独自の解釈で、映画サントラ等で有名(?)なMichel Legrandの名曲:La Pasionariaからサンプリングし、高速ランニングベースで再構築する。空間を切り裂くトランペット、ジャジーでリリカルなピアノ、切り裂くポエトリーも含んだ斬新なアレンジで、新たな次元に到達したのである。
この楽曲はCLUBJAZZの、ある意味JAZZの重要な位置付けとされている。

10年後、KOOPらはヨーロピアンJAZZをサンプリングし、"CLUBというフィールドに
JAZZを再認識させる"ことでムーブメントを起こしたのだが、UFOはこの時代に完成された音楽を奏でていた。

・以下HPより転載↓↓↓
「「 Loud Minority 」を発表ヨーロッパ各地の音楽誌、FM RADIOでチャートの上位を占め話題となるまた、世界中の音楽関係者の間で絶大な支持と信頼を得るポール・ブラッドショー氏が編集長を務める「 STRAIGHT NO CHASER 」誌の『 プラネット・ジャズ・アワード 』を受賞する」

※収録アルバムJazzin'は既に廃盤となっており(12inchはジャケット違い)、見つけた方は是非お手元にどうぞるんるん



その後も「Flying Saucer (bon voyage)」などCLUBJAZZクラシックを多く生み出しており、先駆的な楽曲が多い。
> Φ(SJP)さん

今晩は…。横浜のアシッドジャズ世代です。(只の呑んだっくれです…。)
これ持ってます!
貴重ですよね…?
それだけです。お邪魔しました。
■CLUB JAZZの軌跡?■

kaoru inoue presents chari chari [Aurora] in time(02')

DJ活動と共に音楽製作をスタートし、HOUSE界でオーガニックサウンドを提唱し続ける。
複数の名義でリリースし、02年にはchari chari名義で名作"in time"を発表。

転載↓
「Chari chariこと井上薫は、世界各地のさまざまなリズムへの深い造詣と、クラブ・ミュージック的視点の両方を合わせもったアーティスト。本作ではそのセンスや才能が全面的に開花している。ボサノヴァやサンバ、アフロ、レゲエなどの多様なリズムを取り入れ、しかもリオ・デ・ジャネイロで録音した大人数のパーカッション群など、ほとんどの曲で生の打楽器を導入。だからどのリズムもイキイキとした躍動感にあふれているのだ。さらにはヴォーカルやアコースティック・ギターなどの各楽器も、生々しくスピリチュアルな音色を放つ。フロア対応の快楽的リズムというより、リズム自体がもつ本質的な生命力に着目したといえる希有な傑作。」


"in time"に収録された[Aurora]は、CLUB界で多くの感動を与えてきた名曲。
柔らかいサウンドに散りばめられた音像は、聴くたびに新たな発見と感動:驚きを見出す。




是非目を閉じ、聴いてみて欲しい。
生楽器とプログラミングに美しいメロディー。
徐々に高潮していくコーラスワーク・・・
様々な情景が浮かぶ至高の音楽。


るんるん勝手に「上半期ベスト」るんるん

□CLUBJAZZベストアルバム
■Drop This Thing - Andrea Pozza Trio
Idea 6でもピアノを担当していたAndrea Pozzaによる新録。
Vo曲「Drop this thing」「Perfect day」「And it all goes round and round」がどれも素晴らしい出来。リスニング〜CLUBのフィールドを違和感なく跨ぐ作品。

□CLUBJAZZベストチューン
■Love In - Nicola Conte (Rituals)
あれ??このアルバム自体は08'発売でしょうか?
そんなことは抜きにしても、往年のCLUBJAZZのお手本ともいうべき
サウンドとアレンジ、メロディーも流石!!というところ。
徐々に高潮していく感+ソロでの盛り上がりも最高。

□CLUBJAZZ from Japan:ベストチューン
■Cafe Bahia - M-Swift presents 24-Carat
日本産最高楽曲。と大げさですが。
マイナーなピアノからハウスビートに突入し、疾走感がたまらなく気持ちいい楽曲。流石です。若干のクロスオーヴァー感とフュージョンを取り入れているあたり・・・今後の一つのムーブメントになるか否か。

□CLUBJAZZベストアレンジ
■How High Is The Moon - S-Tone Inc. (Moon In Libra)
Schemaサウンドの要:S-Tone Inc.の新作は意欲的かつ先駆的な楽曲が多い。中でもHow High Is The MoonはJazzスタンダードを現代のCLUBJAZZへと昇華した美しい楽曲。アレンジとしては過去に例を見ない美しさ。

□CLUBJAZZニューカマー
■Quiet Nights Orchestra
スウェーデン産。ピアノトリオに3管とパーカッションの7人編成。
シングルカットされた[Helsinki:Nils Krogh Reworks]が秀逸。
CLUBJAZZクラシックスとなり得る楽曲。
SpiralJAZZ Production:Live in altoto 090815(下北沢)
2年半振りに再始動しました。

※Jazz Carnival※
Azymuthの名曲をSJPリ・アレンジ。

■CLUB JAZZの軌跡?■

Paolo Fedreghini & Marco Bianchi
[Several People] 05'

CLUB JAZZというものを完璧なまでに具現化した音楽。

Schemaから新人としてSahib Shinabの名曲「Please Don't Leave」をRE;アレンジし、一躍シーンのトップレベルまで昇りつめた。

このアルバムでは全編に渡って貫かれる独自のJazz理論と、美しいメロディー。
Jazzを昇華し、CLUBJAZZを新たなレベルへと押し上げた金字塔でもある。
CLUBJAZZクラシックスとして、おそらく数年No.1でありつづけるだろう・・・。

01. Another Face Feat. Ermanno Principe
02. Stay Feat. Daniel Richards
03. Spread Your Love Feat. Claudia Bernhard
→美しいVoと、羽ばたきそうなメロディー。
04. Circus In C MInor
→数多くのコンピに収録された新たなCLUBJAZZ。
05. Nothing Has To Chenge Feat. Angela Baggi
→いつまでも浸っていたくなるVo+Piano楽曲。


06. Blue Night In Africa Feat. Claudia Bernhard
07. You Are A Star Feat. Ermanno Principe
08. Please Don't Leave Feat. Ermanno Principe
09. Urban Savage
→予測不能なアレンジ。名曲。
10. Oriental Smile Feat. Ermanno Principe
11. Onda Espumante
12. Theme Of Solitary Notes

※ちなみに、彼らの最高楽曲はFreedom Jazz Dance Vo.2に収録の[Stars]。
Jazzの黄金期(60年代)までとはいきませんが、CLUBJAZZの進化をリアルタイムで感じることができる。そんな幸せに気付かせてくれた楽曲。
るんるん勝手に「2009(下半期)ベスト」 るんるん

□CLUBJAZZベストアルバム
■4hero presents EXTENSIONS
4heroの往年の名曲:クラシックスをCLUB/JAZZ界の名手達がremixしたとてつもないアルバム。中でもstar chasersはre:jazzにて生まれ変わり、ある種の「名曲」として最も特記すべきは、オーケストラを起用したsonar kollektiv orchesterのunivresal love。全ての面に於いて軍配があがる。素晴らしい。
http://4hero.wordpress.com/

□CLUBJAZZベストチューン
■univasal love - sonar kollektiv orchester
上記参照


□CLUBJAZZベストアレンジ
■FINAL FANTASY MAIN THEMA / PE'Z
素晴らしいぴかぴか(新しい)・・・と個人的には思います。コレを聴いた時には久々に鳥肌が立ちました。ゲーム音楽の中でも一際名曲ではありますが、ここまでのアレンジには本当に感動しましたるんるん多くは語りませんが、原曲に慣れ親しんだ且つ、CLUBJAZZを愛する方々に是非聴いて欲しい楽曲。
http://www.square-enix.co.jp/music/sem/page/lovesq/


※新曲としては該当無し・・・という結果になりました。あしからずあせあせ(飛び散る汗)
Remixを中心に来年も名曲達が生まれ変わるのかもしれません。それもまたリバイバルとして新しい世代のリスナーへと発信していってほしいものです。
2010年に期待を込めてるんるん
それでは良いお年をるんるん
皆様あけましておめでとうございます。本年もクラブジャズ共々、宜しくお願いします。より一層の発展と盛り上がりを皆様と作りあげたく、楽しみにしております。
Twitterはじめました。
楽曲共有を中心に様々なことを共有できたらと考えております。
ユーザーネーム : junya_hirose
宜しくお願いします。
twitter検索にかからない場合はこちらでお願いします。
http://twitter.com/junya_hirose
Twitter...

フォローを増やしていくと、あまりにも情報が多すぎて大変ですねw
でも良く出来ていると思います。
CLUBJAZZなら「CLUBJAZZ」としてアカウントを持っていると、ここと同じ様なことが出来るのか否か。。今後楽しみですし、多くの可能性を秘めていると感じます。

皆さんも是非つぶやいてみてください。楽しみにしております。

http://twitter.com/
>>Φ(SJP)さん
ツイッターフォローさせてもらいました。
CLUBJAZZアカウントですが、このコラムとリンクさせれば
閲覧数も増えますし、見てる側としてはコメントが返しやすいと思いますよ。
個人的にはiPhoneでmixiを開かなくても、ツイッターアプリで見られるのが嬉しいのですがw
ただ問題点を言えば、YouTube直貼りが出来ないですが…
>夢か…@不眠症さん
コメントありがとうございます。
仰る通りですね。CLUBJAZZアカウントも検討します。
しばらくTwitterを勉強します。。
■CLUBJAZZの軌跡?■

久々の書き込みです。
とあるイベントでふと気付いた名曲があります。

beatfanatic
[Adventures In Black Sunshine]

この中に収録の名曲「mas que malandro」。

beatfanaticといえば、ラテン/ブラジリアンをベースに、
とてつもない数のサンプリングを盛り込み、楽曲を形成する・・・。
といった感がありますが、この1stで見事に新しい音楽を聴かせてくれました。

上記楽曲は、サンプリングと太いベースラインで進み、突然転調してフルートのテーマが飛び出すといういかにも「らしい」仕上がり。
メロディーも良く何度でも聴ける名曲。
ネット上ではあまり情報がなく・・・リンク等ありませんが、こちらはありました↓
itunes
http://itunes.apple.com/jp/album/adventures-in-land-no-fi-beats/id283347415
「スイングジャーナル休刊へ」

とつぜん飛び込んできた記事ですが、今年一番の衝撃とショックを受けています。スポンサー等広告収入の減少が理由とのこと。

スイングジャーナルといえば、"スイングジャーナル認定○○ディスク"なんて帯が付いた:CDを見掛けることが多いと思います。
そんな一行で「素晴らしいCDだ」と認識できる影響力は、長年培ってきたノウハウと情報の宝庫であり、とてつもなく大きな信頼があったからこそ。

多くのJAZZリスナーが情報源として愛読しているのもまた事実。

若い世代、これからJAZZを聴きはじめる世代にとっても登竜門・・・いや、教科書として絶大な支持を得ているのもまた事実。


一方で、真のJAZZリスナー/JAZZファン(1960年来)の減少は否めない事実であり、レコードという媒体記録が残っているだけ・・・という事実もある。


しかし私は、JAZZはまさにプログレッシブな音楽であり、常に新しいJAZZが生まれ、変化〜進化していくものだと感じています。
そういった意味でも、新しいJAZZの源が途絶えてしまうのは、非常に残念です・・・。

何とかならないのでしょうか涙

若い世代へのアプローチ的な「何か」があれば、少しは違っていたのかもしれませんね。
「JAZZ喫茶でJAZZを聴く」という概念は今、「クラブで踊るJAZZ」に変わってきていますし、JAZZというカテゴリーで、日々新しい試みが発表されている時代です。
わーい(嬉しい顔)もうすぐ2万人突破します。
支えて頂いております、皆様:ありがとうございます!!
引き続き末永く宜しくお願い致しますm(_ _)m
nicola conte - love & revolution

遂にリリースされたニコラコンテ:ニューアルバム。
常にCLUBJAZZシーンを担ってきた彼が、
次に打ち出す方向性とは・・・。

人間味溢れる、文字通り愛に満ちた作品と感じた方も多いのでは。

CLUBJAZZで秀作がリリースされていない近年、
2曲目「love from the sun」がシーンの救いか・・・。
彼にはやはりこの4ビート+歌ものの作風が似合う。
(この曲はKOOPに近い作風)

他曲も豪華ゲストに注目できるが・・・
全体を通して「聴かせる」感が強いのは否めない。

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