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現代短歌会コミュの五月題目六十八「休日」

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あっという間に五月!年度始で三浦パンダさまもお疲れなのでしょう。私に今月の歌会の面倒を依頼してくださいました。

今回は題目を「休日」とさせていただきました。ゴールデンウィークのような特別な休日でも、普段の週末のような休日でも構いません。自由にみなさんの休日を詠んで下さい!

ではこの一月、よろしくお願いします!(^O^)


朝の陽にまみれてみえなくなりそうなおまえを足で起こす日曜 穂村弘

休日に風邪ひくなんて真面目だね ドタキャンされた君に言われる グレッチで殴って

コメント(30)

グレッチさんお疲れ様です。よろしくお願いいたしますウインク
グレッチで殴って(星)さん

新しい題詠をありがとうございます。
たしかに疲れてはいますが、グレッチで殴って(星)さん に依頼したのは魔が差したや錯乱などではありませんから( ̄∇ ̄)
楽しい歌会になることを期待しています。
五月の歌会のお世話をよろしくお願いいたします。
とまどいは猿の顔して叫ぶかな年中無休愛の休日
日曜の誕生日にてほくそ笑む誰にも告げず年上になる

グレッチで殴って(星)さん 、そろそろ頼んます( ̄o ̄)
我に休日を!
現実からここへ逃げて参りました笑 お待たせしてすみません、これからきちんと参ります!
拙い講評なども載せてゆきます、どうぞよろしくお願いします!!!!
三浦パンダ様

>とまどいは猿の顔して叫ぶかな年中無休愛の休日

長らくお待たせしました、んもー学校やバイトで死亡しておりました;;
五月病など経験出来ず私の五月が勢いよく始まったのですが、三浦さまのお歌も穏やかではなさそうです。
(ご存知でしょうが)私の足りない頭では少し難しいのですが、寺田寅彦さんの「猿の顔」の文章のオマージュでしょうか?猿の顔とは、「顔だけから見た人猿優劣比較論であり、老若賢愚比較論」であるというのですが、この考えから言うと「猿の顔して叫ぶ」というのは年を取った、経験を積んだ人間のつもりになって、もしくは人間より勝っている猿のつもりになってとまどいを叫んでいる、つまり高等な自分すらとまどいを覚える、ということでしょうか…???!?
うおお、もう上の句だけで頭がフル回転です。
そして下の句。年中無休愛の休日。愛の休日とは、愛に満ちた休日なのか、愛が休む、停止する日なのか。上の句から考えると後者の方がしっくり来るでしょう。
愛が停止する日が年中無休。寂しいけど、なんだか乾いた印象です。

それらから、愛を休ませてしまって、とまどう様子すら年を取ってしまった人の様子を想像しました。勝手に妄想が広がりましたが…泣

>日曜の誕生日にてほくそ笑む誰にも告げず年上になる

二曲目、わりと分かりやすい内容にして下さったのでしょうか、三浦さまの愛を感じます笑
これは休日あるあるですねー。夏休み生まれの子とか。微笑ましいお歌です。金曜に会って、次の月曜に会う頃にはもう既に年上になった自分なんです。誰にも手伝ってもらわなくても年を取れる独立感。自分の中だけの自分がもう既に同級生たちを「年下」として見ている。私も誕生日を言いふらせないタイプなのでこっちのタイプです笑

ふー、
とりあえず今回はこのへんで失礼します。。。拙い講評の答え合わせなどお願いします!
柊さま

>休みです晴れています暖かいですご飯食べますまだ淋しいです

休みですねー、晴れてるし暖かい。そこでゆっくりご飯を食べる。なんとも幸せな休日じゃないですか。でも、このままで結句を読まなくても、この幸せなひとは一人だと感じます。淡々と説明している様子だからでしょうか。そこから結句の「まだ淋しいです」。
その誰かや何かが在った休日は、雨だって寒くたってお腹がすいていたって淋しくはなかった。心の中にある部屋のどれか一つが満たされていなくたって、それはやっぱり淋しいでしかない。そのかけがえの無い存在が在るだけで他の何が不足しても淋しくなかったのに。

でもこれは暖かいお歌だととりたいです。いつも傍に居てくれて、自分を寂しがらせなかった存在が今は遠くて、でも大丈夫だと伝えたくても伝えられず出せない手紙のような。
いくらか汲み取れなかった部分も在ると思います。もっといっぱいお歌のイメージ聴かせて下さいね〜^^
休日は「やんなきゃいけないことをやる」日になるのである日本である

休日返上なんて言う日本語はシュレッダーにかけちゃいなさい!!!
はぁ〜泥のように寝たい〜泥のように酔いたい〜
グレッチで殴って(星)さん

ご講評ありがとうございます。
拙歌に頭フル回転させて申し訳ないです。

>とまどいは猿の顔して叫ぶかな年中無休愛の休日

猿が叫んでいるときの顔ってけっこう迫力あります。
とまどいも猿の顔で叫ぶと「なんじゃぁそりゃぁー!」的なかんじになるでしょう。
なににとまどっているかというと、年中無休と謳っていながら愛の休日としていることに対してです。
年中無休と書いた看板を出しておきながら、定休日とお盆年末年始とGWにしっかり休んでいる近所の理髪店に対しても同じことを感じますです。



>休日は「やんなきゃいけないことをやる」日になるのである日本である

ははは。
結句
の「日本である」がよいですね。
〜である〜であるのリフレインが効いているからでしょう。
平日にやれなかったことをまとめてやる日が休日ならば、週一では足りません。
でも、連休とかになると平日にやれなかったことも平日にやれたこともなんもやりたくなくなるので、とどのつまりはダメ人間としてのうのうとのさばっている日になってしまうのがむずかしいところです。

右の手をピストル真似てこめかみへ最前列に揺れる休日

よろしくお願い致します。
きょうこさま

>右の手をピストル真似てこめかみへ最前列に揺れる休日

ご投稿有り難うございます^^
私なりの解釈という名の妄想です。
状況を考えるとすると、私は電車待ちの列を思い浮かべました。休日にどこかへ出かけようと電車を待っていると、背後に人が並ぶのを感じなんとなく逃げたくなる。(個人的に私がそういう封に感じてしまうのですが)だとしたら今自分が死んだらどうなるか。その気持悪さ焦燥感はなくなり、自分自身がすっかり消えてしまうことで”揺れる”こともなくなる。揺れるとはその焦燥感のことでしょう。
休日にそんな考えに淀んでしまっている、ある種のトリップ状態。
このお歌はそんな自分を嘲笑い慈しむもう一人の自分を静かに認めることをしてくれるものだと思いました。

ご不満、文句が在りましたらどうぞなんなりと…!;;
ぜひきょうこさまなりの見解もお聞かせください^^
三浦パンダさま

やはり無意味な深読みをしてしまいましたか…(言葉の裏の裏を考え過ぎて結果めんどくさがられるタイプです)
たしかに、そんな休日の看板を出されたらひどい顔で戸惑うでしょうねー。
三浦さまのお歌は、特別でないところがとても好きです。語感としてはかっちりはまっている時も在るのですが、それらを俯瞰してみるととても落ち着いている。そしてこちらも普遍的な立場で感じられる。
歌会をまかされて緊張してたんですねー笑 
まぁ私の浅識さにもよりますが;; またご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします!
評をありがとうございます。
トリップな感じは伝わったようで良かったです。

今回の歌は曖昧な部分が多く、私自身にしかわからない部分がほとんどですが、、、
この歌はdetroit7(デトロイトセブン)というバンドのライブでの最前列にいる私を詠みました。
ちなみに曲も限定していて「SHOT MY RIGHT TEMPLE」という曲です。
RIGHT TEMPLE=右のこめかみ です。

”音”という部分を全く出していないのでライブだというのはやっぱり伝わりにくいですかね。
最初作った時の下の句は「大音量浴び揺れる休日」としていましたが、これだと家でCDを大音量で聴いている、という風に思われると思って、家ではない事を強調しようと思い「最前列に揺れる休日」としました。
細かい状況まで盛り込めないので読み手にそう思われてもいいのかもしれませんが、より限定したいと思いました。
それがかえって状況がわかりにくい歌になったのかなと思います。
考えてみると電車の最前列が生活における一番ポピュラーな最前列だなと思いました。

細かい説明をするとこの曲はサリンジャーの「バナナフィッシュにうってつけの日」がモチーフになっています。
私はこの曲を知ってからサリンジャーの本を読みました。ラストは物凄い衝撃でした。

ライブに行くことは現実逃避の部分が私にはあるので、グレッチで殴って(星) さんの解釈を読み、思う事の奥底の部分は伝わったように感じました。

どうもありがとうございました。
久しぶりの休日なので、休日の歌。

休日を折って畳んで練り返しうどんを作り鶏肉と喰う

葱なども無駄にはしない休日は丁寧な分すべてに触る

2首になりました。よろしくお願いします。
>葱なども無駄にはしない休日は丁寧な分すべてに触る

これ、かなり好きです。
すべてに触るという大胆な表現が歌を大きくしていて、いいですね。
その生活感は言われるまで気がつかないという深いレベルのところのものですね。

日曜でよく晴れていて唐突にミロが飲みたくなり立ちすくむ


おひさしぶりです。
寝て起きて寝て起きてなお閑寂と日曜はあり西日の中に
シャガールの黄色が醸す「日曜日」を頭と頭の隙間から見ゆ


床に伏しカーテン閉じる日曜の空の具合も知らずに終る


よろしくお願い致します。
私が現実の打ちのめされそうになっているときにみなさまの力作を見ていると背筋が伸びます…!
また拙な講評などさして頂きたいと思います!
くろやすさま

>休日を折って畳んで練り返しうどんを作り鶏肉と喰う

ご投稿ありがとうございます!
こちらはきっと、特別でない休日のことでしょうね。たぶんお昼。休日を折って畳むとは、繰り返し休日が来て、淡々と乗り越えていく。それを下の句に食事の風景を合わせることでとても身近に感じられるしリアルが増す。
これはそんな日常の生活をさらりと詠まれたお歌でしょう。本人はもくもくとご飯食べてるんだけど、目線は少し上を向いていると思います。
日差しの中で過ごす休日。また生活に折り目をつける休日がやってきて、それをこれからも繰り返すであろう普遍性と前向きな心。ぬくもりの感じるお歌です。

>葱なども無駄にはしない休日は丁寧な分すべてに触る

こちらにも食材が。三浦さまのおっしゃるように、口に出さないと分からない共通意識がうまく表されていてニヤッとしちゃいます。
それで、少しエロく詠んでみたいとも思いました。結句の「触る」が瑞々しくて色っぽいからです。
強引に、「葱」を人間の体だったりに置き換えると、それはたぶんきっと日常的なちょっと惰性の行為も、休日だからって特別に見つめ返してみる。なんだかちょっぴりゾクゾクしてしまいそうな、かわいらしいお歌だと思いました。

勝手な講評を失礼しました;;
くろやすさまのイメージも是非お聞かせくださいね!
みぃさま

>宇宙のね
端ならたしか
空いてるよ
連日休暇を
きみだけで埋める

講評は続けさして頂きます。三浦さまお許しを。。
みぃさん、投稿有り難うございます!会期中にお返事したかったのですが、間に合わず申し訳在りません;;

かわいらしいお歌ですね。休日の予定を訊かれて、すぐに返事をしたくない女子の気持でしょうか。空いてる日を素直に言いたくなくて、なんなら予定を全部その人で埋めたいんだけど、そんなこと言ってしまいたくない。
それで、「端ならたしか 空いてるよ」とじらす具合。ずばり、みぃさまモテるな…?←
そんなかんじで、ツンデレる女の子と、なんとなくそれを分かりつつも理解して紳士な彼。いいなーこのカップル笑 絶対いいかんじだなー笑

そんな私の妄想は置いといて、←自分で言ったクセに
それでも「きみだけで埋め」たいんですよね。こちらは、ちょっと特別な、(その人がいるってだけで自分にだけ)休日のお歌だと思いました。特別な、日常的な休日かなんて一緒にいる人で決まるものです。それを感じさせてくれたかわいらしいお歌でした。またよろしくお願いします!
わかしおさま

>日曜でよく晴れていて唐突にミロが飲みたくなり立ちすくむ

投稿有り難うございます。先に言うと、こちらは日常的な休日のお歌でしょう。きっとなんの予定も無い、起きてから予定を考えようという休日の日。それで、起きて晴れた窓を開けてみて、状況(その日の天気とか時間)を伺って、その日のスケジュールを何となくなぞるんだけど、それよりも前に自分の「ミロが飲みた」くなることがあまりにも唐突すぎて、そして自分ながら訳の分からない欲求に困惑する様子が汲み取れます。
「日曜でよく晴れていて唐突に」まで整っている句調が下の句で崩れるのがその葛藤をうまく演出で来ています。

立ちすくんで、1分くらいしてから、「ああ、何してるんだ、出かけよう」と思って着替えて支度をする本人が伺えます。唐突にそんなことを思ってたって、きっとまずミロを飲むことはしないんでしょうね。それが自分を保つこととしてとても大事なこととは思えないし、そうでなくでもいいと思っている。勝手に成り立っていく自分の日常を尊ぶお歌だと思いました。
なんだって、思ってることとやるべきことは違うのです。このお歌はそんな、日本人の休日を思う歌だと思いました。またご縁があったらよろしくお願いします、有り難うございました!
続きまして、こちらも。

>寝て起きて寝て起きてなお閑寂と日曜はあり西日の中に

こちらも日常的な休日でしょう。なんでもなくてあくまで日常的。
起きて突然ミロ飲みたいって思っちゃった方と同じ雰囲気を感じます。きっと同一人物。
でもこっちの方は、唐突な欲望を感じなく、そのままの彼の予定された休日が伺えるお歌です。

淡々とした言葉の中ににある日常なんだけど、閑寂とある日曜の風景と、「西日」という言葉でなんとなく悲しく響く。忙しく、自分の時間を持てない方のお歌でしょう。日曜だと感じる瞬間だって西日の中(夕方頃)にある。日曜なのだと感じると同時にああ、明日は出勤だ、と思う。

お歌としては、「寝て起きて寝て起きて」より「寝て起きて起きて寝てなお」の方が徒然感が出ていいかなと思いました。全体を通して悲しいので、「起きて寝て寝て起きて」とかにして起承転結をはっきりさせても良かったのかもしれませんね。
下の句はもう意味がはっきりしているのでいじる必要は無いかと。上の句で遊んでもいいのかと思いましたがそのままで十分伝わるお歌です。
とか言って意味が違ったら何なりと;;
取説のない人間の生き方を上手く歌った二連のお歌でした。有り難うございました!
きょうこさま

>シャガールの黄色が醸す「日曜日」を頭と頭の隙間から見ゆ

ご投稿有り難うございます。
シャガールの日曜日、有名な絵画です。私もその絵を見たことが在りましたが、やはり印象に残るのはあの黄色です。
「黄色が醸す「日曜日」」がロマンチックです。その黄色と、「日曜日」という題で私たちは安易に日のひかりを連想出来る。それを「頭の隙間」から見ている、少し皮肉なお歌でしょうか。でも隙間から見るほどそれは瞬間的で、ドラマチックに見える。

忙しい毎日を送っている方のお歌でしょう。それらから、私は電車に乗っている時の、他の電車とすれ違っている時の瞬間を思いました。
きっと休日勤務の日。それで会社に向かう電車の中で、他の電車とすれ違う瞬間に日のひかりが切れ切れになって車内に差し込む。それを頭の中だけで感じている、大人のお歌でしょう。

>床に伏しカーテン閉じる日曜の空の具合も知らずに終る

わー、私、よくこれやります。笑
これやると月曜日になんとなくやりきれない気持になりますよね。もうこれは本当に途方も無いお歌です。やるせない、誰もが共感出来る無気力な休日をありのまま詠んだお歌です。
お歌としては、「カーテン閉じた」の方がやるせなさが強調されて良かったと思います。
なにはともあれ、2曲とも日常から見た「休日」を感じられて素敵でした。
レスポンスなどの投稿でしたら三浦さまも許してくれるはず…!笑 
間に合わなかった私の講評に、文句も言えなかったのなら作者樣方の気持がもったいないですから…(じゃあ間に合わせよ… はい…)
グレッチで殴って(星)さん

五月の歌会のお世話、おつかれさまでした。
前回同様、 グレッチで殴って(星)さんの自分の土俵に引き込んでの講評にクスクス笑わせてもらいました。
>立ちすくんで、1分くらいしてから、「ああ、何してるんだ、出かけよう」と思って着替えて支度をする.....
あれぇ、見てたの?って感じなんですけど(笑)

でも、グレッチで殴って(星)さんの添削はなかなか正鵠を得ていると思いますよ。感心しました。
またの機会もよろしくお願いいたします。
今後も歌の投稿で楽しませてください。

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