湖西市子育てサークルくらっぷコミュのファーストサインとは？

コミュニティへのご参加ありがとうございます

ここでは、ファーストサインについてお話したいと思います

コミュへの参加を迷っている方もぜひ参考にしてください

『ファーストサインとは？』

ファーストサインとは、まだ話すことのできない赤ちゃんが
手話やジェスチャーを使ってママやパパとコミュニケーションを取る方法のことです。

サインの種類は人物（ママ・パパ）や生き物（動物・虫）、食べ物（野菜・果物）、
乗り物、自然（雨、太陽）、名詞（色・生活品）、動詞（歌う・食べる）、形容詞（ちょうだい、痛い）
・・・などなど多岐に渡ってあり、
手や指先がまだ器用でない赤ちゃんが覚えやすく動かしやすいものばかりになっています。

互いの手を見て意思を伝え合うファーストサインは、
視覚を利用した“視覚言語”と言われる立派な言語の一つです。
ファーストサインを出すことで、コミュニケーション力を育むことができ、脳の発達にも大きな効果が見られます。

皮膚刺激によるコミュニケーション「ベビーマッサージ」の
次のステップとして、スムーズな言語コミュニケーションへと導きます。

たとえば・・・

「なぜ泣いてるの？」「どうすればいいの？」
と泣いている我が子を見て困ってしまうことはありませんか？
赤ちゃんは“泣く”ということでママにたくさんの要求をしてきますが
ファーストサインを使うことで意思を上手に伝え、すぐ理解してあげられるようになります。
結果、親子のストレスが解消されることにもつながります。

言うことを聞かない我が子にイライラしていませんか？
近年、幼稚園や小学校で席につけない、先生の話を聞かない子供たちが増えてきています。
これは“会話や声を聞くことは楽しい”というメッセージが伝わっていないことが原因だといわれています。
ファーストサインを通して赤ちゃんは人と関わることが好きになり、同時に声を聞くことも好きになっていきます。
そのため、コミュニケーションの中で“聞く”力をぐんぐん伸ばすことができるのです。

我が子がわんわん泣いていた場合、空腹や眠いためだと決めつけていませんか？
身体のどこかが痛くて泣いているとしたら、その変化にいち早く気付いてあげることが大切です。
もし赤ちゃんが泣くだけでなく、ファーストサインで“痛い”と現していたら、
ママはすぐに我が子の異常に気付くことができます。
「危ない」「熱い」「ダメ」などのサインを使うことで、
事前に赤ちゃんを身の周りにある危険なものから回避させることもできます。

以下はファーストサインを行った親子のエピソードです。

・生まれてすぐから授乳の度に「おっぱい」のサインを見せていたら、
2か月ごろからおっぱいのサインを見せるだけで手足をバタバタさせて喜ぶようになった。

・夜中の授乳時はいつも泣いていたが、サインを覚えてからは泣かずに
「おっぱい」のサインをして教えてくれるようになった。

・おやつがリンゴの時、バナナが欲しかったようで「バナナ」のサインを出した。

・おもちゃ同士をぶつけては、「痛い」のサインを出してくる。

・野球好きのパパがいるので、テレビで野球中継が始まると「パパ」のサインを出してくる。

このように、ファーストサインは親子のコミュニケーションにとって
とても良い作用を生み出す素敵なものなのです。

少し体験したことがある方も、まったくの初心者の方も、
このサークルを通してみんなで楽しく覚えていきましょう！

サークルでは簡単なものをいくつかご紹介する程度になるので
本格的に習いたい方はぜひおうち教室にいらしてくださいね。