私たちの 魂 は、
始まりということもなく、終わりということもない。
意識は、一年の中の 一日のように、
そこに 留まっているだけなのである。
私たちは、意識が 全体であると、
大きな 勘違いをしていることで、苦しみが生じている。
一日に留まろうと、躍起になっていることで、
よけいに、自身の中で 複雑さを増してしまっている。
意識、身体は、魂の存在を
より明確にしていることに気付かなければならない。
〜 はじまり 〜
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〜 ゆらぎ 〜
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〜 次元 〜
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コメント(4)
事象や 現象は、
はじまりの一つに 還るための
準備として、その役割を 成しています。
「 ” 意識を、その方向に向かせるため ” にある。 」
そういっても、きっと、言い過ぎではないでしょう・・・
はじまりの一つから、
そのものの流れを見れば・・・
それが、こちらに向いていることが分かります。
「 〜したい 」 「 〜なりたい 」 という
意識や思考の流れから、
全体という流れを知ることになり・・・
全体という流れに 漂うことによって、
はじまりの一つに、戻ってくるのです。
心は・・・
自身を知らなければ、とても弱いものです・・・
画策し、虚勢を張りながら、自分を誇示して・・・
心を誤魔化し、それでも 頑張ってゆかなければなりません。
意味づけをしたり、理由づけをしたり、
人のせいにしたり、世の中のせいにしたり、
心に触れないように、頑張ってゆかなければなりません。
そうしないと、弱い心は、
すぐに 否定や 拒絶といった 分裂を起こしてしまうのです。
自身を知ることによって、
自身が、全体であることに気付いてゆきます・・・
いろんな努力をしなくても、
そのままの自身であることが、とても豊かなことなのです。
” あるがまま ” であるということは、
自身を認め、受け入れ、受け止めてゆくということなのです。
多くのものを 外に求めている者は、
それだけ、不安や 恐怖を持っているといえます。
自身を 知るまでは、
自身が、はじまりの一つであることに 気付いてはいないのです。
そのために、
外に求めることで、自身を知ろうとしているのです。
自身が、はじまりの一つだということに気付いた者は、
もう、一切の 恐怖も 不安も、迷うことさえもないのです。
この世の流れは、つねに脳を興奮させ、
一時も 立ち止まることをさせてはくれないのです。
興奮することに 慣れ親しんでしまっている人間は、
動物的な本能から、さらなる興奮を求めてゆくようになってしまいます。
興奮することを求め、
そこに 好悪をつけて、自身を省みることをしません。
想い込みによって、そのようになったことを、
仮想や 幻想の意識の中に 創りだしてしまうことさえもあります。
残念ながら・・・
真実の実在は、そこには存在していません。
真実の実在は、自身の・・・
” ありのまま ” の姿の中にこそ、あるものなのです。
自身を知ることは、
様々な 疑問を、明瞭にしてゆくことなのです。
仏教では、そのことを
” 無明を晴らし、光明を得る ” といいます。
外に向けている意識を、内に向けることで
己を通して、いろいろなことが分かってきます。
自分に興味を持ち、意識して生活することは、
多くの誤解を 解いてゆくことになります・・・
その中から、心の癖を知り、
心の癖に 囚われることなく、
ありのままに 観られるようになってゆくのです。
自分を、” ありのまま ” に観られるようになってくると、
自分の周りも、” ありのまま ” に 観られるようになってきます。
心の状態が 穏やかであれば、
当然のことながら、今までとは違った目線から観れるようになってきます。
自分が変れば、周りが変るというのは、
心の状態が、そのように見せていることの現われでもあります。
意識 ・ 思考 ・ 心 ・ マインド ・ 私が中心の私 ・・・
想念 ・愛 ・ 慈しみ ・ 共感 ・ 調和 ・ 感謝 ・・・
『 ものごとは心にもとづき、
心を主とし、心によってつくり出される 』
ダンマパダの 最初の一説です。
ダンマパダでは、このことだけを
あらゆる方向から観て、説いているのです。
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